気持ちの切り替えが大切。
前期対策を活かして過去問を演習
後期日程で合格
横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科
1年 H.Yさん
- 2024年入学
- 熊本県公立高校 2024年卒
- 得意科目:化学、英語
- 苦手科目:国語
- 共通テストの結果(5教科7科目):672点/900点 → 得点率75%
2次試験の合否結果(2024年)
※ここでは、A=「合格可能性80%以上」、B=「合格可能性60%以上」、C=「合格可能性40%以上」、D=「合格可能性20%以上」、E=「合格可能性20%未満」
不合格の要因は?
共通テストの国語で、学校の学年平均を下回る低い点を取ってしまいました。国語は高校3年間も全然成績が上がらず、受験期に入ってから上がった漢文でしか高得点を出せず、現代文・古文で十分に得点できませんでした。また、2次試験では、数学の積分の問題で、途中式の計算ミスをしてしまい、正解にたどりつけませんでした。理科でも、得意だった化学の得点が物理より15点ほど低かったことが響きました。
2次試験の合否結果(2024年)
※ここでは、A=「合格可能性80%以上」、B=「合格可能性60%以上」、C=「合格可能性40%以上」、D=「合格可能性20%以上」、E=「合格可能性20%未満」
後期日程にどう切り替えた?
正直、前期試験が終わった時点で数学・物理の手ごたえがなかったので、落ちることを覚悟していました。そこで、前期試験の翌日はUSJで遊んで気持ちをリフレッシュさせました。その後、後期試験まではそれほど時間がないので、大阪大学で自分が解けなかった類いの問題を確認し、横浜国立大学の過去問と比べながらどの程度までできるようにならないといけないかを考え、力がつくように勉強しました。
後期日程 科目別対策
[数学]
前期対策の復習に加えて後期の過去問演習に着手
それまで横浜国立大学の過去問は目を通す程度で解いていなかったので、前期試験終了後から過去問を解き始めました。大阪大学に向けてしっかり勉強しておけば、横浜国立大学で十分に戦えるレベルだったので、その下地を活かして過去問演習に取り組み、わからなかった問題は繰り返し解きました。後期試験までに残された期間は短いため、赤本から頻出の分野や傾向をつかむようにし、最後の磨きをかけました。
[物理・化学]
得意の化学は過去問集を1周分、物理は繰り返し解いた
数学と同様に物理・化学も、前期試験終了後から過去問を解き始めました。大学にもよると思いますが、横浜国立大学の理科は穴埋め式でそこまで難易度も高くないので、大阪大学対策の勉強をしっかりとしておけば点を確実に取れる問題でした。そのため、過去問演習は、得意の化学は過去問集を1周分解く程度で終わらせ、物理は解けるようになるまで何周も繰り返し解きました。
後期日程 前日・当日・受験後をレポート
前日 試験会場へのルートを確認
最寄り駅が3つあったので、2通りのルートを歩いてみて、楽なルートを選んで試験会場の下見に行きました。学内も少し見て回ってから、ホテルに戻って最後の勉強をしました。また、担任の先生に、前期の感想や後期に向けての心境などを電話で連絡。夜は早めに寝て、本番で眠くならないようにしました。
当日 防寒対策を万全にいざ試験へ
試験当日は気温が低く、雨が降り、風もかなり吹いていたので、防寒対策をしっかりと行い、万全の態勢で試験へ向かいました。また、昼ご飯のほかに日ごろから食べていたラムネを持って行き、試験の合間に糖分補給をしました。試験は実力が出せるように気を楽にして臨みました。
受験後 リフレッシュして住まいを探した
後期試験が終わった日は、すぐにホテルに帰り、親とレストランで食事をしました。翌日は、飛行機の時間まで行きたいところを見て回り、関東を楽しみました。熊本に戻った後は、1回だけ予備校の説明会に行きましたが、基本的には遊んでいました。受かった時のことを考え、下宿の目星もつけました。
後期日程に挑戦する受験生へ
前期対策にしっかり取り組んでおけば、後期攻略につながる!
睡眠・食事はしっかり取り、規則正しい生活を送ろう!
早く切り替えることが大事。強気で向かっていこう!