成績を上げたければ…
受験生は、寝ろ!
柳沢 正史 先生
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
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2024年6月号より
勉強時間より睡眠時間
睡眠は、良いことづくし
解説するのは、睡眠研究の権威・柳沢正史先生。柳沢先生によると、睡眠は認知機能の発達を助けるのだという。さらに「高校生の脳はまだ発達段階にあるため、認知機能を高めたければ長く眠るべき」と柳沢先生。睡眠を十分に取れば、集中力や記憶力が上がり、免疫力もアップ、疲れが取れ、太りにくくなる。結果的に勉強の効率も上がるため、睡眠時間を削って勉強するよりも、たっぷり眠ってから勉強したほうが、効率が良いとのことだ。
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今の受験生がやるべきことは…
- 昼に眠くならないくらい、夜たっぷり寝る
- 寝るときは静かで真っ暗な部屋で体を休める
- 朝起きたら、太陽の光を浴びる