瀧 靖之 先生
東北大学加齢医学研究所

2024年8月号より
ポジティブ思考で効率も↑↑
本番直前で不安になって勉強が手につかなくなったり、「今さら追い込んで頑張っても……」と気持ちが緩んでしまった受験生に、瀧靖之先生の言葉を送りたい。「脳には可塑性があるから、頑張った分だけ伸びるんです」。脳の可塑性とは、変化する力のこと。脳は、何歳になっても学び、変化して、成長を続けるのだという。習得スピードに個人差はあっても、勉強や練習を続けることで、能力は伸びる。
とはいえ、脳の成長は常に右肩上がりとは限らない。下がることも、平行線が続くこともある。しかし、そこで落ち込まずに努力を続けることが大切だ。ポジティブな感情は記憶力を高めるため、「頑張れば、必ず伸びる!」と考えて勉強することで、より効率的に、本番当日まで学力を伸ばし続けられる。

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