理学部 学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

*入学後は、まず、教養学部で2年間学修する(前期課程)が、初めの1年半は文科一類~三類、理科一類~三類に分かれ、リベラル・アーツ教育によって幅広く深い教養と豊かな人間性を培うとともに、後期課程の専門教育に必要な基礎的な知識と方法を学ぶ。あとの半年は進学が内定した学部の専門教育科目を主として学ぶ。学部・学科(後期課程)への進学は学生の志望と前期課程の成績によって決定する。
*以下、後期課程の各学部の学びの内容について。
理学部
歴史
設置 1949
学科定員

計280 数学44、情報科学24、物理69、天文5、地球惑星物理32、地球惑星環境19、化学44、生物化学15、生物18、生物情報科学10

学部内容
 数学科では、紀元前からの長い歴史を持つ数学について学び、さまざまな現象を定式化することで現れる幅広い汎用性を考察する。
 情報科学科では、プログラミングや並列計算、機械学習の分野を学ぶ。演習のほか、コンピュータの動作原理を理解するための実験も行う。
 物理学科では、素粒子・宇宙・物性物理学など幅広い分野を網羅し、理論から実験までさまざまな研究方法を通して考察する。
 天文学科では、恒星や銀河、宇宙の仕組みを追究。演習では望遠鏡を用いて取った観測データをコンピュータで解析を行う。
 地球惑星物理学科では、物理学を軸に地球・惑星を対象として、大気海洋・固体地球・惑星宇宙のさまざまな現象を講義と実験・観測を密接に関連させながら学ぶことができる。
 地球惑星環境学科では、地球や惑星の形成史や、それに関与する大気・水・生命などとの相互作用を解明する。実地での観察を重視し、国内・海外でのフィールドワークを多く設ける。
 化学科では、全ての物質を分子レベルで考察する。分析化学無機化学実験、有機化学、物理化学演習、基礎化学英語演習などの科目がある。
 生物化学科では、生命現象を分子レベルで理解することを目標に、神経科学、体内時計、非翻訳RNA、構造生物学と創薬などの最先端の課題に焦点をあてた研究・教育を行う。
 生物学科では、植物、動物、人類学の全分野で、生物に直接接する機会を大切にしており、附属植物園や屋久島での分類学、附属臨海実験所での海洋生物実験、北海道での遺跡発掘など、野外実習を多く設けている。
 生物情報科学科では、生物学と情報学の両方をマスターすることを目標としている。実験を行い、膨大なデータを処理できる力を身につける。
後期課程進学者の男女比率(2022年) 男89%・女11%
東京大学
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