工学部 学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

*入学後は、まず、教養学部で2年間学修する(前期課程)が、初めの1年半は文科一類~三類、理科一類~三類に分かれ、リベラル・アーツ教育によって幅広く深い教養と豊かな人間性を培うとともに、後期課程の専門教育に必要な基礎的な知識と方法を学ぶ。あとの半年は進学が内定した学部の専門教育科目を主として学ぶ。学部・学科(後期課程)への進学は学生の志望と前期課程の成績によって決定する。
*以下、後期課程の各学部の学びの内容について。
工学部
歴史
設置 1949
学科定員

計938 社会基盤40、建築60、都市工50、機械工85、機械情報工40、航空宇宙工52、精密工45、電子情報工40、電気電子工75、物理工50、計数工55、マテリアル工75、応用化学55、化学システム工50、化学生命工50、システム創成116

学部内容
 社会基盤学科では、人間・自然環境を再生・創造する、多彩で個性豊かな人材を育成する。設計・技術戦略、政策・計画、国際プロジェクトの3コースを設置している。
 建築学科では、古建築、超高層建築、住宅生産、都市の建築や再開発など、幅広い建築学の知識・技術を身につけ、創造力を発揮して、建築・都市の設計を行うことのできる人材を育成する。
 都市工学科では、地球環境から人びとの豊かな暮らしまでを対象に、都市の未来について多様な視点から考察。都市計画、都市環境工学の2コースを設置している。
 機械工学科では、新しい機械や機械システムの創造を通じて、安全・安心で豊かな持続型社会の実現に貢献する力を身につける。材料力学、熱力学、流体力学、機械力学の4力学を中心とした分析の基礎と、設計や生産などの統合の応用を結びつけた教育を展開している。
 機械情報工学科では、ロボット、知能システム、脳型情報処理、バーチャル・リアリティ、ナノマシンなどを研究対象とし、機械とコンピュータの融合という新しい分野を追究する。
 航空宇宙工学科では、構造・材料、飛行・制御などのさまざまな工学分野のバランスの取れた統合を目指し、システム統合化能力の育成を柱とするカリキュラムを編成。航空宇宙システム学、航空宇宙推進学の2コースを設置。
 精密工学科では、精密工学の基礎であるメカトロニクス・設計情報・生産に関する実践的な知識に加え、人・人工物・環境のよりよい未来を創造するために必要な先端領域の教育を行う。
 電子情報工学科では、情報・ネットワーク・メディアなどの情報化社会を支える根底となる技術を学び、それらの技術の新しい可能性を模索し、切り拓くことのできる人材の育成を目指す。
 電気電子工学科では、電磁気学・量子物理学を基礎に工学的分野を学ぶほか、物理学的側面と情報学的側面の両方を融合した新しい領域の創成にも力を注いでいる。
 物理工学科では、物性理論、固体物理、半導体物理、レーザ、非線形光学など、物性物理全般の基礎をはじめ、物理学の最先端を学び、新しい学問と産業を切り拓いていける人材の育成を目指す。
 計数工学科では、電気・機械・材料といった個別分野に依存しない普遍的な概念や原理の提案、系統的な方法論の構築を目指す。数理情報工学、システム情報工学の2コースを設置。
 マテリアル工学科では、各種マテリアルの合成、構造と機能についての基礎、および目的の機能に応じたマテリアル設計の基礎を学ぶ。バイオマテリアル、環境・基盤マテリアル、ナノ・機能マテリアルの3コースを設置している。
 応用化学科では、超伝導材料学、分光分析化学、触媒基礎工学、有機機能化学、無機材料化学、理論化学、表面物性、高分子材料工学、有機エレクトロニクス科学などの分野を学ぶ。
 化学システム工学科で学ぶ分野は、「環境」「エネルギー」「医療」「材料・デバイス」「産業応用」「安全・安心」など多岐にわたる。
 化学生命工学科では、生命現象を分子レベルで解明することを基盤とした生命分子・生命システムの創造と応用のほか、高効率・高選択的な新しい有機合成・高分子合成の方法論を学び、超分子・超材料の創造を目指す。
 システム創成学科では、環境、エネルギー、食料、人口など、21世紀の人類が直面する大問題を解決できる人材の育成を目指す。環境・エネルギーシステム、システムデザイン&マネジメント、知能社会システムの3コースを設置している。
後期課程進学者の男女比率(2022年) 男88%・女12%
東京大学
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