医学部 学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

*入学後は、まず、教養学部で2年間学修する(前期課程)が、初めの1年半は文科一類~三類、理科一類~三類に分かれ、リベラル・アーツ教育によって幅広く深い教養と豊かな人間性を培うとともに、後期課程の専門教育に必要な基礎的な知識と方法を学ぶ。あとの半年は進学が内定した学部の専門教育科目を主として学ぶ。学部・学科(後期課程)への進学は学生の志望と前期課程の成績によって決定する。
*以下、後期課程の各学部の学びの内容について。
医学部
歴史
設置 1949
学科定員

計180 医学140、健康総合科学40

学部内容
 医学科では、まず、解剖学をはじめとした基礎医学や衛生学などの社会医学を学び、その後、臨床医学の講義・実習が始まる。基礎研究医および臨床研究医を育成するため、以下の3つのプロジェクトを用意している。
◆PhD-MDコースは、基礎医学研究者の育成を目指し、医学部卒業を待たずに研究に集中したい学生向けのコース。
◆MD研究者育成プログラムは、基礎医学研究者の育成を目指し、通常の医学科の授業と並行して行い、基礎医学研究に必要な素養を身につけ、実践するプログラム。
◆臨床研究者育成プログラムは、臨床医学研究者の育成を目指し、医学における研究の重要性、臨床系研究者としての考え方などについて学ぶ。
 健康総合科学科では、人びとの健康に働きかけ幸福の向上に寄与するため健康総合科学の理論と実践に必要な基礎的知識と技術を修得し、健康に関わり社会に貢献するプロフェッショナルとしての倫理観を育む。以下の3専修を設置している。
◆環境生命科学専修では、人間生物学や生命科学、ならびに人間の集団が活動する場となる人間・生態系に関する環境学などについて学ぶ。
◆公共健康科学専修では、医学・疫学研究のデザインやデータ分析の方法論、治療や予防の効果検証手法、疾病の社会的負担や保健医療政策の分析手法、健康の社会・行動的要因の測定・分析方法、調査の設計と実施、そしてデータに基づく対策や提言の立案・実践手法などを学ぶ。
◆看護科学専修では、さまざまな実習を通して、基礎科学から臨床技術まで構造化した学問体系で学び、新しい看護科学の発展に貢献し、グローバル化を促進しつつ日本の優れた看護学を世界に発信できる人材を育成する。
後期課程進学者の男女比率(2022年) 男79%・女21%
2023年医師国家試験合格率(新卒) 94.8%
東京大学
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