受験で良い結果を出すためには、規則正しくルーティーン化されたスケジュールに則って生活することが大切だと思います。僕が高3の頃は課題が終わらないなどの理由で夜更かしをして生活リズムが崩れることが多く、試験などできちんと集中できていなかった気がします。浪人期は毎日一定以上の睡眠が取れるスケジュールで生活できていたため、試験で本来のパフォーマンスを発揮することができました。
スケジュールの立て方として意識すべきポイントが2つあります。1つ目はスケジュール調整日を組み込むことです。例えば毎週土曜日を調整日とすることで、平日急用が入って予定通りの学習ができなかった分を取り返すことができます。2つ目は、短期目標と長期目標の2つを立てることです。問題集1冊の終了予定のみを立てると、終了日が数ヶ月先になり長い道のりになってしまうため途中で断念してしまいがちです。必ず章ごとに区切るなどして、向こう1ヶ月以内に短期目標を設定しましょう。
辛い受験期を乗り越える方法として、受験がうまくいった後にやりたいことをイメージすることをおすすめします。受験することを選択した以上受験からは逃げられないわけですから、現実逃避するような思考をするのではなく受験を乗り越えた自分を想像する方がいいと思います。友達と旅行に行きたい、あのゲームをしたいなどといったことで良いので、とにかく受験を乗り越えるために前向きな要素を探し出しましょう。
できるだけ早く全ての教科で基礎・応用レベルまで学習を進めて、演習に使う時間を最大限取りましょう。どれだけ勉強しても受験本番ではみたことない問題が出ることが多いです。そんな時、問題演習にたくさんの時間を使ってさまざまな出題形式に慣れてきた人の方が有利なのは間違いない事実です。夏休みまでには志望校の過去問を一度解く、もしくは眺めてみましょう。
高1・2年のうちはまだ志望校、学びたい学問が決まってない人も多いと思います。周りに志望が定まっている人がいて焦りを感じている人もいるかもしれませんが、心配する必要はありません。部活や行事などで忙しい人もいると思いますが、勉強の隙間時間で色々な大学のホームページなどを見てみてください。学部の紹介ページを見ればその学部で学んだ人はどのような職業に就く人が多いか分かったりするので進路を決める手掛かりになるかもしれません。
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