私が医学部を目指したきっかけは、生涯にわたり地域医療に貢献してきた祖父の存在です。中学生の頃には、自分も地域医療に従事したいという志が芽生え、次第に浜松医科大学を志望校として意識するようになりました。また、オープンキャンパスで見た学生たちの生き生きとした大学生活の様子や、当時の学長の講話に心を打たれ、志望を固めました。
高3の初めまで部活動に打ち込んでいたため、引退までは学校の課題と予備校の授業の復習が中心でした。引退後も学校行事に力を入れていたため、本格的に受験勉強を始めたのは9月からでしたが、それ以降は遅れを取り戻すために、必死に勉強に励みました。限られた時間の中で最大限努力できたことが、合格につながったと感じています。
受験期を乗り越えるために最も効果的な方法は、高め合える友人と切磋琢磨することだと私は思います。受験期には成績が伸び悩んだり、他人と比較して落ち込んだりすることもありましたが、友人と勉強の約束をしたり、同じ参考書に取り組んで競い合ったりすることで、自分の逃げ道を断ち、自然と勉強に向かう気持ちが生まれました。
私が駿台に入学して良かった点は、授業の質が非常に高く、個性豊かな先生方に出会えたことです。どの科目の授業も非常に分かりやすく、発展的な内容まで網羅されていたため、大きな自信につながりました。また、先生方の人柄にも魅力があり、「来週も授業を受けたい」と思えるほど、毎回楽しみながら学ぶことができました。
受験までの道のりは、長いようであっという間です。成績が伸びず、勉強への意欲が薄れることもあると思いますが、どんな状況であっても勉強だけは継続してください。模試の判定がどんなに悪くても、諦めなければ必ず合格できます。合格の可能性を少しでも高めるために、自分に甘えず、最後まで努力して勉強を続けてください。
「受験はまだ先だから大丈夫」と思っている人も多いかもしれませんが、余裕と油断は違うことを自覚してほしいです。高3になったら勉強すると決めていても、実際は思うように進みません。成績が上がるかどうかのギリギリの賭けに頼るのではなく、今のうちから地盤を固めて、余裕を持って受験期を迎えられるよう、着実に学習を進めてください。
私が、医学部医学科を志すようになったのは、中学3年生からだったと思います。ブラックジャックを読んで、患者の治りたいという意思を一番に考える姿に憧れを持ちました。また、県が行うこころざし育成セミナーに参加して、地元の医療に貢献したいという思いもあったため、浜松医科大学を志望しました。高校1年生の時点で推薦入試での出願を考えていました。
高校に入学する前から推薦入試での出願を考えていたので、毎回の定期テストを手を抜かずに頑張っていました。本格的に志望校に向けた対策を始めたのは3年生の10月ごろでした。共通テストの勉強と並行して、学校の先生に面接対策をしていただきました。小論文と適性検査の対策は共通テストが終わってから開始しました。推薦入試の過去問演習をして、学校の先生に添削していただきました。
私がモチベーションを保つことができた大きな要因は、浜松医科大学の公開講義に参加したことだと思います。高校生が実際の大学の授業を受けられる機会は貴重で、大学生活をリアルに想像することができ、モチベーションが高まりました。また、不安なことがあったときには、先生や友達に相談して励ましてもらうことで、また頑張ろうと思えるようになりました。
受験は早めの準備が大きな差を生むと思います。志望が定まってきたら、今の自分に何が足りないのかを確認し、突き詰めていくのみです。頑張ってください。
私は高校に入学する前から推薦入試での受験を考えていたので、1・2年生のころも定期テスト勉強を頑張っていました。そのおかげで基礎も固まったと思いますし、推薦入試を受けられるという幅が広がったわけなので、学校の勉強も大事にすると良いと思います。
小さい時から医療関係に携わりたいなと漠然と思っていましたが、医学部に行きたいと本格的に意識したのは高1の終わりくらいです。ちょうどその頃、家族が病院にかかる機会があり、お医者さんがとても頼りになるありがたい存在だと感じました。それと同時に、たくさんの患者さんが夜遅くに診察を待っている姿や、地域の医師不足を目の当たりにし、この状況を変えなくてはいけない、変えたいと強く思いました。
高校では吹奏楽部に所属しており、オフが1週間に1回程度しかなく、高3の春までは部活動に力を入れていたため、かなり忙しかったです。高2の冬から受験を意識し始めました。私は電車通学だったので、通学時間を勉強時間にあて、単語を覚えたり小テスト対策をしたりしていました。意識の核として、「時間がない分、限られた時間で集中して勉強しなくては!」といつも自分に言い聞かせていたので、隙間時間を活用できていたかなと思います。
部活に参加していた間は、平日は授業の予習復習に約2時間、休日は学校や塾の課題に取り組み4時間くらい勉強していたと思います。夏休みは、午前10時ぐらいから自習室に行き、午後9時くらいまで勉強して帰る日々でした。毎日同じ環境だと飽きてしまうので、図書館や市の公民館、学校の教室、塾の自習室などいろいろな場所で勉強していたと思います。平均して1日9時間程度勉強していたと思います。
私の場合、1ヶ月ごとや1週間ごとの勉強スケジュールをたてても、その日の気分や問題の難易度により予定通りに終わらせることができないことが多く、余計にストレスがたまることがありました。そのため、朝にその日にやるべきことを書き出すようにしていました。
問題集にはあれこれ手を出さずに、1つの問題集を早めの段階でまず1周取り組んだ上で、何回も解き直す時間を取れるようにしておくと良いと思いました。また受験はメンタルが全てです。問題がさっぱり解けない、頑張り続けるのが辛いと思っても決して最後まで放り出さないでください。逆転合格するのは最後まで諦めない人です。私がそうでした。
学校の小テストなどで「毎回満点をめざそう」という意気込みで取り組んでいました。そのことが結果として英語・数学・国語の基礎・土台になり、共通テスト対策をする段階では理科などの他教科に時間を充てることができました。皆さんにも高1、高2のうちに小テストなどを利用して、単語や文法などの基礎をしっかり固めておくことをおすすめします。
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