理学部 学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

理学部
歴史
設置 1949
学科定員

計270 数理55、物理90、化学50、生命理学50、地球惑星科学25

学部内容
 現代自然科学のあらゆる分野を網羅する規模を持ち、充実した施設や設備を用いて、自然界の根本法則の解明を目指す。学生募集の際には、学科単位ではなく、理学部として募集する。
 1年次には学科に属さず、全学共通教育を受ける。数学や理科の基礎科目のほか、物事に対する考え方や議論の方法そのものを学ぶ専門リテラシー、人文社会系の教養科目、外国語など、高度な知識人にふさわしい教養を身につける。1年修了時に、希望や成績などによって各学科への配属が決まる。
 2年次以降は各学科に分かれて、より専門的な科目を学ぶ。少人数演習やセミナーも多く取り入れられている。また、他学科の講義も履修することができるので、自然科学の知識をよりいっそう広げることができる。3年次秋学期または4年次になると、各研究室に配属され、卒業研究に取り組む。
 数理学科では、高校までに学ぶ数学を土台として、数理科学的能力と体系的・論理的思考力を養うことを目標とした教育が行われている。主な科目として、集合と写像、位相と距離、代数学要論、幾何学要論、解析学要論、計算機数学基礎などがある。
 物理学科では、自然界を貫く単純で普遍的な真理の追究と、素粒子・宇宙や物質、生物全ての世界の理解を目指す。実験と理論の両面を深く理解できるように配慮されたカリキュラムで学ぶ。主な科目として、解析力学、電磁気学、量子力学、統計物理学、数理物理学などがある。
 化学科では、あらゆる物質を実験的・理論的に調べ、新しい物質の創造を目指す。また、研究成果を、わかりやすく解説し、社会に還元できる能力を身につける。主な科目として、分析化学、無機化学、有機化学、生物化学、物理化学、量子化学、生物無機化学、物性化学などがある。
 生命理学科では、複雑な生命現象をDNAやタンパク質の働きから理解することを目指す。動物や植物、微生物などさまざまな生物について、個々の細胞レベルの応答から、個体形成や環境適応などの高次生命現象まで、幅広く普遍原理を学び、生命科学に必要な論理的思考力や実験技術などを修得する。
 地球惑星科学科では、地球や惑星の過去・現在・未来の状態を解明することを目指す。地球や惑星に関する講義だけでなく、自然現象をとらえる上で基礎となる物理学的、化学的、生物学的、数学的な方法についての講義や実験・実習も行っている。
新入生の男女比率(2023年) 男81%・女19%
名古屋大学
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