自分はコツコツと勉強ができるタイプではなかったため、高1のころはとにかく定期テストだけはしっかりやる。2年の冬からは、今までの復習だったり、英単語や古文単語などの積み重ねがキーとなるタスクをこなしていきました。しかし、最初からスタートダッシュをきれたわけではありませんでした。高3の春頃から、しっかりと切りかえて単語帳一周、自分の苦手な数学の基礎問題だったり世界史のおおまかな流れなど、幅広い分野に手を出しておいたおかげで、3年の夏、冬ともに自分が計画したような勉強を実行することができました。
1年生や2年生の頃は1日に0~3時間ほど、受験生になってからは、毎日3時間休日は4時間を目指してやっていました。夏休みごろになると、まわりもガンガンにやりだすためそこから一律4時間に、冬休みや共テ直前期は一日に6時間ほどやっていました。自分はメンタルが弱い方だったので、長時間の勉強に耐えられないタイプでした。なので、他の人と比べると時間的には少ないですが、その分理解しなければならないことなどをリストアップしてそれを達成することを心がけていました。
とにかく英語は、1年生のうちからしっかりと長文になれておくことが大切だと思いました。3年生の春頃に単語帳を一冊完璧にしておくと、その後授業で行う演習だったり、模試だったりを有意義に活用することができます。これは全教科に言えることですが、ギリギリで焦ってやるよりも余裕のある時期から、「未来の自分を安心させてあげる」というマインドでいくと色々上手くいきます。得意科目にもスランプは必ず来ますが、この考え方のおかげですぐにそれを脱し、模試も本番もいつも通りの自分の点数をたたき出すことができました。
人によってできること、できないことは違います。そもそもが不平等の状態から全員がスタートするのです。だから、自分がやるべきこと、やれることをただひたすらにやるだけです。漠然と「何かしないといけない」「志望校に受からないといけない」と考えるから不安やプレッシャーに押しつぶされるんだと思います。そうじゃなくて、「今から自分は自分ができることを精一杯やらないといけない」と考えてみてください。少しは楽になると思います。
自分は1・2年生の頃から定期テストや模試をとにかく頑張ってきました。ほとんど全て学年一位の成績をキープしました。そのお陰で3年生になっても、今までのプライド、自分なら大丈夫という自信をもって受験生として奮闘することができました。受験は遠い話ではありません。高校に入学した時点で競走はもう始まってます。ぜひ自分が発揮できる最高の力を出せるようにがんばってください。
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