工学部 学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

*以下、新入生の男女比率は一般選抜の結果をもとに算出している。
工学部
歴史
設置 1949
学科定員

計955 地球工185、建築80、物理工235、電気電子工130、情報90、工業化学235

学部内容
 地球工学科は、文明に必要な資源・エネルギーの技術体系〈資源工学〉、文明を支えるインフラストラクチャー(社会基盤施設)の技術体系〈土木工学〉、人間・自然環境の均衡を維持する技術体系〈環境工学〉の3部門構成。
 1・2年次には、広範な基礎科目のほかに、地球工学の基礎として、構造力学、水理学、計画システム分析、情報処理などを学習し、基礎学力を養う。
 3年次には、土木工学コース、資源工学コースおよび環境工学コースのいずれかに進み、各自の志望に応じた科目を自由に選択する。
 4年次には選択科目に加えて特別研究(卒業研究)を行う。
 また、国際的技術者の養成を目的として、すべての講義を英語で行う「国際コース」が設けられている。海外からの留学生と日本人学生が共通言語で共に学んでいる。
 建築学科は、対象領域や研究手法から次の3つの系に大別できる。
 計画系では、住宅から地域・都市空間までを対象に、空間構成の計画・設計や建築生産の方法について学ぶ。
 構造系では、建築物を構成している各種材料や構造の力学、自然現象に対する安全な構造技術の開発から、合理的な設計理論、施工法に至る幅広い分野の教育・研究を行う。
 環境系では、物理的環境要素と人間への生理的・心理的影響を総合評価した環境計画、それを安全で最適に実現する設備計画について教育・研究を行う。
 物理工学科では、工学の全ての分野において重要な基盤となっている物理工学に関して、その科学的基盤から工学的応用まで、広い分野にわたる授業科目が用意されている。
 すなわち、数学および物理学から学習を始め、核となる固体・流体に関する力学や電磁気学、熱力学、原子物理学の初歩を基礎的な専門科目として履修する。機械システム学コース、材料科学コース、エネルギー応用工学コース、原子核工学コース、宇宙基礎工学コースに分かれている。
 電気電子工学科では、1・2年次において、数学、物理学といった全学共通の科目のほかに、電気回路、電子回路、半導体工学、計算機、情報処理などを学習し、また初歩的な電気電子工学に関する実験を行って基礎学力を養う。その後、3年次では、より進んだ実験や演習を行うとともに、各自の志望に応じた科目を自由選択学習し、4年次では最先端のテーマに取り組む。
 情報学科では、情報学の理論と実践とを有機的に結合し、数学と物理を基礎として未知の問題が持つ数理的構造を解明する人材、および先端的な技術にチャレンジする人材を養成する。同時に、情報学における計算機科学および数理工学はその性格上全ての学問領域とつながりを持つため、広い視野の育成も重視している。
 1年次修了時点で、数理工学コースと計算機科学コースに分かれる。
 工業化学科は、化学に関連した広い分野にわたる基礎学力の養成を重視した授業科目が用意されている。
 学生は、2年次後期から、創成化学、先端化学、化学プロセス工学の3コースに分かれ、将来の専門分野に応じた教育を受ける。
新入生の男女比率(2023年) 男91%・女9%
京都大学
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