まずは最大限勉強する時間を確保しましょう。とても辛いことですが、今までになく自分に厳しくなることが必要です。次に、志望校の試験の配点を確認し、教科の得点比率を割り出します。これをベースにして、各科目に割り当てる勉強時間を確定させましょう。最後に、具体的な勉強内容が分からないときは大学受験の入試を熟知している大人に躊躇せず相談しましょう。
大学受験において、ある勉強が「完成した」とはその勉強した内容の全てを自分の言葉で説明できることを意味すると考えます。そのため、教科書や問題集の解説の意図まで一言一句理解することは、初見の入試問題を解く際に必要な力です。練習問題を解く際には答え合わせはもちろん、自身の力で問題に対して「なぜ」を追求し、深掘りしてから解説を確認し力をつけましょう。
まずは遊びたくて仕方ない方へ。まずは1か月間、1日を勉強に最大限捧げましょう。勉強することが当たり前になって、遊びへの欲望は気が付けば消えているでしょう。次に朝起きられなくて困っている方へ。私も朝は苦手でした。前日だけでなく日々、生活リズムを整えることを心掛けましょう。また、家族や友達を頼ることも一手だと思います。
皆さんは1年もしないうちに受験を迎えます。誰に見られても恥ずかしくない時間を1分1秒単位で過ごす必要があります。並大抵のことではありませんし、逃げ出したくなるのも当然です。しかし、あと少しだけ、本当にあと少しだけ忍耐強く努力を続ければ道は開けます。あなたの最大限の努力をしてください。ただし、健康と睡眠時間には十分気を配りましょう。
まずはあなたの大学受験でのゴールを確定させましょう。人生全体のゴールから決められる人はそれからでも構いません。大学で学びたいことの想像がつかない方は名前を聞いたことのある大学で構いません。その大学の学部学科のホームページを全て閲覧してみましょう。そうすると、書いてある内容を読むことができた学部学科は、あなたに向いているかもしれません。
私は3年の総体まで部活をすると決めており、特に3年の4~5月は勉強にあまり時間を割けませんでした。そのため、模試で初めて志望校E判定を取るなど、しっかり受験対策をしているライバルたちに遅れを取るかたちになりました。その後、遅れを取り戻そうと冠模試C判定を目標に必死に勉強し、なんとか目標を達成、定着した勉強習慣を崩すことなく最後まで続けたことで合格できたのだと思います。
私は共通テスト国語が苦手でした。点数も安定せず、直前模試では6割を切り偏差値も40台となりました。しかし、志望大学は共テ国語の配点が大きく、8割は必須。そこで私は冬休みの間かなりの時間をかけて学校、塾、ネット上の過去問や予想問題などを解きまくりました。40回分近く解いたと思います。結果、テスト中は40回分解いたというのが自信となり、冷静に問題文を読み解き進めることが出来ました。国語の出来の不安が次の教科に影響を与えることはなく、国語も総合得点も約85%と自己ベストを更新できました。
私は成績が伸びなかったり、思うように勉強が進まなかったりして辛かったとき、何か良いことをするよう心がけていました。例えば塾の帰りにごみの一つでも拾う、いつか乗ってくるかもしれないお年寄りのために電車で立っておくなど…。他人の迷惑にならなければ独りよがりの善意でもいいと思います。多分良いことが返ってくる、そう思えるだけでいいのです。前向きになれば、案外過去の失敗を引きずることはなくなります。
受験にストレスは付き物です。それ故他人の言動が妙に気に障ったり、家族に冷たく当たってしまったり…自分が嫌な人間になってしまったのではないかと思う時期があるかもしれません。でも大丈夫です。一過性のもの。すぐ治ります。
1・2年生の頃は部活、文化祭、修学旅行と勉強以外も忙しいと思います。常に勉強のことを考える必要はありません。一度きりの高校生活、楽しい時は目一杯楽しみましょう。
幼い頃から医学に興味があり、最先端の研究環境が整う京都大学が私にとってとても魅力的だった。関西圏であることも志望するきっかけの一つとなった。風情漂う京都の地と、自由を重んじる校風が私にとって居心地のいいものでした。
高校2年の秋には部活を引退し、受験勉強にシフトしました。学校のカリキュラムからも先取り勉強が多かったので、後半は復習に時間を割くことが多かったです。自分のレベルより少し上を解くことで、目標を明らかにしつつ、自分のやるべきことを明確にしていました。
休日は1日10時間ほど。平日は朝早くに学校に登校して自習の時間をとり、平日の夜は部屋にこもって時間を決め、2~3時間ほどの勉強時間を確保していました。毎日、勉強時間を記録することで見直しを行なっていました。質も大事ですが、まずは量を増やすことも重要だと思います。
年に何度もある模試を指標としていました。それぞれのテストを闇雲に受けるのではなく、自分の弱点を書き出し、どう克服するか、成功したか、などの反芻が重要だったと考えています。モチベーションが下がりそうになった時ほど、周りをみて、自分を客観視することが必要だと思います。
自分との戦いとなる場面が多く、体力的にも精神的にも辛い場面が多いと思いますが、気持ちを言葉にすることで、自分自身の中の整理をしたり、気持ちを前向きに持ち直すことで、前進できると思います。最後まで諦めずに頑張ってください。
今の頑張りが、数年後の自分を支えることになると思います。時には息抜きもしつつ、未来の自分への投資と思って、時には自分に厳しく向き合ってみてください。やるべきことはやるが肝になると思います。
もともとは法改正に興味があったため、法学部を志望していましたが、そもそも法改正に影響を与えているのは経済だと思い、経済学部を志望するようになりました。京都大学では自分の学びたいことをより自由に深く学べると思い、この大学を志望しました!
1・2年生のときは、とにかく定期テストの勉強に集中していました。2年生の後期から少しずつ復習と予習のペースを上げて、3年生の夏休みまで基礎固めをしました。夏休み後からは実際に過去問を解いたり、特色入試の提出資料を書いたりしました。
地理の勉強法が最初は全くわからず、模試で失敗してばかりでしたが、とにかく地図帳に様々な情報を書き込んだり、海外のニュースを見たりしたところ、高得点を取れるようになりました。世界史と絡めて考えるとよりよいと思います!
受験は最後の最後まで何が起こるかわかりません。日々の小さな努力、適度な休憩を大切に、頑張ってください!
1・2年生のときは焦らず、毎日の授業を大切にしてください。1日のルーティンをだいたい決めておくといいと思います。そして、それを受験当日まで貫いてください。いかに平常心で取り組めるかが大切です。部活や趣味も存分に楽しんでください!
私が工学部に行こうと決めたのは、共通テスト後でした。もともと1年生からずっと工学部志望だったのですが、共通テストが終わりいざ出願するとなると、自分の本当に勉強したいことが工学なのかを疑問に思い始めました。親や高校の先生、さらには塾の先生にも相談し、自分でもかなり悩んだ挙句、結局は直感で工学部に決めました。
私の理系科目の学習スケジュールですが、数学は学校の授業を使って5月頃までに、物理、化学は学校の進度が遅かったので塾の映像授業を利用してそれぞれ夏休み、10月頃までに一通りの学習を終えました。その後は過去問と各教科の発展問題演習を並行して行い、12月からは共通テスト本番までは学校では共通テスト対策、家では感覚を忘れないように過去問をたまに解いていました。そして共通テスト後は、過去問と復習に専念しました。
私は、苦手意識を覚えていた英語を克服するために2つのことを行いました。1つ目は、英文を読んでいて知らない単語が出てきたら後で電子辞書を使って調べて、時間があるときに復習するということです。2つ目は、哲学、科学、文学などのあらゆる知識を身につけるということです。前提知識があるかないかでは、英文の理解のしやすさがかなり異なります。
受験生の皆さんへのアドバイスですが、受験は自分1人での勝負ではないということを常に頭の片隅に置いてください。親、祖父母、友達、先生、そして私含め全員あなた方を応援しています。その応援をプレッシャーに感じない程度に心に置いて、合格という恩返しができるように頑張ってください。皆さんの合格を心から願っています。
1・2年生は模試を大切にしてください。まず受験前は、その試験を一つのゴールとして計画を立て、次に受験中は、どのような種類の試験であれ、時間配分によく注意し、解答用紙に空白を残さないということです。最後まで得点を最大化する努力をしてください。そして受験後は、記憶が新しいうちに自己採点、その後時間をかけて復習をして、同じミスを繰り返さないようにするということです。
理科が嫌いで苦手だったこともあり文系に進むことになりましたが、数学がとても好きだったしお金持ちになりたかったので経済学部を志望しました。学校の先生からレベルの高い大学を目指しなさいと言われていて、一人暮らしもしたかったので、関東以外でハイレベル大学を探して最終的に京都大学を志望するようになりました。その後たくさん調べると自分に合わせて学業の量を調整できる一方で、本気で頑張るとトップレベルの教育を受けられると知り、ますます強く志望するようになりました。
部活動はやっていましたが本当に楽な部活だったので、高校1年生の時から相当勉強していました。定期テストは教科にかかわらず、すべての教科で学年順位一桁を取ることを目指して最大限努力をしました。その中でも最も大事なのは他人に勉強を教えることによるアウトプットです。そこで人に感謝されるとより勉強にやる気が出てきます。以上のことは3年間継続して、2年生以降本格的に受験勉強をし始めました。そんな3年間の中で最も勉強したのは3年生の夏です。そこで本気で勉強して、自分の限界を知り余裕を生むことが本当に大切です。
朝5時には起きて学校が始まるまで勉強し、登下校中は単語帳をやったり読書したりしていました。放課後は最終下校時刻まで学校に残って勉強をして、帰ってからは自分の気分次第で勉強していました。そして10時頃には寝ていました。結局3年間の平均を取ると、平日は7時間くらいは勉強していたと思います。休日も学校に行って平日と同じように過ごしました。同様に平均を取ると10時間ほどで3年生だけだと12時間ほどだと思います。案外直前期にはやる気が出なくなるので、それまでに貯金を作っときましょう。
英語については、文法と単語は1年のうちに基礎を終わらせて、2年生以降はバンバン長文を読みました。単語は1年生だけで終わるはずもないので3年間やり続けました。一番大事なのは音読です。R&Lどちらにも重要です。志望校の影響ではありますが、3年生では英文解釈と英文和訳に力を入れました。特に和訳は誰かの添削を受けることを強くお勧めします。自分では完璧なものだと思っても他人からは読みにくいかもしれず、そのことに気づくためです。
スランプの時には基礎をやっていました。ほとんど知っていることなので自信に繋がり、しかも結構成績の上昇に貢献してくれます。本当にやる気が出ない時は友達と話しながら数学の問題を学校の黒板に解いたりしていました。どんな時でも集中してできる教科(私なら数学)を探すべきだと思います。
受験は団体戦!という意見にはそれほど賛成しませんが、レベルアップやモチベーションのためにも友達を「うまく利用する」ことが大切です。人間の欲求の上位には承認欲求があります。人からの感謝や賞賛が不可欠です。それは相手も同じで、稀に自分の癪に障るような自慢をしてくる人がいるかもしれませんが、しっかり褒めてあげましょう。(ときにはあしらう必要もあります。)
忙しくない人は基礎とアウトプットに時間をかけて、勉強習慣の確立に力を注ぐべきです。一方、部活動などで忙しい人は自分は他人と比べて勉強していないという危機感を持って最大限勉強するべきです。僕は3年間通っていませんでしたが、勉強のやる気を出すことが難しい自覚がある人は塾に行くことをお勧めします。
生物と化学が得意で、大学ではそれらを組み合わせた勉強をしたかったので、薬学部を選びました。京都大学の研究のレベルは世界でも最高峰の環境であり、ノーベル賞受賞者も多数輩出しているため、創薬の研究をするのには最適だと感じたので志望しました。
3年生の夏まで部活をしていましたが、勉強自体は1年生からコツコツとしてきました。量がものをいう世界だと思うので、勉強量は誰にも負けないくらい確保することを意識しました。引退してからの3年生の夏以降は勉強に集中できました。
部活をやっていた頃は最低でも2時間程度は机に向かうことを心がけていました。引退後は、平日は6時間、休日は13時間程度の勉強量を確保しました。ただし、睡眠時間は8時間程度しっかりとることを意識していました。
苦手だった数学は、単元を決めて集中して一日でやってみると案外克服できたりするもので、頻出の分野などはしっかりと対策しました。過去問を何年かやっているうちに自分なりのロジックが掴めると、急激に点数が伸びるものだと思います。とにかく、解けるまで長い時間をかけて取り組むことが大切だと思います。
受験をやめたくなる時もあったし、つらくなる時もあったけど、その時は今日自分ができるようになったことを思い出しながら家に帰りました。成長が感じられない時に、とても焦ったり心配になったりしましたが、具体的にできるようになったことを考えることで、少し気が楽になることもありました。
しんどいこともたくさんありますが、無理に気負わずに、肩の力を抜いて全力で取り組んでください。コツコツやってるうちに結果はついてくるものだと思います。
受験勉強を始めるのに時期なんか関係ないです。1・2年生ならば今から始めればどの大学だって行けます。ぜひ、今すぐ本気で取り組んでみてください。
京都大学工学部を受験したのは、自宅から通える国立大学であるという経済的な理由と、父親の出身校また出身学部であったことから憧れを持っていたこと、高校時代の部活動を同大学でのサークルで本格的に続けることができること、この3つでした。
自分自身が京都大学の受験を意識したのは高校1年生の終わりごろですが、そこからギアを入れて勉強を始めたというわけではありませんでした。小学校4年生から高校2年生までの8年間、高校卒業までの学習項目をしっかり身につけ最後の1年に備えた感じだったので、実質9年間をかけて徐々に受験に向けて準備していた感覚です。
部活は週2回だったので、部活のある平日は3時間、ない日は5時間ほど自宅での勉強に時間をあてていました。夏休み、土日は基本的に12時間くらいはやっていたと思います。ただし、この膨大な時間は、私の要領が悪く、学習した内容を咀嚼するのに時間がかかるがゆえのことでしたので、他の人なら半分くらいの時間で済むことだったかもしれません。
京都大学の入試は、2日間あります。私は1日目が不できで落ち込みましたが、なんとか2日目は気分を持ち上げて、もう一度トライすることができました。高校最後の1年は、学力を確かなものにしつつ、模試や過去問対策などでメンタルもしっかり鍛えることが重要です。最後まで諦めず頑張ってください。
早めに志望校を定め、ゴールから逆算して今この時期に何ができていないといけないのかをしっかり考えて行動しましょう。目標なく「届いたところでいいや」と思うだけより、緊張感をもって頑張れますよ。
もともと数学や物理が得意で、大学でも学習したいと思ったので理学部を選びました。理学部の中でも京大を選んだ理由は、ノーベル賞受賞者を多く輩出しており、数理系の専門的な研究を学べると思ったからです。また、京都市には京大以外にも多くの大学があり、学生にとって住みやすい環境となっているため、一人暮らしでも安心という面も京大を選んだ理由の一つです。
高2までは学校の定期テスト対策をメインで行っており、それに加えて数学は全て終わらせました。部活動は高3の春までやっており、引退の時期までに理科も終わらせました。夏休み以降は本格的に受験勉強を始め、過去問や模試などをやりました。高3の間でも学校の定期テストは真面目に勉強していました。
高3の夏休み前までは1日あたり2時間程度しか勉強していませんでしたが、夏休みに入ると塾の自習室で1日12時間程度勉強していました。2学期以降は学校もあったので1日3時間程度勉強しました。直前期には学校もなくなり1日6時間程度勉強していました。平日や休日といったものは作らず毎日同じ程度の時間勉強していました。
勉強を大学に入るためにあるものだとは思わず、その学問への理解を深めることが目的であるということを頭に入れて頑張ってください。当たり前のことができていれば結果は自ずとついてきます。
1・2年生のうちに絶対に英数の基礎を固めましょう。受験に必要ない科目の授業であっても切らずに真面目に定期テスト対策くらいはしておくと思わぬところで役に立ちます。3年生になる前に勉強が苦でなくなるように訓練をしておくと良いと思います。
京都大学という大学に憧れを持っていたので京都大学に行きたいというのは中学生くらいから意識していました。そのあとなんとなくまわりの雰囲気に流されて理系に進み、その中で学部選びにはとても苦労しましたが、食品メーカーに勤めたいという思いからこの学科を選びました。
中高一貫校だったので高校生に上がったタイミングで受験を意識しました。最初は塾から与えられる教材をこなすだけでしたがそれで高3になるころには英数はそれなりに完成していたので高3ではほとんどの時間を物化に注ぎ込んでいました。
高2の最後まで部活をやっていたのですが、部活をやっていた時は帰りも遅く疲れていたので家では勉強せず電車で単語帳を読んで基礎力を高めることができたように思います。休日は5~6時間勉強していました。高3では平日は5時間、休日は9時間の勉強の継続を意識していました。
受験勉強、始まる前は不安が大きいと思いますが、始まってしまうと意外と楽しいです。自分のできていないところを見直し、改善し、結果がでる。自分の育成ゲームみたいなものです。応援しています。
1・2年生の間に英単語、古文単語を自分の行きたい大学のレベルまで仕上げると良いと思います。なかなかまとまった勉強時間は取れない人も多いと思うので隙間時間でできる単語帳はおすすめです。それを仕上げられていると高3で英語が得意科目になると思います。
もともと任天堂に入ってゲームプログラミングがしたかったので京都にある大学を受けようと考えていました。最初は同志社大学しか京都の大学を知らず、そこを目指していましたが、のちに京都大学という素晴らしい評価の大学を見つけて目指すことを決意しました。工学部を選んだ理由はやはり実践的なプログラミングに興味があったからです。電気電子工学科は幅広く学べるということだったので、将来の幅が狭まるようなことはないかなと思って選びました。
受験勉強を始めたのは高1の11月です。この時期から本気でやり始めたことが合格の最もおおきな要因だったと思います。普通の受験生は、もっと遅めに本気を出し始めるので、僕の模試の成績などは完全に浪人生状態でした。最初は定期テストをこなしていて、余裕が出てきたので、京大向けの対策を始めました。部活動はやっておらず、勉強に集中するためにもともと入らないという選択肢をとったのは自分にとって正解だったなと思います。
高1高2のころは平日5時間、休日10時間とかでした。高3のころは平日10時間、休日12時間くらい勉強してました。長期休みは休日と変わりませんでした。勉強のモチベーションがなくなったことはなく、ずっと勉強していました。しかし、たまに家でYouTubeをみていました。
役に立った勉強法は、「問題のポイントを書き出して問題の近くに書き込む」というもので、京都大学医学部医学科に現役合格された方に伝授された勉強方法です。これをしてから実力が浪人生レベルまでいきました。特にこの勉強方法は化学と数学でとても大きな力を発揮しました。この勉強方法をしてから受けた夏の冠模試では化学の偏差値が75までいきました。得意科目も、苦手科目も、とにかく好きになれば克服できます。
モチベーションがないなら勉強しなくていいし、落ちて後で死ぬほど後悔すればいいと思います。そうならないために、と考えれば、手が止まることはないと思います。また、どうしても勉強のやる気がでないというのであれば、宿題で課された作業系のものをやってみたり、音楽聞きながらやってみたりするといいと思います。
誰のためでもなく、自分のために勉強するんだ、ということを忘れないでほしいと思います。親の期待に応えなきゃ、だとか、先生の期待を裏切れない、だとかは捨てて、正真正銘、自分のために勉強するんだ、という気持ちは忘れないでほしいです。
ギリギリで受かってコスパ良く大学に入りたいとかを考えていない限り、今すぐ過去問をみて計画をたてるといいと思います。
京都大学を志望したのは、研究環境や入試難易度などを考えたときに、一生に一度だけでも挑戦してみたいと思ったからです。工学部物理工学科を選んだのは、物理工学に興味があったのは勿論ですが、それ以上に、入学後のコース選択の幅が広かったため、大学に入ってから何かしら自分が極限まで突き詰めたいと思うものが見つかると思ったからです。
本格的に受験勉強を始めた時期は、明確には覚えていません。特に意識をしませんでした。学校のための準備や復習、定期考査への準備、やや高度な問題集の問題を解く…などをしてゆくうちに、気がつけば「受験勉強」になっていたのだと思います。部活動を引退した3年生の5月末までは、やや高度な問題集や過去問に手をつけつつ学校での授業・定期考査や模試に真剣に取り組み、引退後は休息をとりつつこれまで以上に勉強に励みました。
部活動をしていた間は、22時頃に寝たり、夜中の2時半まで数学の問題で粘ったり、ゲームや漫画・アニメ等に費やしたり、日によってバラバラでした。休みの日は平日よりは勉強していましたが、昼寝をすることが多かったです。部活動引退以降の夏休みや受験前の自主登校期間には、平日・土日ともに10時間強を目安に勉強していました。夜中の3時頃まで粘っていることもありましたが、朝8時くらいから勉強した日の方が気分は楽でした。昼よりも朝夜の方が集中できたので、昼寝した日も数多くあります。
さまざまな問題集に手をつけましたが、一通り学習した後の演習としては、問題集は良くも悪くも、編纂者が意図的に問題を改題したり途中で切ったりしていることが多く、実際の入試問題を体験するのには向かないと気づきました。そのため、旺文社の「入試正解デジタル」を秘密兵器として使い、標準~難の国公立大学のあらゆる科目の問題を虱潰しに解き、本番にどんな問題が出てもある程度対応できるような直観力を磨いていました。最後は確実にこれが活きたと思います。
塾や予備校、通信教育等を生まれてから一切行ってこなかった、いわゆる「独学(この言い方は、個人的には学校での授業を無視しているようで嫌いですが、分かり易いと思うので使います)」なので、「お金をたくさんかけて勉強している他の受験生に受験勉強で負けるのは当然のこと。勝てたら大金星」と思いつつモチベーションを高めていました。2次試験直前でかつてないスランプに陥りましたが、そのときも「他の受験生のほとんどが持つ確固たる基盤がない」ことを逆に基盤だと考え、精神的に乗り切りました。
自分で自分の力に責任を持ってください。他人任せにしてしまうと、勉強は空虚でつまらないものになると思います。加えて、勉強以外のこと(例えば部活動や文化祭、趣味)に割く時間もある程度とった方が、良い結果に繋がると思います。入試を突破するためには、学力だけではなく体力、精神力も相当必要です。十分に休息をとってほしいと思います。夜の涼しい時間に散歩に行くことをお勧めします。その分の時間が無駄になることはありません。むしろその休息も含めて、受験への対応力が磨かれます。
適度に気を抜くのは良いですが、学校の授業や定期試験を疎かにしないことを強くお勧めします。学校での勉強を疎かにすることは借金と同じです。難関大に現役合格した人は、そのほとんどが、特別な対策をするでもなく毎回、定期考査でも模試でも良い点をとっていました。疎かにしてしまうと、真面目にやってきた人よりも要領が良くない限り永遠に追いつけませんので、コツコツついていくことを強くお勧めします。終わってみて恩恵に気づきますよ。
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