工学部 学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

(注)以下、各学部の「△新入生の男女比率」は、合格者(帰国生・留学生等を除く)における男女比率。
工学部
歴史
設置 1949
学科定員

計778 電気情報工153、材料工53、応用化学72、化学工38、融合基礎工57、機械工135、航空宇宙工29、量子物理工38、船舶海洋工34、地球資源システム工34、土木工77、建築58

学部内容
 電気情報工学科では、数学、プログラミング、論理回路、電気回路、電磁気学などの基礎を出発点として、「計算機工学」「電子通信工学」「電気電子工学」の3コースに分かれ、それぞれに合った比重で、電気情報工学分野の論理と物理の両方を学ぶ。
 材料工学科では、材料工学を専門とし、物質を構成する原子や電子の微視的な振る舞いを理解して、材料の特性が発現する原理と概念に基づいた新材料の開発により持続可能な社会の発展に寄与する人材を育成する。
 応用化学科では、化学を専門とし、物質の構造・性質・反応を原子・分子レベルで理解した上で、原子・分子を設計・操作して新物質の合成や機能性材料の創成ならびに高効率プロセスの開発などを行って持続可能な社会に貢献できる人材を育成する。
 化学工学科では、化学工学を専門とし、分野の異なる技術者集団をまとめて事業を遂行するプロジェクトエンジニアとして活躍でき、かつ、地球環境との調和と人類の福祉に貢献できる人材を育成する。
 融合基礎工学科は以下の2コース制。
◆物質材料コースでは、無機・有機材料や半導体デバイスの基礎となる物質科学と材料のダイナミックな挙動を解析する材料工学を融合した学際分野の専門知識を学ぶ。
◆機械電気コースでは、熱やエネルギーの流れや物質の移動を解明する機械工学と、電磁気学や電子工学、量子物理学に基づく電気電子工学を融合した学際分野の専門知識を学ぶ。
 機械工学科では、自然科学(特に物理、数学)の基礎理論を理解して、社会のニーズに応えるため、さまざまな制約条件のもとで環境への影響を考慮しながら機器やシステムを設計製作し、あらゆるモノづくりを支える人材を育成する。
 航空宇宙工学科では、航空宇宙工学を専門とし、力学を基礎とした工学理論や、航空宇宙機開発特有のシステム工学に関連する基礎知識を有し、新しい航空宇宙機の開発や運用環境拡大によって生ずる課題を発見・解決できる人材を育成する。
 量子物理工学科では、応用物理、量子科学、原子核・原子力工学を専門とし、新しい量子現象の観察やその応用、量子ビームの開発と医療・生命分野などへの応用、新規材料開発、エネルギー開発、環境保全などへ貢献できる人材を育成する。
 船舶海洋工学科では、船舶工学、海洋工学を専門とし、グローバルな価値観に基づいて海洋と人類の共生への貢献を目的として、造船技術の継承・発展ならびに持続的な海洋開発を担う総合工学的な広い視野を持った人材を育成する。
 地球資源システム工学科では、広い意味での資源工学を専門とし、地質学、物理探査工学、地熱工学、エネルギー資源工学、岩盤工学、資源処理工学、環境修復工学を学ぶ。国内の企業や海外の研究所・大学でのインターンシップ体験を通して、生きた資源工学に触れる機会がある。
 土木工学科では、土木工学を専門とし、構造物の設計・施工から、環境の保全、災害の防止に関するさまざまな知識を有して、自然や文化に配慮しながら安全・安心な国土を整備するとともに、国土の諸問題を解決できる人材を育成する。
 建築学科では、建築学に関わる諸知識を体系的・理論的に学ぶための講義科目、具体的なデザイン手法を習得するための設計演習科目、専門的知識を体得するための演習・実験科目などの教育を通じ、国際社会の第一線で活躍する建築家や技術者、研究者を養成している。
新入生の男女比率(2024年) 男89%・女11%
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このページの掲載内容は、旺文社の責任において、調査した情報を掲載しております。各大学様が旺文社からのアンケートにご回答いただいた内容となっており、旺文社が刊行する『螢雪時代・臨時増刊』に掲載した文言及び掲載基準での掲載となります。
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