国公立であること、家から通えることが前提の大学受験でした。そう考えた時にこの大学しかなく、せめて私がやりたかった芸術を少しでもやりたいと、この学部を選びました。美術は中学の頃からやり始め、実力に自信があるわけではありませんでしたが、他に興味の湧く学部もなかったのでここを選びました。
勉強はずっとやっていました。別にいつからとかはありません。部活動も3年の1月手前までやりつつ、共通テストを受けました。2次試験が実技だったので、3年に入ってからは部活動でも2次試験対策メインの制作を行っていて、共通テストが終わってからは予備校で描いていました。
1年の時は毎日3時間、予習復習課題のサイクルを欠かすことなく回していました。2年で心身の調子を崩し、1日1~2時間、できない時もありましたが何とかやっていました。通学に時間がかかることもあり、部活動をやっていると毎日帰りが21時頃でしたが、やるべきことはやろうと毎日続けました。
国語は授業時間と予習復習以外の勉強はしていませんでした。朝テストで古典の勉強を少ししていたぐらいです。日本史Bを取っていましたが、社会科目が得意ではなかったので、一番時間をかけていました。山川の教科書を中心に記憶ゲーだと思って勉強していました。英語は単語メインで、長文読解のスピードをあげるための速読、あとはリスニングを毎日やるぐらいで、大したことはしてません。
模試の結果はそこまで気にしていませんでしたが、勉強と実技の両立でかなり心が折れそうだったので、よく帰り道に何か食べに行ったりしてました。美術予備校の先生とお話ししたり、部活の後輩と話をしたり、同じ受験生である同級生に悩みを話すのは気が引けたので、そういうところで会話をして気を紛らわせました。
私は美術で、実技という数字で見えないところに苦しめられました。第1志望に行けない人、実技に自信がない人、それぞれの境遇があると思います。私もそうでした。自分の力ではどうしようもないところがあるかもしれません。大学に行ってみて「思っていたものと違うな」なんて思うかもしれません。でも、きっと誰かが努力を見ていてくれるはずなので、信じられるものを信じて頑張れば、いつか笑顔でいられる時が来ると思います。
好きなことを見つけてください。私は美術でした。色々なことに触れたり、部活を頑張ったりしてください。大学では経験できないことも、高校には沢山あります。何か意味があると思ってやってみると案外いいかもしれません。
芸術地域デザイン学部に行こうと決めたのは、高校時代の地域での演劇活動がきっかけです。地域の歴史や地域の人のあたたかさを知ることができ、もっと地域と関わりたいと思い、将来そのような仕事に就くため佐賀大学を選びました。
大学入学2日前くらいまで部活動をしてました。顧問の先生やまわりの先生方のサポートもあり部活を1・2ヶ月お休みさせていただき、受験対策を3年生の夏頃に始めました。プレゼンテーションや小論文、面接という内容だったので、友人と意見を出し合ったり先生方に指導していただいたり、まわりの方々に助けられることが多かったです。夏頃に始めて受験が10月で、対策期間が1ヶ月程度しかなかったのですが、受験に自信をもって挑むことができました。
部活で得た経験をいかすことができる試験方式だったので、部活をしながら対策をしていました。部活が夜遅くまであったので、ほとんど小論文対策は平日の学校がある日の受験対策の時間にしかできませんでした。型を決めていくとあとは楽になると思います。型を決めてからはひたすら練習しました。小論文は平日のみ1~2時間。プレゼンテーションは毎日30分程度、面接は平日に1時間程度、毎回違う先生にお願いして対策していました。
苦手な所を分かるまで質問したり、動画を観て勉強していました。入学したら一般選抜で入った学生と同じスタートなので焦りもありました。基礎をかためることを最優先にしました。基礎が定着するまで何回も同じ問題形式を解いたりしました。
私は一緒に受けた友人の存在が1番大きかったです。プレゼンテーションは質疑応答があるため、2人でプレゼンテーションをし合って、疑問とか言い回しや表情、身振り手振りをなおしあったり、楽しみながら対策していました。スランプなどはあまり感じなかったです。モチベーションは大学生活を想像することで保っていました。
総合型選抜は自己推薦が多いので、勇気を出して挑戦することで自分を変えられます。何事も挑戦です。経験だと思って挑戦してみてください。
定期考査を大切にしてください。評定をある程度とって部活と両立して、充実した高校生活を過ごしてください。
- 大学案内(2025年度版)有料
掲載情報について
入試関連情報は、必ず大学発行の募集要項等でご確認ください。
掲載内容に関するお問い合わせ・更新情報等については「よくあるご質問とお問い合わせ」をご確認ください。
※「英検」は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。