高2の間は学校と塾の復習を中心に勉強を進めていました。塾の授業が週4回あり忙しくなり始めたので、土日にまとめて復習することを習慣づけていました。また、塾の方が進度が早かったので、学校の授業は復習のつもりで受けていました。本格的に受験勉強を始めたのは高2の1月に部活を引退してからです。高3の時も浪人生の時も、私は家でやるより個別ブース型自習室の方が捗ったので、毎日そこでこもって勉強し、気分転換したくなった時は開放教室を利用していました。
私はずっと数学と理論化学が苦手だったので、予備校の授業とテキストを用い、分野ごとに短期間集中して基礎からやり直しました。その時に意識していたことは、板書を元に問題の考え方をフローチャートで体系化したり、汎用できる考え方をまとめることです。こうすることでどんな問題でもやるべきことが明確に定まっていたので、問題に対するハードルがどんどん低くなっていきました。
毎日勉強し続けなければならない受験期は、どのように息抜きするかも重要なことだと思います。私は日々の休憩には音楽を聴きながら散歩することにしていました。少し体を動かすことができ、音楽を聴くことで頭もスッキリするので、その後の勉強効率を上げることができました。また、週1回ほど、朝いつも通りの時間に家を出る前に、以前見たことがある映画を少しずつ見ていました。受験期はナーバスになりがちですが、こうすることで少し元気になれた気がします。
受験は自分との戦いです。最後に花開くのは、それまでコツコツと自分がするべきことをやり続けられた人だと思います。勉強スケジュールや勉強時間、勉強法など、つい周りと比較して影響されがちになると思いますが、自分の中で目標を定め、自分なりの勉強の軸をぶれずに持ってください。それを元に日々自分のできる最大限の努力をし続ければ、本番ではそれまでの自分が味方してくれます。自信を持って試験に臨めるよう勉励してください。応援しています。
受験期はあっという間にやってきます。高1高2の間は、どの教科もなるべく基礎が甘くならないように勉強してください。受験勉強を始めるにあたって最初に壁となるのは、基礎が固められているかどうかです。受験期に基礎が甘いとその分時間がかかり、精神的にも焦りが生じてしまいます。時間に余裕のある高1高2生だからこそ、ゆっくり時間をかけて疑問点を解消しながら基礎力を養って欲しいです。頑張ってください。
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