理工学部 学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

*以下、定員は2025年予定。
理工学部
歴史
設置 1950、改組 2013
学科定員

計1,035 数学100、電気電子工160、材料機能工80、応用化学70、機械工125、交通機械工105、メカトロニクス工80、社会基盤デザイン工90、環境創造工80、建築145

学部内容
 数学科では、「代数学」「解析学」「幾何学」「数理情報」「計算機科学」の5分野を柱にカリキュラムを編成。論理的な思考力や直観力を養うことで、数学の魅力を理解し発信する力を身につける。教職課程選択者も多く、高い採用実績を誇る。大学院進学希望者への対応も手厚い。
 電気電子工学科には、次の2コースがある。「電気工学コース」では、電気エネルギー、半導体、ナノテクの分野を専門的に学ぶ。「電子システムコース」では、ロボットやAI、情報通信、組込みシステムの分野を専門的に学ぶ。工業用の発電機からスマートフォンなど日常生活で使用している電気製品から情報システムまで幅広く学び、現代産業の核心を担う電気電子技術者・研究者を育成する。
 材料機能工学科では、物性物理工学と材用化学を基礎とし、発光ダイオードやレーザーに応用される半導体材料など、「新材料」を研究する。ナノテクノロジー材料、半導体材料、機能性材料、機械材料、生体材料など、今後の社会に大きな貢献が期待される材料の研究開発と人材育成に取り組む。
 応用化学科では、つくる(合成化学領域)、はかる(物質・材料化学領域)、つかう(環境・エネルギー材料領域)の3領域を設置。次世代テクノロジーをさらに進化させ、原子・分子の領域でのナノ材料開発を目指す。現代社会の問題を化学の力で解決する「ものづくり」に関わる。
 機械工学科では、機械工学の核となる力学の理解に必要な数学・物理学を学んだ上で、4つの専門領域へと学びを進め、あらゆる産業の基盤としての機械工学の核心を体系的に身につける。3年次には、小型機械やロボットを設計・製作する。主要産業を支える基盤技術者を育成する。
 交通機械工学科では、機械工学の基礎と自転車、鉄道、航空宇宙工学などの応用科目を学び、交通機械を通して社会貢献できる技術者を育成する。模型飛行機用の小型エンジンを分解・組み立てする実践課題をはじめ、実験・実習を重視した「実感教育」を推進している。
 メカトロニクス学科では、機械、電気電子、情報工学の基礎を固め、総合力を養うことで、多様な分野で活躍できる技術者を育成する。機械工学分野(機械力学、機構学、制御工学など)、電気電子工学分野(電磁気学、電気回路基礎、電子回路基礎、アナログ電子回路など)、情報工学分野(コンピュータプログラミングなど)といった、ものづくりに必要となる知識をバランスよく学ぶ。
 社会基盤デザイン工学科では、美しさ、機能、環境、安全、それらを兼ね備えた「まちづくり」を実現する総合的能力を育成する。都市計画、防災計画、交通計画といったまちづくりのプランニングから、橋や道路をはじめとするハードウエアの設計・建設まで、幅広い領域を学び、社会基盤を形にできる技術者を育てる。
 環境創造工学科では、持続可能な経済社会システム構築を目指し「環境創造工学」に基づいた教育と人材育成を推進する。エネルギー工学、生態学、気象学、土木工学、建築学、住環境学といった幅広い分野を学び、身近な環境から地球環境まで、自然と人間の共生をデザインする。
 建築学科では、工学、技術から芸術まで、建築を総合的に学ぶ。まちづくりに取り組む市民団体や市町村との連携プロジェクトへの参加や、学外から招いた著名な建築家から指導を受けるなど、アクティブな学びの機会を豊富に用意。一級建築士の受験資格を得ることもできる。また、3次元の地震を再現可能な振動台も設置している。
新入生の男女比率(2024年) 男82%・女18%
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