人文・文化学群 学部・学科

原則として、2024年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

人文・文化学群
歴史
設置 2007
学科定員

計240 人文学類120、比較文化学類80、日本語・日本文化学類40

学部内容
 人文学類には、哲学、史学、考古学・民俗学、言語学の4つの主専攻分野があり、これらの主専攻分野はさらに11のコースに分かれる。
◆哲学主専攻は、哲学・倫理学、宗教学の2コース。世界の存在や人間の認識、あるいは人間の倫理的関係や宗教性などの研究を通して、人間の生や世界のあり方の根幹的な問題を発見し、それを考察することを試みる。
◆史学主専攻は、日本史学、ユーラシア史学、歴史地理学の3コース。過去から未来へと流れる時間のなかに立って、人間が歩んできた足跡を解明する。
◆考古学・民俗学主専攻は、先史学・考古学、民俗学・文化人類学の2コース。伝承資料や民俗誌(民族誌)、過去の遺跡の発掘や現代社会のフィールドワークを通じて、個々の社会の具体的な生活を物や行為、技術、社会組織、観念などの諸要素から研究する。
◆言語学主専攻は、一般言語学、応用言語学、日本語学、英語学の4コース。諸言語と歴史・文化との関係などの特徴について多角的に研究する。
 比較文化学類は、日本・アジア領域、英米・ヨーロッパ領域、フィールド文化領域からなる地域文化研究領野と、表現文化領域、文化科学領域、思想文化領域からなる超域文化研究領野で構成している。
◆日本・アジア領域(日本文学コース、日本研究コース、中国文学コース、アジア研究コース)は、日本とアジアにおける文化の諸相を文学・歴史・宗教・社会などに着目しながら体系的に学ぶ。
◆英米・ヨーロッパ領域(欧米研究コース、フランス語圏文学・文化コース、ドイツ語圏文学・文化コース、英語圏文学・文化コース)は、英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏に加え、広く欧米の地域文化圏を対象に、文学・言語・歴史・宗教・社会などに着目しながら体系的に学ぶ。
◆フィールド文化領域(文化人類学コース、文化地理学コース)は、日本・世界における地域文化の多様性をフィールドワークによって明らかにし、人間と場所の関わりを通して「人間とは何か」を体系的に学ぶ。
◆表現文化領域(テクスト文化学コース、文化創造論コース、ワンプラネット文学・文化関係学コース)は、文学理論・比較文学・カルチュラルスタディーズ・映像・アニメ・音楽といったさまざまな方面からテクストや文化現象の生成と実態に目を向け、表現文化を体系的に学ぶ。
◆文化科学領域(先端文化学コース、情報文化学コース)は、生命・身体文化、芸術文化、公共空間と私的空間、情報化、メディア、コミュニケーション、ジャーナリズムなどをキーワードに、人間社会の諸問題について複合的な視点から探究する。
◆思想文化領域(現代思想コース、比較宗教コース)は、思考・認識・言語・倫理・宗教などをキーワードにして、哲学と宗教を体系的に学ぶ。
 日本語・日本文化学類では、基本的な専門知識を備えた上で、日本語の音声・語彙・文法、談話、言語行動、言語学、日本語教育学、異文化理解、日本文学、比較文学、文化人類学、現代日本の国際関係など、さらに深いテーマを学ぶ。教室での講義や実習のほか、実践性と国際性を重視したカリキュラムを用意。日本各地を訪れて行うフィールドワーク、出版社での企業研修、海外の大学生とともに国際関係などを学ぶ異文化理解国際研修などがある。
新入生の男女比率(2024年) 男43%・女57%
筑波大学
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