教養学部 学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

*入学後は、まず、教養学部で2年間学修する(前期課程)が、初めの1年半は文科一類~三類、理科一類~三類に分かれ、リベラル・アーツ教育によって幅広く深い教養と豊かな人間性を培うとともに、後期課程の専門教育に必要な基礎的な知識と方法を学ぶ。あとの半年は進学が内定した学部の専門教育科目を主として学ぶ。学部・学科(後期課程)への進学は学生の志望と前期課程の成績によって決定する。
*以下、後期課程の各学部の学びの内容について。
教養学部
歴史
設置 1949
学科定員

計140 教養65、学際科学25、統合自然科学50

学部内容
 学際性・国際性・先進性をキーワードとして、複数の領域をまたいで関心を持ち、異言語・異文化の環境に関与しながら、新しい分野を開拓しようという気概を持つ「越境する知性」の育成を目指している。
 教養学科では、変貌する世界に立ち向かう国際的な視野をひらく教育・研究を重視する。対象とアプローチの異なる3つの分科(超域文化科学、地域文化研究、総合社会科学)から構成されている。各分科は複数のコースから成り立ち、それぞれが互いに有機的に関連する18のコースが学際的な知の空間をつくり出している。
◆超域文化科学分科は、文化人類学、表象文化論、比較文学比較芸術、現代思想、学際日本文化論、学際言語科学、言語態・テクスト文化論の7コースで構成している。
◆地域文化研究分科は、イギリス研究、フランス研究、ドイツ研究、ロシア東欧研究、イタリア地中海研究、北アメリカ研究、ラテンアメリカ研究、アジア・日本研究、韓国朝鮮研究の9コースで構成している。
◆総合社会科学分科は、相関社会科学、国際関係論の2コースで構成している。
 学際科学科では、文理を問わず柔軟な思考と適切な方法論を用いて新しい課題に総合的な視点を持って対処できる人材を育成する。学際科学の内容を明確にするため、科学技術論、地理・空間、総合情報学、広域システムの4コースを設置している。
 統合自然科学科では、境界領域の科学から一歩進み、学問領域を自由に越境、横断し、自然科学知を統合し、新たな領域を開拓する研究者を育成する。深い数理構造の探究を網羅する数理自然科学、物質基礎科学、統合生命科学、認知行動科学、スポーツ科学(2023年、サブコースからコースに変更)の5コースを設置している。
 このほか、英語のみによる履修が可能なコースとして、「国際日本研究コース」および「国際環境学コース」を設置している。
後期課程進学者の男女比率(2022年) 男68%・女32%
東京大学
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