私は知人が通っていたこともあり、比較的早い段階から第1志望の国公立大学を決めていました。そのため、早くから志望校に特化した勉強計画を立てることが出来、効果的に勉強を進めることが出来ました。また、常に志望校に合格することをモチベーションに勉強に励むことが出来ました。私立の併願校に関しても、たかが併願と思わずに、この大学にも通いたいと思える大学を探すことが、入学後の大学生活を大きく左右すると思うので、第1志望も併願校も後悔のない選択ができるように早めから決めることが大事だと思います。
自分の苦手科目・得意科目に合わせて勉強時間を調整するようにしていました。月初めにその月中に終わらせる参考書のページ数や過去問の年数を書き、それをやりきるために1日ごとに何をするか書き出していました。そして、その横に実際の勉強記録を残し、次の日にまた計画を調整するという方法でスケジュールを立てていました。その際に、休憩の時間も組み込むことで、疲れたからちょっと休憩と言ってそのままだれてしまうのを防いでいました。
ただ時間をかけたりや参考書のページをこなすだけでは身にならないので、1問から多くのことをしっかり吸収できるように、何故そのような解法になるのか、どういった場合にその公式を使えば良いのかを常に考えながら問題を解くことが大事です。これは授業に出ているだけでは絶対に身に付きません。自学で身に付けるしかありません。また、問題を解く時も、何となく解くのではなく自分の考えを言語化して、再現性を持たすように心掛けてしました。
当たり前を疑ってください。みんなと一緒、みんなやってるからでは周りとの差がつかず、始めに付いていた差を埋めることができません。今まで当然のように解いていた解法はなぜそうしていたのか、本当に授業だけを聞くことが最善なのか、全てのことを疑い考え直してみてください。受験はいかにして入試の点を1点でも多くするかというゲームです。真面目に過ごすことがベストではない世界です。問題を解く時間以外でも考え続けることを意識してみてください。
常に考え続けてください。そして、少しで良いので勉強をする習慣をつけてください。受験生になった時に、周りに差を付けていることが合格に大きく影響します。受験生になる前から勉強をすることが当たり前、考えながら勉強するのが当たり前になっていると、ほかの受験生に相当有利に受験を進めることが出来ます。高3になってから始めるのは非常にしんどいです。今から少しずつやっていることが大事です。
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