学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

学部組織なし
歴史
学科定員

計約205 医学 約85、看護 約120<技官候補 約45、自衛官候補 約75>

学部内容
 医学科では、将来、陸上・海上・航空自衛隊の医師である幹部自衛官となるべき者の教育訓練を行うことを目的とする。6年間一貫教育を行い、質の高い総合的臨床能力を身につけた医官を育成する。
 カリキュラムは、おおむね1年次の「進学課程」、1年次後半から6年次まで専門教育を修得する「専門課程」、1年次から6年次まで幹部自衛官として必要な基礎知識や技能を育成する「訓練課程」の3課程で構成されている。
 進学課程には、一般教育、外国語、保健体育、基礎教育の各科目がある。
 専門課程には、基礎医学、臨床医学の講座と、臓器別などの専門教育科目があり、医師としての必要な専門的知識・技術の修得を目指す。
 訓練課程では、訓育(訓話、解説、ガイダンスなど)、基本教練(徒歩教練・体育一般・水泳・スキー・教育法)、部隊実習が、本校ならびに全国の陸上・海上・航空自衛隊の各部隊などにおいて行われる。
 学生の身分は自衛隊員(特別職国家公務員)であり、在校中は、毎月の学生手当のほか、年2回の期末手当が支給される。
 卒業後は医科幹部候補生となり、幹部候補生学校で約6週間の教育訓練を修了し、医師国家試験に合格した者は、医官となる。その後、初任実務研修(2年間の臨床研修)を経て、自衛隊の病院または部隊などに勤務する。
 看護学科では、看護専門職者としての優れた教養・知識・技術を身につけるとともに、豊かな人間性と倫理観を養い、専門的な看護の実践を通して、防衛省・自衛隊の国内外における活動に貢献できる人材の育成を目指す。
◆技官候補は、防衛医科大学校病院に勤務する保健師・看護師である技官を養成する。卒業後は、防衛医科大学校病院に保健師・看護師として勤務する。
◆自衛官候補は、保健師・看護師である幹部自衛官となるべき者を育成する。卒業後は、陸・海・空各幹部候補生学校に入校し、幹部自衛官に必要な知識と技能を学びながら、幹部としての資質を養う。自衛隊看護官として全国の自衛隊病院や衛生科部隊などで勤務する。
 なお、2023年看護師国家試験合格率(新卒)100%、2023年保健師国家試験合格率(新卒)100%。
2023年医師国家試験合格率(新卒) 93.0%
防衛医科大学校
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