文学部 入学者
同志社大学は学内併願で社会・政策・グローバル地域文化の3学部を受験している人が多く、この大学に入れるなら学部を変えてでも合格したいという気持ちが表れています。また、併願先の1~4位は関関同立の文学部・社会学部が占めています。5位以下は、龍谷大学・近畿大学、そして東海エリアの南山大学にまで併願先が広がっています。特に近畿大学は独自入試、共通テスト利用入試とも方式が多種多彩で受けやすいことも、理由として挙げられるでしょう。
理工学部 入学者
関関同立の理系6学部の併願が目立ち、合格率はおおむね50%台後半~70%台前半と高くなっています。また、同志社大学の理工学部は、大阪大学・神戸大学の工学部(前期日程)、大阪公立大学の工学部(中期日程)の併願先にもなっています。特に大阪公立大学の工学部(中期日程)は、募集人員が前期日程よりも多い学科が目立ちます。そのため、例年これらの国公立大学受験者もライバルになり、入試では激戦が繰り広げられています。
この記事は「螢雪時代(2024年11月号)」より転載いたしました。
「螢雪時代」最新号は好評発売中!詳細はこちらをご覧ください。