高1の時から漠然と東北大を志望していましたが、パンフレットや大学の先生のお話などを参考に改めて自分に合っているか検討。立地や学費、入学後に専攻を選べること、得意な英語・国語の配点が高いことなどを総合的に考慮して、東北大を第1志望に決めました。
国語は確かな読解力・記述力が求められるので、基礎知識を固めた上で記述のトレーニングをしました。英語は単語・文法など基礎知識を完璧にし、過去問演習で時間配分や形式慣れを。数学は基礎さえ仕上がっていれば、無理に応用問題に手を出さずとも十分戦えると感じました。
初日は、英語の傾向が変わって動揺しましたが、すぐに次の国語に気持ちを切り替えました。しかし、翌日の数学は想定外に難しく、焦ってとにかく書けるだけ書いたという状態…。数学のあまりの不出来に絶望しましたが、蓋を開けたらどの教科も予想以上に得点できていました。
第1志望の東北大と同程度の難易度であることと、設置されているコースが魅力的だったので、後期日程を北大に決定しました。
正直、東北大の試験後は燃え尽きてしまって疲労感が拭えず、「もう勉強したくない…」と思いながら、東北大の結果が出るまで無理矢理対策を続ける状態でした。北大の後期試験は以前にまったく対策していない小論文だったので、学校で時間を計りながら赤本を解き、先生に添削を依頼。回数を重ねるうちに形式に慣れてきました。
東北大に合格したので、北大は結局試験を受けに行きませんでした。
知名度や立地、学べる内容などを総合的に判断して出願しました。学部別方式も検討しましたが、過去問の正答率が微妙だったのと、東京での受験は体力・時間が削られることから、負担の少ない共テ利用方式にしました。
科目数が多いほうが倍率が低めで、国公立大受験者向けだったので、「共テ利用前期6科目」方式を選びました。個別の対策が必要ないので、共通テストの対策に集中できました。
得点源だった英語リスニングで苦戦したこともあって、共通テストリサーチはC・Dだったので、合否がわかるまではソワソワしました。
合格確保校として出願。試験科目は東北大の2次試験と同じ英語・数学・国語で、受験地選択制で東北大と同じ仙台を選択し、予行演習としました。
赤本を買って2~3年分対策しました。英語・国語は、難易度も時間制限も共通テストより良心的で、大失敗しなれば得点を稼げそうだと思いました。
英語・国語は解きやすく、手応えがありました。一方、数学は難しくて体感では3割…。それでも英語・国語の高得点で補えると見込みました。もしダメでも、同校の共テ利用方式の判定がA・Bだったので、そちらで受かるだろうと気楽に受け止めました。
併願校の対策に時間を奪われて本命校の対策が疎かになるのは本末転倒なので、とにかく第1志望を最優先で考えるのが良いと思います。国公立大志望者なら、私立大は共テ利用方式に多く出願したり、私立大の受験科目を本命校の2次試験と合わせるのがおすすめです。
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