【総合型選抜・学校推薦型選抜】受験当日を成功させるための完全ガイド

受験お役立ち情報

2024.09.26

【総合型選抜・学校推薦型選抜】受験当日を成功させるための完全ガイド

受験当日に万全な準備を整えることは、合格への鍵となる。総合型選抜・学校推薦型選抜では、大学により独自の選抜方式を採用していることが多く、書類審査や面接に加え、グループディスカッションやプレゼンテーションなど、多様な評価基準が設けられている。学力試験が無いケースも多く一般選抜とは異なる緊張感があるため、受験当日までの準備、受験当日の心構えが重要になる。この記事では「総合型選抜・学校推薦型選抜 受験当日」への成功に向けて必要な準備や心構えについて解説しよう。

総合型選抜・学校推薦型選抜の受験当日までに行う物理的な準備

まずは、持ち物や服装などの物理面での準備をはじめよう。前日や当日ではなく余裕をもったスケジュールでの準備が重要だ。

受験当日の持ち物について

必須の持ち物は、募集要項や受験票に記載があるので、最優先で確認が必要だ。
総合型選抜・学校推薦型選抜では、受験票・筆記用具・身分証明書のほか、面接やプレゼンで使用する資料やポートフォリオなどが含まれる。資料を面接官に配る場合には、数に余裕をもたせておくと良いだろう。
上記に加え、特に注意したいのが志望理由書などを含む出願書類のコピー。面接では出願書類から質問されることが多い。すでに提出したものと矛盾しないよう確認のために手元に置いておくと安心だ。また、インターネット出願を利用している場合、受験票は出願後に大学から郵送される場合と、自分で印刷をする場合とがある。大学や学部、入試方式によって異なるので、事前に入試要項等の出願書類をよく読んで、受験日前日までに必ず準備をして忘れにないようにしておこう。

服装選びのポイント

面接やディスカッションが含まれる総合型選抜・学校推薦型選抜では、服装選びも重要項目のひとつだ。実際に「服装」が評価対象となる大学も少なくない。第一印象を良くするためには、何よりも清潔感が大切になる。
面接官に好印象を与えるために、いつも着ている制服と言えど靴の汚れや服のシワ、ネクタイの結び方など、細部にまで気を配ろう。「面接時は私服で」と記載があっても、デニムやパーカーのような普段着はNG。襟の付いたシャツやブラウスを着て、誠実な印象を与えたい。

試験会場に行くまでに

かならず最寄駅からのアクセスも把握しておくこと。大学は駅から離れている場合も多く、駅から徒歩で行けると思ったらバス移動だったということもある。出来れば事前に予行練習をしておくと良いが、試験前に予期せぬトラブルに巻き込まれないよう、2〜3の代替ルートを確認しておくことはもはや必須である。

オンライン面接の場合

オンラインで面接が行われる場合、インターネット環境やZOOMなど使用ツールの接続確認・テストを済ませておこう。また、カメラの位置や部屋の明るさも、試験時間や部屋の環境に合わせて調整しておきたい。

総合型選抜・学校推薦型選抜の受験前日の過ごし方

いよいよ受験前日となったらあとは平常心を保つのみ。ここまで来たらできることはあまりない。今までの自分を信じてどっしりと構えよう。

心身の緊張を和らげる方法

受験前日には、無理な詰め込み対策を避け、リラックスすることが重要だ。総合型選抜・学校推薦型選抜では、緊張が面接やディスカッションに悪影響を与える可能性が高いため、前夜には軽いストレッチやリラクゼーション音楽を聴くなどして、心身をリラックスさせよう。質の良い睡眠を確保することも、当日のパフォーマンスを高めるために欠かせない。

試験対策は最終確認だけ

過去の受験生の失敗談から学ぶことは、総合型選抜・学校推薦型選抜でも成功するための重要なステップだ。例えば、面接で焦って答えられなかったり、グループディスカッションで意見がまとまらなかったという失敗談は、事前にシミュレーションすることで防ぐことができる。これらの失敗談を踏まえ、事前にしっかりと準備をしておくこと。前日は確認だけにしておこう。

安心して受験当日を迎えるために

前日にしっかりと準備を終えておくことで、当日の不安は十分に軽減できる。持ち物や書類の確認、試験会場へのルート確認をしっかり行い、リラックスできる時間を確保することで、精神的にも安心して当日を迎えられる。

総合型選抜・学校推薦型選抜の受験当日の行動マニュアル

受験当日のスケジュール管理は、試験の成功に直結する。総合型選抜・学校推薦型選抜の試験では、面接やディスカッションがあるため、精神的なプレッシャーが強い。早めに起床し、朝食をしっかり摂った後、持ち物の最終確認を行おう。また、会場には早めに到着し、周囲の環境に慣れておくことで、安心して試験に臨むことができる。

移動時間の確保

試験会場への移動は、時間に余裕を持とう。特に交通機関の遅延や混雑を考慮し、予定時間より30分ほど早く家を出ることがポイントだ。

試験前の準備体操

試験前に軽く身体を動かすことで緊張をほぐし、リラックスすることができるだろう。肩や首のストレッチを行うと身体がほぐれ、深呼吸をすると心を落ち着けることができる。

会場到着時の注意点

総合型選抜・学校推薦型選抜の試験は長時間にわたることも多いため、試験中にトイレに行く心配を避けたい。試験開始前にトイレを済ませておくことを忘れずに。
また、過度な緊張状態でトイレが近くなることがある。会場に到着したら、まずトイレや休憩スペースの位置を確認しよう。これで何が起きても落ち着いて対処ができる。また、早めに到着して会場の雰囲気に慣れることで、リラックスした状態で試験に臨むことができるだろう。

試験中の緊張対策

総合型選抜・学校推薦型選抜の面接やプレゼンは、何度も重ねたシミュレーションが自信へと繋がり、当日も冷静に対処できるようになる。しかし、ミスをしたり思うように出来ないことも多い。そこで大事なのは気にせずに切り替えること。一つのミスを引きずらないように気を付けよう。
また、グループディスカッションなどで、他の受験生の出来が良くても気にする必要はない。総合型選抜・学校推薦型選抜は入学後に学びたい事や目標が重視される。

休憩時間の過ごし方

試験の合間に適度にリフレッシュすることが、次の試験でのパフォーマンス向上に繋がる。外の空気を吸ったり、軽く体を動かすことで、リフレッシュし、水分補給や軽食を取ることで、エネルギーを補給し、集中力を保つことができる。

スマホ・スマートウォッチの扱い

ポケットへのスマホ入れっぱなしには要注意。試験中に鳴り出したら最悪の事態。また、身に付けておくと不正行為とみなされる場合もある。スマートフォンやスマートウォッチを持参した場合は、試験前に電源を切ってかばんにしまっておくのが安心だ。

受験当日の食事について

受験の前日から当日は、普段から食べ慣れている食品を選び、胃に負担をかけないようにしよう。刺激の強いものや生ものにだけは気を付けると良い。
昼休憩がある場合には、消化に良い食材を使ったお弁当を持参しよう。例えば、サンドイッチやおにぎり、サラダなど、バランスの取れた食事が理想的だ。試験が続く中で、胃に負担をかけない軽い食事を選ぶことで、午後の試験にも集中力を保つことができる。

総合型選抜・学校推薦型選抜の受験当日への心構えと心得

受験当日は、リラックスすることが合格への鍵となる。深呼吸や軽いストレッチやポジティブな自己暗示を取り入れることで、心を落ち着けて試験に臨むことができる。また、焦らずに自分のペースで試験を進めることが重要だ。
これまでの努力を信じ、自分ができることを精一杯行うことで、最高の結果を得ることができるだろう。
「総合型選抜・学校推薦型選抜 受験当日」に向けた万全の準備と心構えで、合格への道を確実に歩もう。このガイドを参考に、受験当日を迎えるにあたっての不安を解消し、自信を持って試験に挑んでほしい。