工学部に進学しようとした理由としては、親の影響が大きいです。特に私の父は機械いじりを好み、私が幼い頃から家の壊れてしまったゲーム機や、バイクなどを手塩をかけて直してしまうので、幼い私からすれば格好良くて仕方がなかったです。そして大学進学の際、国公立で、関西圏にあり、なおかつ自分のレベルと合致するうえ、就職率が高く柔軟に進路を定められる福井大学を選びました。結果的に後期で入学することになりましたが、私はこの結果に納得し、満足しています。
受験を意識し始めたのは2年生の頃です。3年生まで部活動が入っていたので、部活動の終了後に学習塾に立ち寄って勉強していました。3年目の春頃に部活動を引退し、本格的に受験勉強に打ち込みました。夏休みはとにかく折れることなく、精神を整えて勉強していました。
3年生になってからですが、自分は予定がずれたり、予定に間に合わないなどの事があった場合すぐにやる気をなくすという弱点がありました。これらを修整しようとしてもなかなかできなかったので、いっそ長期目標を立ててあとは自由に勉強する形を取りました。そのため時間はフレキシブルで10時間のときもあれば一切やらないときもありました。
数学に関しては、とにかく自分の中で間違ってもいいから、「なぜこの部分はこの回答のようになるんだ?」といったように自問自答して考えることで、初見の問題にもかなり対応できるようになりました。最終的には共通テストや二次試験でもそれなりの点数を取ることができました。
とにかく何でもかんでもずっと勉強ばかりしてしまうと、精神も摩耗するので、自分は勉強が終わったり目標を達成したとき、もしくはどこか上手くいかないときなどは、塾から程ないところにあるゲームセンターに寄り道していました。夜風に当たりながら歩いていると、心も落ち着くし、ゲームで良いストレス発散になっていたと思います。
これから受験生の皆さんに降りかかる現実は、優しくもあり冷酷です。皆さんはまずその現実を受け止める準備をするべきだと思います。 そのためにはどうすればいいかというと、自らの事をよく理解して、それにあった方法でよく勉強することです。たとえ努力の末に不合格という現実を突きつけられようと、積み重ねてきた努力があれば、その結果を受け止め、その経験を将来に活かす事ができると僕は思います。偉そうな事を言ってしまいましたが、皆さんの未来のためにも、ここが大きな踏ん張り所であるはずです。折れずに頑張って下さい!
1・2年の時には、皆さんはなかなか受験を意識することは少ないかもしれません。事実自分もそうでした。ですが、この2年間でできることは意外と多いです。基礎を固めたり、自分の勉強に関するルーティンワークを組んだり...などです。遅くてもいいのでできるところから始めてみてほしいです。それらはきっと役に立ちます。
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