3年生の夏まで部活動をしていました。1・2年生はほとんど学校の授業を受けるだけでした。基本的に授業の内容を理解することを意識していました。定期テストの内容も大切なので、しっかり勉強するべきだと思います。部活引退後に本格的に受験勉強を始めました。1・2年生のうちに苦手分野を潰し、3年生ではどちらかというと得意科目を伸ばすことに時間を使いました。過去問を解き傾向を見るのもとても大切なのでそれにも時間を使いました。
数学は好きでしたが初めは得意とは言えませんでした。苦手意識のある人はよく見る定番の問題や、基本的な解法の問題をしっかり身につけるといいと思います。基本をしっかり理解していると、難しい問題も徐々に解けるようになります。最後まで解ききれなくても、問題の解き方の中で重要なポイントがいくつかあるので、そのうち1つでも思いつけるようにという気持ちで問題に向かうといいと思います。
メリハリが大切だと思います。自分の考えでは休憩なしで勉強するより、休憩の時間を作るほうが良いと思います。休憩は長くしすぎると勉強に戻れなくなるので、1回30分以内にするべきだと思います。睡眠時間はできるだけとるべきです。家でばかり勉強すると気分が塞ぐことがあるので、適宜塾や学校の自習室を利用すると良いと思います。
受験勉強を通して勉強の内容以外にも学べることがたくさんあります。自分の目標があり、それを達成するために計画を立て、モチベーションを保って努力を続ける自分なりのやり方が、受験勉強をしているうちにわかってくると思います。
1・2年生は学校の授業の内容を理解することを一番意識していました。基本は本当に大切だと思います。個人的には部活と両立することはできると思います。スキマ時間の活用が大事です。
世界中で発展が進んでいる工業分野について大学でロボットを動かせるような技術を得て、将来は工業分野の最前線に立ちたいと考えました。山梨大学メカトロニクスコースには1年次から2年次にかけて機械、電気、情報の3分野を学んだうえで3年次にその分野の中から自分にあった分野を3年次に専攻できます。ロボットを自由自在に操るためには、1年次から一つの分野を専門的に学ぶよりは多面的な学習をした方が将来の選択肢が広がると感じたので、山梨大学メカトロニクスコースを第一志望にしました。
受験生までは課題を根性で仕上げるような生活だったので受験勉強なんて、一切考えていませんでした。2年の後期から引退するまでは課題プラスαの勉強ができても、その大半が数学だったので英語や古典の点数は伸びませんでした。引退してからは夏休みの課題を終わらせた後、一回目の総合型までは学校の課外と並行しながら、物理を重点的に行い、その総合型が終わった後に他の教科をしっかりと勉強し始めました。
理科2科目の物理と化学は共通テスト対策時の時期にもかかわらず、全然内容を理解していなかったので、クラスメイトが使っていた、『宇宙一わかりやすい』というシリーズの参考書に手を出してみました。この参考書は、かなり詳しく説明されていて、教科書と比べて表現が柔らかく、自分にとってはわかりやすく感じました。さらに、付属の問題集がついているので、基礎が身についているかはそれで確認しました。私はその参考書のおかげで本番は全国平均点から10点以上高い点数を取ることができました。
今現在から受験本番までの学習の予定をしっかりと立ててください。まだたくさんの期間があると感じているかもしれませんが、受験生の1年間なんて体感でいうと本当に一瞬です。桜が咲く頃に、笑っていられる自分になるためには何が必要か今日からしっかり考えて勉強に向かってください。
受験勉強をする前にちょっとの時間でいいので、行ったことのない場所へ行ってみたり、雑学をつけるつもりで本やインターネットを使って高校の勉強と普段の生活を結び付けてみたりしてください。漠然と大学に行きたいと考えている人もいるかもしれませんが、大学に行くということは高卒で働く人と比べて、何年か社会的に遅れることになります。高校卒業後に大学でさらに学ぶ意味をじっくり考え、目標を明確にしてください。きっと、受験へのモチベーションに繋がります。
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