学部・学科

原則として、2023年5月に行った各大学へのアンケートを基に編集・掲載しています。

医学部
歴史
設置 1974
学科定員

計155 医学95、看護60

学部内容
 医学科は、「アウトカム基盤型教育」を行っている。また、医師・医学研究者に求められる高い倫理観を涵養するため、プロフェッショナリズム教育を各学年で段階的・継続的に行っている。さらに、医学・医療の発展のための医学研究の重要性を理解し、リサーチマインドを養うために、学生自らが研究を行う授業科目を開講している。
 1年次では、医療や福祉の実践活動に触れ、医療人として相応しい人間性、倫理観や能動的学習態度を身につけることを目指す。
 2年次では、地域で展開されている医療・保健・福祉の現場を体験することにより、地域医療の実際を学び、医療人の職責について自覚するとともに、基礎医学の各分野について学ぶ。
 3年次から4年次で学ぶ臨床医学の各分野は臓器別にまとめ、講座を横断した講義を行う。
 また、少人数グループで行う能動学習では、課題発見、解決能力やコミュニケーション能力を養成する。さらに、国内外の研究施設でも研究できる機会を設け、成果を論文や研究会で発表することも強く推奨している。
 4年次に実施される臨床実習前の共用試験(CBT:Computer Based Testing、Pre-CC OSCE:Pre-Clinical Clerkship Objective Structured Clinical Examination〈臨床実習前OSCE〉)により、診療参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ)を行うのに必要な知識・技能・態度を有するか、評価を行う。
 そして、4年次から6年次におけるクリニカルクラークシップでは、診療チームの一員として、倫理観や疾病に関する知識、基本的な診療技術のみならず、患者さんに深い敬意と思いやりを持ち、また医療チームのスタッフと良好な関係を築き実践していく能力を育成する。
 看護学科は、看護学を保健・医療・福祉が有機的に統合・連携した学問として位置づけ、豊かな人間性ならびに幅広い教養と倫理観に基づいた専門知識を身につけ、広く人びとの健康生活を支援する看護を実践できる能力を育成している。
 カリキュラムは、教養科目と専門基礎科目を統合させ、有機的に関連づけられるように配置している。その上で専門科目を、基礎となる段階、臨床看護・地域看護を学ぶ段階、実践能力を強化する段階の三階層に分けて修得し、特に、実践的に「使う」能力の強化を図っている。また、幅広い視野から医療・看護をとらえることを目的に、医学科との合同講義や国際社会での看護活動のための科目の開講、基礎教育と臨床現場の統一化などを行っている。
 1年次から2年次では、教養科目、専門基礎科目と並行して看護の基礎的な内容を学び、豊かな人間性と倫理的感受性を磨く。
 2年次から3年次には、その土台のもとに専門看護を学んでいくことで、高い実践能力を養う。そして、4年次には、臨地実習を経て全ての知識や技術を統合し発展させ、科学的思考力を有した看護職を育成するとともに、自ら積極的に課題を発見・解決する能力や研究する態度など、専門職や研究者としての基本的な研究手法などの素養も身につける。
新入生の男女比率(2023年) 男30%・女70%
2023年医師国家試験合格率(新卒) 99.0%
滋賀医科大学
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