医学部に行こうと決めたのは、幼い頃からお世話になっていた小児科医の姿に憧れたことがきっかけでした。高校生になって医療に関するニュースを見て情報を知るにつれて、憧れから明確な目標へと変わりました。滋賀医科大に決めた理由は、将来滋賀県の医療に貢献したいと思っており、その際に必要となる学習やそれを学ぶためのカリキュラムが充実していたからです。
現役時は数学と物理に不安を抱えていまいした。浪人すると決めた時、1年後には得意科目にしようと決めました。予備校に通い始めて、授業の予復習を意識して頑張りました。授業で扱う問題は一通り授業前に目を通し、授業後にもう一度解き直し解法を徹底的に身につけられるように勉強しました。また自分が苦手に感じている部分は時間があるときに参考書の問題を何度も解いて、逆にこの問題が試験に出てきてほしいと思えるまでにしました。
1年という受験期間の中で私が最も意識していたことはペース配分です。モチベーションの高さによって勉強時間が左右されるのではなく、一定のペースで勉強し続けることが重要だと思います。モチベーションが高い時は、勉強が苦に感じないですが、低い時は自分の得意科目や好きな科目をして勉強のペースを崩さないようにして淡々とこなしていけば必ず乗り越えられます。
私が受験生だったときは、常に不安でいっぱいでした。何を勉強すればいいのか、自分の勉強法は正しいのか、成績は伸びているのかなど悩みがつきませんでした。何度も心が折れかけましたが、自分を信じ続けやり抜きました。これから冬に近づくにつれて焦りや不安が出てくると思いますが、その日自分が出来る精一杯のことを毎日やり続ければ必ず結果が出ます。結果がすぐ目に見えないこともあると思いますが、最後まで「自分なら出来る」と思って頑張ってください。
受験はどれだけ情報を持っているかによって結果が大きく変わります。そのため、1・2年生の間に興味のある大学のオープンキャンパスなどに行き情報を集めておくことが、3年生になって活きてきます。また、1・2年生時にできるだけ勉強しておくことが本当に大事だと受験生活の中で身をもって実感しました。受験の準備を早くするにこしたことはありません。自分が志望する大学に行けるよう日々の積み重ねを大事に頑張ってください。
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