この志望校を選んだのは、高校の先生の紹介です。私はもともと町づくりに興味があり、地域の成り立ちなどを学ぶことができる大学に行きたいと思っていました。高校での進路相談の際に東京都立大学の都市環境学部と、都留文科大学の教養学部を薦められ、どちらも充実した生活を送れると言われ志望校にしました。都留文科大学は田舎にあるためとても落ち着いた雰囲気で、様々な施設もあり、問題なく学習できると思い、入学を決めました。
3年生の春まで部活動をやっていたので、2年生までは授業の予習復習や定期テストの勉強がメインでした。5月から予備校にも通い始め、受験勉強も本格的にスタートしました。部活が忙しかったのですが、学校の授業のレベルが高く受験を常に意識した内容だったので、授業の内容をしっかり理解し、予習復習だけは疎かにしないようにしていました。
部活をやっていた時期は平日は1~2時間程度で、部活のない休日は4時間程度勉強しました。受験勉強を本格的に始めてからは、平日は学校の授業や予備校の授業を除いて3~4時間程度で、休日は12時間程度勉強しました。夏休みや直前期はほぼ毎日10時間程度勉強しました。
受験勉強は自分の学習したい分野や志望校を決めたら、後はどれだけしっかり勉強計画を立て、それを実行できるかだと思います。厳しかったら途中で計画変更をしても大丈夫です。最終的なゴールから逆算して必要な勉強内容と勉強時間を考えることが大切です。
1・2年生の頃は勉強は最低限のことはしっかり行い、部活や行事などの青春もしっかり経験することが大切だと感じました。様々な経験をすることが今後の人生にとっても大切だと思います。
私が都留文科大学の教養学部地域社会学科に進学することを決めた理由は、この大学が古くからの教員養成学校であること、社会科の教員免許の取得にとても適しているからです。また、息が詰まるような東京の喧騒に疲れてしまっていたので、富士山などの山梨の自然に触れてリラックスできるかもしれないとも考えて選びました。あとは触れにくいですが、多少の偏差値も考慮しました。
部活動をやっていなかったので、かなり勉強する時間はあったはずなのですが、私はなまけるきらいがあるので、受験勉強を始めたのは3年生の9月頃になってしまっていました。しかし、授業はしっかりと出ていたので基礎は固まっており、あとはそれを受験に適応させていくだけでしたので、他の受験生よりも時間をかけずとも、比較的楽に過去問を解き進めていくことができました。
日本史についてはとにかく詰め込み学習でした。共通テストでは記述式で出題されることがないので、すべての用語を網羅することが手っ取り早い攻略方法です。私は、『時代と流れで覚える!日本史B用語』という参考書をとにかく何周もやってすべてを暗記し、更に共通テスト、センター試験の過去問をがむしゃらに解き続け、間違えたらその部分を何回も暗記し直すという勉強で87をとることができました。
根を詰めすぎてはすぐにパンクしてしまうので、疲れたなと思ったらまずは息抜きをしてください。疲れた状態で勉強するより、リフレッシュした状態で勉強することを心がけましょう。
スタディサプリなどの学習サービスを疎かにすることなく、しっかり活用していくとライバルに確実な差をつけることができます。時間がある限り使っていきましょう。
難易度、立地、学費などである程度絞ってはいましたが、自分のやりたいことや学力がわかっていなかったため、最後まで志望校や学部は明確には決めきれていませんでした。明確ではなかったのですが、国公立で東京に近い大学がいいとは思っていました。共通テストのでき次第で国公立の出願先を決定し、その後も進学先に迷ったのですが、最終的にこの大学に決めました。
苦手な科目は塾の先生に教わっていました。自分一人で苦手な科目を勉強するのは時間がかかるし、とても苦痛だったので、本当にありがたかったです。比較的得意だった倫理は、資料集でエピソードや顔写真を見ながら暗記しました。やはり、特徴的なエピソードや視覚的な情報を取り入れると、暗記しやすかったです。共通テスト対策については、過去問やその形式の模擬試験を解いていました。
私はなかなか受験勉強のスイッチが入らず、気持ちだけが焦っていました。そのようなときは一旦気持ちを落ち着かせ、「大丈夫、大学受験失敗しても大したことない!」と自分に言い聞かせていました。気楽にやっていけばいいと思ったら、勉強したくないという気持ちが少し和らぎました。受験に対して、過度に怖がらない方が上手くいくと思います。
まわりと比べて焦らなくていいと思います!まだ志望校が決まっていない人はオープンキャンパスなどで実際に大学に足を運んでみることをおすすめします!
1・2年生の頃に学習習慣を身につけておくといいと思います。自分にはどんな勉強法が合っているか、いろいろ試してみるといいかもしれません。
教養学部国際教育学科の進学を決めた理由は二つあります。一つ目は日本の教員養成に特化した大学であることです。都留文科大学は多くの教師を輩出しており、全国に多数の先輩方がいらっしゃいます。教職員のネットワークが自身の教員生活に役立ってくれるだろうと考えました。二つ目は国際教育学科独自のプログラムでIB教員の資格を取得できるからです。
国際教育学科では共通テスト三科目と二次試験の英語で受験することができます。そのうち共通テストは世の中に多数ある参考書で対策法が書かれているので省略します。これから二次試験の英語に向けてどういう風に勉強すればいいか話させていただきます。まず初めに共通テストで7割程度は取れるようにしてください。その後または途中で1回過去問を解いてください。意外と点が取れると思います。しかし、和文英訳や最後のライティングで苦戦すると思うので、もしそうなったら先生などに添削してもらい英語力を地道に高めていってください。
自分は都留文科大学とは異なる大学が第一志望であり、そしてその大学は学校推薦型選抜、一般選抜ともに不合格でした。正直、今思えばにまわりの受験に対する熱意についていけなかったことが問題だと思います。まわりが本気で勉強する中、自分はただ普通に勉強してるだけで気づいたら受験当日でした。もっとまわりと、特にクラスメイトと競い合ってモチベーションを維持してください。根性は大事ですが、環境もそれに負けず重要です。
第一志望の大学で理想の大学生活を送るために、文字通り死ぬ気で頑張ってください。とはいえ心身ともに健康でいるように心がけてほしいと思います。あなたが最高の状態で地道な勉強をしていく姿を心から祈っています。
青春を満喫していてもそうでなくても、日々の定期テストや暗記を欠かさないでください。数回ぐらいは大丈夫ですけどね。
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