- 新増設、改組、名称変更等の予定がある学部を示します。
- 改組、名称変更等により次年度の募集予定がない(またはすでに募集がない)学部を示します。
〈1部〉
計849 哲学100、東洋思想文化100、日本文学文化133、英米文133、史学133、教育150<人間発達100、初等教育50>、国際文化コミュニケーション100
〈イブニングコース(2部)〉
計110 東洋思想文化30、日本文学文化45、教育35
*定員は2027年予定
東洋思想文化学科では、東洋の歴史のなかで培われた思想や文化を広く学ぶとともに、それぞれの興味に応じた4つのコース(「インド思想」「中国語・中国哲学文学」「仏教思想」「東洋芸術文化」)で専門性を高める。
日本文学文化学科では、日本の文学や文化をグローバルな視点から考察し、理解を深め、その内容を世界に向けて発信できる人材を目指す。
英米文学科では、英語を「文学」と「語学」の両面から学び、文学的・語学的読解力と、思考力、表現力を身につける。
史学科では、文献史料などから、過去に生きた人びとの社会や暮らしを分析し、歴史像を組み立てる。「日本史」「東洋史」「西洋史」の3つの専攻で、ゼミナールを中心に学びを深める。
教育学科は以下の2専攻に分かれる。
◆人間発達専攻では、全ての世代が発達の過程にあるとする「生涯発達」の捉え方を軸に、教育を多面的に考える。多様化する教育へのニーズに応えるため、教育学だけでなく、多様な学問へと学びの領域を広げ、現代社会が直面する問題に主体的に関わる力の獲得を目指す。
◆初等教育専攻では、豊かな人間性と、実践的な指導力、確かな「授業力」を備えた教員を目指す。4年間を通じて行う「往還型教育実習」により教室で学んだことを現場で確かめ、現場での経験と課題を大学で研究する。その繰り返しにより、高度な専門性と教員としての実践的指導力を養う。
国際文化コミュニケーション学科では、お互いを尊重し、国や価値観の違いを越えて理解し、信頼し合える関係性をつくりだすために、相手と自らの文化に対する深い理解と、多言語で文化を受発信できるコミュニケーション能力の獲得を目指す。
△新入生の男女比率(2026年) 1部-男46%・女54%、2部-男64%・女36%
〈1部〉
計616 経済250、国際経済183、総合政策183
〈イブニングコース(2部)〉
経済130
*定員は2027年予定
経済学科では、最先端の経済理論と、実社会で起きている経済現象を学びながら、経済政策や関連する制度についての専門知識を身につける。「理論」「実証」「政策」の3つに重点を置いて学びを深める。
国際経済学科では、具体的な事例を通して、欧米やアジアの経済・社会事情、国際金融、貿易、国際開発などについて学びながら、国際的な経済理論を身につける。
総合政策学科では、現代社会が直面する問題と課題について、自ら考え、問題を掘り下げ、それを解決するための政策と企画を描くとともに、行動し、ほかの人びととともに「よりよい方向」へと社会を導いていく力、社会における問題解決のための、実践的能力を身につける。
△新入生の男女比率(2026年) 1部-男71%・女29%、2部-男83%・女17%
〈1部〉
計682 経営316、マーケティング150、会計ファイナンス216
〈イブニングコース(2部)〉
経営110
経営学科では、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する人材の育成を目標としている。経営学に関わる幅広い知識と応用力を備え、経営目標を実現するための方策を戦略的、論理的、創造的に考える力を養う。
マーケティング学科では、商品企画・開発、広告宣伝、流通を連携させて「売れる仕組み」をつくる「マーケティング」について、各分野を体系的に学ぶ。
会計ファイナンス学科では、会計とファイナンスをベースに、関連する各領域について専門的に学ぶ。
△新入生の男女比率(2026年) 1部-男62%・女38%、2部-男73%・女27%
〈1部〉
計500 法律250、企業法250
〈イブニングコース(2部)〉
法律120
法律学科では、法治国家で求められる法的知識と、それを現実問題に活用するためのリーガルマインドを習得する。社会で不断に生起する問題について、自らの頭で考え、法に基づいて解決することのできる能力を有する人材の養成を目指す。
企業法学科では、企業人・国際人として不可欠の法的知識とビジネス知識の修得を目指す。これによって国際社会で活躍する企業人として必要な能力とスキルを身につけた人材を育成する。
△新入生の男女比率(2026年) 1部-男61%・女39%、2部-男74%・女26%
〈1部〉
計600 社会150、国際社会150、メディアコミュニケーション150、社会心理150
〈イブニングコース(2部)〉
社会120
*定員は2027年予定
社会学科では、現代社会への理解を深め、そこにある問題を解決するための広い視野を養う。社会学の基礎理論をはじめ、環境、地域、労働、グローバル化、家族、教育、地理などさまざまな視点から学びを深める。
国際社会学科では、世界が人びとの多様性を理解し、持続可能な国際社会の創出に貢献する人材を求めていることに対して、現場体験型の学びを通じて、多文化共生を実践的に担うことのできる「地球市民(グローバル・シティズン)」を育てる。
メディアコミュニケーション学科では、現代社会の特性を「メディア」と「情報」を手がかりとして解明し、これからの社会をリードするスペシャリストを養成する。
社会心理学科では、社会の出来事を心理学的視点でとらえる「社会現象の心理学」と、個人や人間関係を対象とする「人間関係の心理学」の両面から、現代社会の問題にアプローチしていく。
△新入生の男女比率(2026年) 1部-男38%・女62%、2部-男53%・女47%
計390 グローバル・イノベーション100、国際地域290*地域総合専攻はイブニングコース<国際地域210、地域総合*80>
グローバル・イノベーション学科では、グローバル社会のさまざまな領域のイノベーターとして活動するための知識と哲学、対話・行動力を身につける。具体的には、グローバル企業での国際ビジネスの現場、国家間の交渉や国際機関での活動などにおいて、経済と社会のバランスの取れたイノベーション実現のための知識、さらに日本の経済・社会・文化の深い理解に基づいた国際的な視野の獲得を目指す。
国際地域学科は以下の2専攻制。
◆国際地域専攻では、世界の国々や地域、そしてコミュニティにおけるさまざまな課題・問題を、世界的・地球的(グローバル)な視点と思考からとらえる力を身につける。
◆地域総合専攻はイブニングコース(2部)。たとえば、日中の業務などを通して発見した社会の課題を素材として、夕方からの講義で知識を深め、思考し、解決策を探る。時間と自らの経験を有効に活用しながら学ぶことができる。
△新入生の男女比率(2026年) 男46%・女54%
国際観光366
△新入生の男女比率(2026年) 男36%・女64%
情報連携300
△新入生の男女比率(2026年) 男81%・女19%
計476 社会福祉216、子ども支援100、人間環境デザイン160
社会福祉学科では、誰もがその人らしくありながら、ともに暮らす「共生社会」の実現に向け、社会福祉の学びに基づき、支援の現場で求められる知識と実践的技能を身につける。
また、社会・経済の変化に対応する政策や制度、福祉ビジネスなどについても学びを深め、創造力とリーダーシップを持って国内外の幅広い分野に貢献できる人材を目指す。
社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士の国家試験受験資格が取得可能。
子ども支援学科では、保育学・幼児教育学・子ども家庭福祉学を基礎とした学びによって、子どもと保護者、家庭、地域社会に関わるさまざまな問題への理解を深める。また、「子どものウェルビーイング」を支え、よりよい地域社会づくりに貢献し、協働する専門職としての知識と技能を身につける。さらに、国内外において多文化共生社会の実現に貢献する、子ども支援のプロフェッショナルを目指す。
保育士、幼稚園教諭一種、社会福祉士(国家試験受験資格)などの資格が取得できる。
人間環境デザイン学科では、多様な人びとが暮らす社会、まち、住まい、そして生活の場における「ユニバーサルデザイン」について、ものづくりを通して学修する。
イメージを具体化するデザインの知識や技術を身につけるとともに、社会・経済的な課題についても理解を深めることで、実社会におけるデザインの役割と可能性にも視野を広げ、人の営みを総合的に考える視点を養う。
一級建築士、二級建築士、木造建築士などの資格が取得できる。
△新入生の男女比率(2026年) 男27%・女73%
計330 健康スポーツ科学230、栄養科学100
健康スポーツ科学科では、健康問題をはじめとした、少子高齢化・人口減少社会におけるさまざまな課題について、スポーツを通じた解決策を探る。機能的、社会・文化的な側面から健康スポーツ科学を学び、科学的思考を伴った専門的知識と技術を習得する。健康づくり、アスリートのパフォーマンス向上、そしてQOL向上に貢献できる人材を目指す。
栄養科学科では、栄養学を基盤として、栄養科学とスポーツ科学の両面を探求することにより、食・栄養の観点からスポーツパフォーマンス向上や健康づくり、QOL向上に貢献する人材を目指す。学際的な専門知識や技術を生かし、スポーツ栄養科学領域における新たな価値創造を図る。
△新入生の男女比率(2026年) 男54%・女46%
計598 機械工126、電気電子情報工113、応用化学113、都市環境デザイン100、建築146
*定員は2027年予定
電気電子情報工学科では、エネルギー・制御分野、エレクトロニクス分野、情報通信分野について、系統立てて学ぶ。「電気工学」「電子工学」「情報通信工学」をベースに現代社会を支える技術について理解し、広い視野と倫理観を持って新しい技術を創造する技術者の育成を目指す。
応用化学科では、化学の力で社会貢献できる、実践的な研究者・技術者・教育者を目指す。実験と講義で確かな基礎力と柔軟な応用力を身につける。
都市環境デザイン学科では、建設技術についての理解を基礎として、人びとが安全で快適に暮らせる空間づくりを学ぶ。実験や演習を通して、都市環境を構築するデザイン力と、都市づくりに生かされる創造力や経営力を身につける。
建築学科では、建築の工学的側面のみならず、地域に残る建築物や歴史といった文化的側面も考えながら、建築と「まち」をトータルデザインできる人材を養成する。
△新入生の男女比率(2026年) 男80%・女20%
総合情報260<メディア情報100、心理・スポーツ情報80、システム情報80>
△新入生の男女比率(2026年) 男73%・女27%
環境イノベーション140
◆環境創造コースでは、環境技術とデジタル技術を駆使して持続可能な未来社会を設計・開発する力を磨く。複雑化する課題に対応する高度な開発力を培い、解決策を形にする知識とスキルを学ぶ。
◆科学コミュニケーションコースでは、正しい環境知識とデータをもとに市民や企業・行政との対話を通じて環境問題の解決策を社会実装する力を磨く。高度化する科学技術と社会の間をつなぎ、協働・共創を生み出す力を身につける。
計339 生命科学113、生体医工113、生物資源113
生体医工学科では、生命科学を応用する学びによって生体と関連技術への理解を「ものづくり」につなげ、社会を支える人材を育成する。医療・福祉・生活の質の向上、持続可能な社会と環境の実現に貢献する。
生物資源学科では、「生物資源」である植物と微生物について深く学び、それらの活用について先端研究を行う。植物や微生物の生命現象を理解し活用することで、健康医療問題や地球規模の諸問題の解決に貢献する人材を育成する。
△新入生の男女比率(2026年) 男58%・女42%
計339 食環境科学126、フードデータサイエンス113、健康栄養100
フードデータサイエンス学科では、「フードシステム学」と「データサイエンス」との文理融合の学びにより、食を取り巻く問題の解決に挑む。社会で実践的にデータサイエンスを使って活躍し、食の未来を創造する「フードデータサイエンティスト」を育成する。
健康栄養学科では、管理栄養士としての能力を育むとともに、社会における実践力、自然科学と人文科学分野の基礎的知識を養う。多角的な視点から食と健康への理解を深め、さまざまな分野で健康栄養科学の側面からリーダーシップを発揮できる人材を目指す。
△新入生の男女比率(2026年) 男40%・女60%
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東洋大学の新学部
環境イノベーション学部とは?
文系理系の強みを活かせる、
未来の環境問題に挑戦する学び
気候変動、資源枯渇、生物多様性の喪失など、現代の環境問題は多様化し、複雑化し、潜在化しています。こうした問題の解決、さらには持続発展可能な社会の創造を実現するために必要なのは、環境負荷を減らすアプローチだけではありません。2027年4月に新たに開設する「環境イノベーション学部」では、環境問題の解決に向けた学びを深めるため、文系・理系の枠を超えたカリキュラムを提供します。環境科学の基礎から、AIやデータ分析、さらに人々の考えや行動を変革する科学コミュニケーションを駆使して、「グリーン・デジタル社会」の実現に欠かせない知識やスキルを養います。
「環境イノベーション学部」の魅力
環境問題が複雑化する現代において求められるのは、技術だけでなく社会を動かす力です。本学科では、環境とデジタル、そして人をつなぐ“実感と実体験”の 学びを通して、持続可能な社会の実現に挑みます。
- POINT 01
実感と実体験にあふれた学び - 施設調査やインターンシップ、「こもれびの森」での実習などを通じて、実社会の課題に触れながら学ぶ体験型のカリキュラムを展開します。
- POINT 02
環境×デジタルで課題の解決へ - 環境分野の知識に加え、ICTやデータサイエンス、AIなどを活用し、社会課題に対して新たな解決策を生み出す力を養います。
- POINT 03
文系・理系を問わず学べるカリキュラム - 文系・理系の出身を問わず学ぶことができるカリキュラムを設計しています。様々な背景を持つ学生同士が学び合うことで、柔軟な発想を育みます。
キャンパス内・外での実感・実体験の学び
段階的に学びを深める4年間の教育プログラム
社会変化を踏まえた環境問題の解決、ひいては持続可能な社会の創造を実現するため、環境問題をシステム思考で捉え、グリーン・デジタルを活用した環境創造力と、その社会実装を促進する科学コミュニケーション力の両輪によってソリューションを提案し、イノベーションの創出に貢献できる「環境イノベーション力」を有した人材の育成を目指します。
豊かな自然に囲まれた
川越キャンパスこもれびの森を舞台に、
実感と実体験の学びを展開
文系・理系を問わず学べるカリキュラム
将来のキャリア例
環境問題の解決に挑む人へ|入試情報・求める学生像
「環境イノベーション学部」が大切にするのは、
あなたの「環境問題を解決したい!」という熱意です。
環境イノベーション学部は、あなたの「環境を守りたい」という気持ちを、全力で受け止めます。文系・理系どちらの強みも活かせる、多様な入試スタイルを用意しました。複雑な環境問題に立ち向かうための、最初の一歩をここから踏み出しませんか?
入試情報
環境イノベーション学部の特色ある入試
- 公募制推薦入試 試験日:10月・11月・12月実施
- 小論文やプレゼンテーション、面接などを通じて、環境に関する基礎知識や関心、そして探究心を問います。探究学習などで「環境」に対する関心を深めてきた受験生や、環境問題に関する活動に積極的に取り組んできた受験生は、その経験を活かして挑戦してください。
- AO型推薦入試 試験日:10/18
- 勉学に対して明確な目的意識があり、アドミッション・ポリシーに合致する人材を募集する入試。
配点:書類選考 100点/面接 100点/課題発表・質疑応答 100点
※課題内容等は「入学試験要項」をご確認ください。
※面接は「環境」に関する基礎知識を問う口頭試問を含みます。 - 学校推薦型入試(小論文型)試験日:11/22
- 高等学校長の推薦を受けて受験する入試。
配点:書類選考 100点/面接 100点/小論文 100点
※出願資格に全体の学習成績が含まれます。
※面接は「環境」に関する基礎知識を問う口頭試問を含みます。 - 自己推薦入試 試験日:12/13
- 高等学校長の推薦がなくても自分の意志で受験できる入試。
配点:書類選考 100点/面接 100点/小論文 100点
※面接は「環境」に関する基礎知識を問う口頭試問を含みます。 - その他、一般選抜
- ・一般選抜(大学入学共通テスト利用入試、一般入試)においては、「英語・数学・理科」あるいは「英語・国語・地歴公民または数学」の組み合わせで文系・理系いずれでも挑戦できる内容の入試を実施します。
・基礎学カテスト型入試は「英語・国語」または「英語・数学」の基礎学カテストと事前課題の小論文、調査書等の組み合わせで実施します。
アドミッション・ポリシー
環境イノベーション学科では、文系・理系を問わず、幅広い分野に興味を持ち、環境問題の解決に主体的に取り組みたいと考える学生を求めています。
- 社会の変化を踏まえ、環境問題の解決に貢献したい意欲がある人
- 論理的に考える力を身につけ、課題解決に活かしたい人
- 科学技術やデジタル技術を活用して新しい解決策を探りたい人
- 科学的な根拠をもとにした科学コミュニケーションで、人々の問題意識を変えていきたい人
- 大学での学びに必要な基礎学力を備えている人
大学情報
東洋大学 川越キャンパス
〒350-8585 埼玉県川越市鯨井2100
最寄駅:鶴ヶ島駅(東武東上線)東口 徒歩約10分(新西門まで)
お問い合わせ(入試部入試課) TEL:03-3945-7272
“大学入試の構図を変える!?”
選抜に螢雪編集部が切り込む!
● 東洋大学 入試部長
加藤 建二 氏
1987年、学校法人東洋大学入職。教務部、入試部、総務部などを経て、2013年から入試部長。学力を重視する入試改革を推進し、英語外部検定試験利用入試の導入などもけん引した。
東洋大が2025年度入試で導入した基礎学力テスト型の学校推薦型選抜。大きな話題となったその選抜は、2026年度入試では総合型選抜に変わり、評価の仕方などにも変更がある。25年度の結果と26年度の変更の狙いについて、仕掛け人の加藤建二入試部長に話を聞いた。
学校推薦型から総合型への変更は
より多くの受験生に機会を提供するため
基礎学力を重視する方針
東洋大が25年度に導入した“基礎学力テスト型”の学校推薦型選抜は、578人の募集人員に対して約2万人の志願者があった。関東地方の私立大では珍しい年内に学力試験を実施する形式や、併願可能な学校推薦型選抜だったことが受験生の関心を集めた。
この基礎学力テスト型の選抜は、26年度からは総合型選抜に変更される。加藤建二入試部長は「一言でいえば、より多くの受験生に受験機会を提供するための変更です。昨年、高校のスケジュールの都合や、学校推薦型選抜で出願できるのは1校のみという高校のルールが理由で、推薦書を書いてもらえなかった受験生が多くいました」と説明する。
最大の特徴である年内の基礎学力テスト実施(2教科)は、総合型選抜になっても変わらないが、26年度からは事前課題型の小論文が課される。さらに、配点は学力テスト200点・小論文10点・調査書等10点という傾斜のついたものとなる。これには、東洋大から受験生へのメッセージが込められているという。加藤部長は「そもそも“基礎学力テスト型”選抜を導入したのは、学校推薦型・総合型選抜で入学した学生の学力不足が背景にありました。一般選抜で入学した学生と比べると、教科・科目の基礎学力が課題だったのです。基礎学力テストを課すのは、『東洋大は基礎学力を重視します』という方針を明確にするためです」と語る。しかし、年内の基礎学力テスト実施を巡っては、様々な意見が飛び交った。
歓迎から、徐々に批判の声も
25年度に基礎学力テスト型の学校推薦型選抜を導入すると発表した当初、高校の指導現場からは歓迎の声が多かったという。学校推薦型・総合型選抜の受験生は、一般選抜の受験生に比べて学力が疎かになるケースが多い。年末まで勉強しなければならない“基礎学力テスト型”は、受験生の学力不足に課題意識を抱いていた高校の教員にとっても好意的に受け止められた。
しかし、徐々に批判の声が上がってきた。併願や推薦書に関する考え方が、関東地方における従来の学校推薦型選抜のあり方となじみにくかったためだ。さらに、学力検査は2月1日以降とする文部科学省の「入学者選抜実施要項」に抵触するのではとの指摘もあり、高校や大学関係者の間で議論が起こった。

“基礎学力テスト型”選抜の広まりで
学校推薦型・総合型選抜が変わる!?
年内に学力テストを課す理由
加藤部長は「年内の基礎学力テストではなく、年明けの共通テストを利用すればいいという意見もありました。ただ、それでは年内に合格を決めたい、東洋大を志望する層のニーズとかみ合いません。また、国公立大受験を見据えて共通テストを受験する層は、そもそも学校推薦型・総合型選抜で決めようとは思っていない人が多いはずです」と説明する。
学校推薦型・総合型選抜の受験生の学力は、大学の入試難易度によって異なる。難関大の場合は一般選抜より優秀な層が受験することが多いが、中堅大の場合は一般選抜での合格が難しい層が受験する傾向が強い。東洋大は後者寄りだったものの、一般選抜を重視してきた従来の伝統もあり、前述の通り学校推薦型選抜でも基礎学力のある受験生を集めたい事情があった。志願者約2万人という結果により、受験生のニーズが確かめられた。

事前課題型の小論文が必要に
“基礎学力テスト型”選抜導入2年目となる26年度は、批判の声や議論も踏まえて総合型選抜となる。注目したいのは、新たに加わる事前課題型の小論文。受験生には、東洋大の建学の精神や教育理念などを理解したうえで記述が求められる予定だ。小論文や調査書等が加わることで、より多面的かつ総合的な判定方法で評価できるようになる。
加藤部長は「基礎学力を重視しているため小論文の配点は低めですが、東洋大の理念を理解して入学してほしいという思いがあります」と趣旨を説明する。

他大学への広まりも歓迎
東洋大の“基礎学力テスト型”選抜は併願可能な点も注目を集め、実際に国公立大と併願した受験生も多かった。加藤部長は「もちろん東洋大が第1志望の受験生に入学してほしいですが、国公立大志望の受験生にもぜひ併願してもらいたいです」と呼びかける。
関東地方では、26年度も複数の大学が東洋大と同様の入試の導入を表明している。「他大学に広まるのは歓迎します。多くの大学において、学校推薦型・総合型選抜でほとんど学力を試されず入学できる現状が変わってほしいです」と期待する。

加藤部長から受験生へのメッセージ
基礎学力をつけたうえで、自分に合う入試を探して
東洋大を目指す受験生の皆さんには、基礎学力をつけて受験してもらいたいのが前提です。ただ、そのうえで自分に合う入試でチャレンジしてほしいと考えています。東洋大の募集人員のうち70%ほどは一般選抜ですが、基礎学力テスト型以外の学校推薦型選抜・総合型選抜も16%ほどあります。 高校時代に探究活動などに力を入れた人を評価する入試もあるので、基礎学力を身につけたうえで自分に合う入試を見つけて、ぜひ東洋大にチャレンジしてください。
他の大学の情報も確認しよう
掲載情報について
入試関連情報は、必ず大学発行の募集要項等でご確認ください。
掲載内容に関するお問い合わせ・更新情報等については「よくあるご質問とお問い合わせ」をご確認ください。
※「英検」は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。



















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![[共テ対策]先輩の成長曲線を追え!【実体験】](/assets/437a7680e6f34b928a92c3dba656ff7d/a6ebb2c11ca04b0191b0c31f3104c5df/%E5%85%88%E8%BC%A9%E3%81%AE%E6%88%90%E9%95%B7%E6%9B%B2%E7%B7%9A_%E6%9E%A0%E7%84%A1up.png?w=470&fm=webp)





