「ポジ活」とは、積極的に楽しいこと/うれしいことを1日1回行う「ポジティブ活動」の略です。ストレスフルな受験生は、ぜひポジ活で息抜きをしてください。
受験生とはいえ、「勉強だけをしなくてはならない」という決まりはありません。映画を見たって、美味しいものを食べたって良いのです。それでも罪悪感が生まれてしまうなら、1日15分と決めて、思い切り好きなことを楽しみましょう。何か達成感を得られるものだと、ストレス軽減により効果的です。
慢性的なストレスは、自律神経や脳に悪影響を及ぼします。オンとオフを切り替えることでストレスの慢性化を防いでいると考えれば、罪悪感も薄れますよ。

まさに「ポジティブになる練習」のことです。「3行日記」の要領で、その日にあった小さな良いことを3つ挙げていきましょう。「できたこと/うれしかったこと/感謝したこと」のようにテーマ別に書けるといいですね。
これを積み上げることで、少し嫌なことが起きても「でも、良いこともあったし」と思えますよ。小さなことでも、成功体験を根拠に、ストレスの悪循環から抜け出せます。

ここまで、不安や気分の落ち込みのようなネガティブな感情のやわらげ方と、うれしい、達成感のようなポジティブな感情の作り方を説明しました。さらに、人間の絆として重要なポジティブな感情を増やしていきましょう。
それは「思いやりの気持ちを持つ」です。
周囲の人への思いやりだけでなく、自分自身への思いやりも忘れないでください。自分自身を労わり、大事にすることで、気持ちも行動も自然と前向きになっていきますよ。
ネガティブな感情が生まれてしまったときは、それを受け入れることも大切です。その感情をしっかり理解して、ラベルや点数を付けてあげると落ち着きます。「私は今悲しいんだ」と、ネガティブな自分を受け入れることも、思いやりのうちです。
自分を蔑ろにしてしまう人ほど、うつ病が治りにくいと言われています。周囲の人はもちろん、自分も大切にして、ポジティブな感情をどんどん増やしていってください。

ヤーキーズ・ドットソンの法則という心理学の法則があります。「適度なストレスがパフォーマンスを最大化する」というものです。
まったく緊張感のない状態では集中できませんし、逆に緊張しすぎて頭が真っ白では何もできません。ほどよく緊張しているほうが、集中してパフォーマンスが発揮できるのです。
もし入試本番で緊張してしまったら、メタ認知を思い出して、緊張度合いを点数化してみましょう。たとえ緊張度100%でも、数字にして認識することで、少し気持ちが落ち着きますよ。


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