勉強の習慣化には、さまざまなやり方があります。自分に合う方法を見つけましょう!
毎日ほぼ無意識で行っている習慣や行動に、勉強をくっつけてしまいましょう。「歯を磨いたら古文を1題解く」「夜寝る前に単語帳を2ページ読む」などです。最初から「お風呂の前に2時間長文読解をやる」といったハードなものを課すとうまくいきませんので、既存の習慣や行動時間にあまり影響のない範囲で取り入れてみましょう。
行動の“きっかけ”は、場所や時間といった環境と、感情が主です。感情の発生は自分ではコントロールできないので、環境要因のきっかけをつくり出してしまいましょう。「自習室では英語の長文をやる」「20時になったら数学の計算問題をやる」などです。ちなみに、「自習室では勉強する」といった内容の不明瞭な決め方は、手を動かす前に勉強内容を迷ってしまうので、あまり効果が期待できません。
山盛りの問題集が目の前にあったら、げんなりしませんか?最初こそヤル気になるかもしれませんが、終わりが見えてこないと気持ちも萎えますよね。だから、目に見えるノルマを減らしましょう。分厚い問題集も、その日にやる分だけコピーして使います。目に見える分が減ると、不思議と「これだけならできそうだな」という気持ちになるものです。心理的ハードルを下げるだけで、取り組みやすくなります。
トイレの壁に覚えたい英単語を書いた紙を貼っておけば、用を足すとき自動的に英単語が目に入ります。このように、日常生活の中に勉強に入るきっかけをたくさんつくっておきます。すると、ヤル気がないときでも半強制的に勉強ができますし、ヤル気があるときなら「あと10個、追加で英単語を覚えるぞ!」と単語帳を開くきっかけになります。
また、体調不良だったり、人間関係に悩みがあったり、成績が上がらなかったり嫌な出来事があると、ヤル気は出ないものです。「やりたくないけどやらなきゃ」という気持ちもストレスになるので、半強制的に勉強するシステムを構築できれば、ヤル気に左右されず勉強ができるうえ、「トイレで単語見たし」と思えてストレスも軽減できますよ。
先述の、人が即時報酬を得たがる性質を利用しましょう。勉強後のご褒美を設定して「勉強したら、好きなことができる」と脳に覚え込ませます。お菓子を食べる、30分ゲームをするなどでも良いですが、お気に入りのカフェで勉強したり高級な文房具を使ったり、特別感を演出するのもオススメです。勉強ノートを積み上げて山にしたり、勉強時間を記録できるアプリで努力の軌跡を可視化するのも、効果的です。
好きなことを習慣化するのは簡単です。なぜなら好きだからです。勉強が好きなら、勉強の習慣化だって簡単です。つまり、勉強を好きになりましょう。楽しく勉強するために、適切なレベルの問題集を使います。「少し考えればわかる」程度の難易度が目安です。「解けた!」という達成感が続くので、勉強が楽しくなります。もちろん学力アップにつながりますから、徐々に難しいものにも挑戦できるようになります。勉強という行動そのものを魅力的にすることで、習慣化が近づきます。
「勉強を始める気にならない……」という人にオススメな方法です。タイマーをセットして、1分だけ勉強します。タイマーが鳴ったら、勉強は終了。むしろ、教科書を開いてペンを持つだけで終えても構いません。でも、これを毎日継続します。それだけで、「机に向かって、教科書を開いて、ペンを持つ」という習慣は身に付きます。もし「せっかく教科書を開いたし」と思えたら、そのまま勉強を始めてみましょう。これは勉強という行動へのハードルを下げることが目的なので、勉強すること自体は重要ではありません。

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