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本格的な受験勉強を始めたのは高3の4月からです。それまでは定期テストのための勉強がメインでした。私は1年生の頃から定期テストの勉強に力を入れるタイプだったのですが、その甲斐があって3年生になったときには少しアドバンテージを持って受験勉強を始められたように感じています。ですので、1・2年生の方は定期テスト対策をあまり怠らないほうがいいかもしれません。
3年生の4~6月までは平日4時間、休日6時間の勉強をしていました。その後夏の模試の結果を見て、志望校への合格判定がE判定だったため、平日・休日ともに10時間以上勉強するようになりました。その際、早起きを心がけ、朝の時間を有効活用し、その代わりに夜は11時までには必ず寝ていました。その結果、寝不足のまま勉強に励むようなことはあまりなかったです。
私はYouTubeを使って学習法を模索しました。今の時代、塾講師のような受験勉強のプロがおすすめする参考書や勉強法はネットで閲覧できます。しかしながら情報量の多さに振り回されないことが肝心です。数ある情報の中から自分に合うものを選び、その参考書ないし勉強法をひたすら繰り返すのが良いです。私は受験期前半に多くの参考書に手を出しすぎたので、そこが反省点だったと感じています。
勉強計画は現実的な範囲で立てましょう。私は受験生時代、先生からこんな言葉をかけられました。「自分に期待しすぎてはいけない、自分の計画は思いどおりにいかないのが普通なのだと考えたほうがよい」夏休みのような、勉強時間を確保しやすい状況ではかなり背伸びした勉強計画を立ててしまいがちですが、その大半は完遂できずに終わります。
志望校が決まったらすぐにでも過去問を見ましょう。赤本なら、各教科でどの範囲が出題されたかが載っているページがあります。それを見ることで自分のやるべきこと、やらなくてもいいことがわかります。1・2年生のうちに漠然とでもいいので考えておくと、3年生になってから勉強の指針が立てやすくなります。
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信州大学理学部数学科に進学したのは、家の近くに入学時点で数学科に進学できるところがなかったからです。また、得意科目の地学を入試で使えたことも理由の一つです。さらに、一人暮らしができ、経験を積むことができるため、この大学に進学しました。
高校3年生の夏休み直前に、化学が極めて苦手であるということに気が付きました。そのため、その後のすべての時間を使って地学を勉強し、高得点を取るよう努力しました。それと並行して、暇な時に数学の問題を解き、記述式の試験に慣れました。
学校で授業が開講されていない地学を一から勉強しようとすると、大変です。そのため、僕は教科書を買ってもらい、丸一冊文章をノートに書き写しました。また、他の誰かに自分が勉強したことについて授業をするふりをしました。
知識を習得すること自体は楽しいので、偏差値等の情報に惑わされすぎず、楽しんでください。おそらくそれが最も効率が良く、ストレスのかからない勉強法です。
1年生や2年生の時は受験直前と比べてもいろいろな余裕があります。その時間をぜひ有意義に使ってください。
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