私が薬学部を志望した主な理由は、私自身が過去に体調を崩すことが多く、その度に薬によって助けられてきたことでこの学問に携わりたいと思ったからです。また、私が高3の時に新型コロナウイルスが蔓延したことで、より薬に興味を持つようになりました。薬学部を有する大学は様々ありますが、薬学だけでなく生命科学に総合的に力を入れているこの大学に魅力を感じ、選びました。
一般的に主要な科目となりえる英語や数学に時間をかける受験生が多い中で、私は化学に一番時間を費やしました。薬学部を志す者として化学は大学受験においても、その先の大学生活においても必要不可欠な科目であると思ったからです。また他学部と比べて、総合点に対して化学における配点の割合が高かったことも1つの要因と言えます。
受験期はいかにモチベーションを維持することができるか、これに尽きると思います。模試の結果が返ってきたときは、結果の良し悪しに限らずその原因を努力に帰属するように心掛けていました。結果が良かった時は引き続き努力していこうと思えますし、悪かった時は努力が足りなかったと考えるようにしてました。このように動機付けすることで、受験期を乗り越えられたのではないかと思います。
高3になると、受験日までの時間が少なくなってきたこと実感して焦り出す人もいると思います。私は高2までは「苦手科目は基礎を固める、得意科目を伸ばす」という考え方で勉強に取り組んでいましたが、高3からは「伸び代がある分野・科目を優先する」という考え方でいました。受験はあくまでも総合点で競うので、限られた時間でいかに効率良く点数を上げられるかが重要になってくると思います。
受験が終わるまでに志望校や志望系統、そして使用する参考書など選択する機会が無数にあると思います。正解を選ぶ精神は非常に大切ですが、その場では答えが決まっていないものがほとんどだと思います。正解の選択肢を選びにいくというよりも、自分が選んだ選択肢を正解にするように自らが導くことを意識してみることが大切だと思います。
理学部に行こうと決めたのは、もともと将来中学校の理科の教員になりたく、理科の教員免許をとれて生物系の特に分子生物学の研究をしたいと思ってたためです。そのなかでも理学部ができるだけ小規模で授業を受けやすい、研究しやすい環境が整っている大学を基準に選びました。
受験自体は高校2年の文化祭後くらいから意識し始めましたが、それまでも予習復習は怠らずにやっていたので、先に高校3年でやる内容の予習を重点的にやっていました。3年になってからは、基礎固めを中心に特に苦手な英語では単語を詰めこんだり、得意な理系科目では変なところで点数を落とさないように基礎レベルの問題を繰り返していました。
家では勉強ができないタイプだったので、学校の授業後19時に学校が閉まるまでいつも自習室で勉強し、家に帰ってからは暗記を中心に勉強し、朝1時間ほど早く来て朝活をしていました。長期休みは朝から夜まで塾の自習室に閉じこもり勉強してました。
苦手な英語はとにかく単語を覚えなければ始まらないので長期休みを使い、ターゲット1900で一日4時間ほど30日間単語に費やしてやっと平均点あたりまでいくようになりました。ですので、単語だけはできるだけ1・2年の間早めに覚えておくことをお勧めしたいです。
自分はモチベーションというようなものは保っておらずというかそもそもありませんでした。そもそも勉強自体が楽しく、特に理系科目は「勉強している」という意識で取り組んでいなかったので、もちろんスランプという状態も別に何とかなると楽観視で乗り切ってきたのかなと思います。
勉強が邪魔されずに本気で楽しめるのは今だけの貴重な時間なので、大変だと思いますが、ぜひ楽しんで勉強してください。
復習はもちろんのこと、とにかく単語をやることを強くお勧めします。3年の貴重な勉強時間を英単語の暗記に費やすのはほかの教科にも影響するので、ほんとにやっとくべきです。
薬学部を目指したきっかけは中学高校時代に新型コロナウイルスの影響で学生生活が制限されたことです。黙食やマスクの着用、イベントの中止などたくさん辛い思いをしたからこそ自分が医療の現場の最前線に立って社会に貢献したいという思いが強くなりました。
2年生までは部活動中心の学生生活を送っていました。土日も部活があったため日々の小テストで満点をとること、テスト期間にその単元を完璧に理解できるようにすることを目標に努力しました。3年の春休みごろの本格的に受験勉強を始めたときは、長時間勉強しようとしてもなかなか集中力が続かず苦手だったので、最初は短い時間から少しずつ勉強時間を増やすことで長い時間集中することに慣れるように心がけました。また、私は家では集中できないので休日や長期休みは必ず図書館や学校へ行きました。
学校がある日は毎日、友達と完全下校までの2~3時間学校に残って勉強していました。また、ありがたいことに学校を朝早くから開けていただけたので、夏休みも含め毎朝7時には学校に着いて、授業や補習まで毎朝1時間半ほど自習をしていました。休日の勉強時間は10時間程度だと思います。
理系の大学を目指しているのに模試で1番数学が悪かったため、焦りからチャートを闇雲にやってしまっていた時期がありました。しかしただ漠然と解くだけではあまり効果がないということに気がついたので、模試で間違えた分野を繰り返し解いたり、自分が苦手なところを分析して重点的に勉強することに切り替えました。
受験期1番辛かったのは、模試の成績がなかなか伸びなかったことです。そんなとき私は同じ学部を目指す友達と励ましあったり、信頼できる先生に相談したりして少しでも不安をなくせるようにしました。受験シーズンは1人で勉強に取り組む時間が増えて、気がつかないうちに1人で悩みを抱え込んでしまうと思うので、辛くなって勉強ができなくなってしまう前に気分転換をすることも勉強と同じくらい大切です。
もちろん勉強をすることも大切だけど、ちゃんと息抜きもしてください。無理に走らなくてもいいから、立ち止まらないで毎日進み続けることが大切です。
学校で小テストがあるなら毎回満点を目指して頑張ること。ちょっとでもこの単元苦手だなと思ったら、何度も問題を解いたり先生に聞いたりして早めのうちから苦手な分野をなくすように頑張ってください!
北里大学の出願情報
- 北里大学 大学案内2025無料
掲載情報について
入試関連情報は、必ず大学発行の募集要項等でご確認ください。
掲載内容に関するお問い合わせ・更新情報等については「よくあるご質問とお問い合わせ」をご確認ください。
※「英検」は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。