富山大・愛知教育大・富山県立大・名古屋市立大が志願者減、
福井大・三重大・静岡県立大が志願者増か。
愛知大の多彩な入試改革にも注目。
文中、変更点は25年→26年で表記。学部・学科等の名称は、略称で「学部(学科)」と記載。国公立大は前期日程=【前】、後期日程=【後】、公立大中期日程=【中】、昼・夜間主コース=[昼][夜]、共通テスト=共テ、個別学力検査等(2次試験)=2次、学校推薦型選抜=推薦型、総合型選抜=総合型、共テを課さない(課す)=共テ免除(課す)、実質倍率(受験者数÷合格者数)=倍率、と略記。教科・科目数は「6または7教科8または9科目(科目選択による)=6(7)教科8(9)科目」のように略記。私立大も入試方式・日程等を略記した。
● 富山大
25年は全学で志願者26%増。その反動から、人文【後】・教育【前】・理【前】【後】・医(医)【前】・薬【前】・工【前】・芸術文化【前】・都市デザイン【後】で志願者減が見込まれる。一方、やはり前年の反動から、人文【前】・教育【後】・医(看護)【前】【後】・薬【後】・工【後】・都市デザイン【前】で志願者増の見込み。工は募集人員の増減(前期301人→290人、後期45人→53人)、教育【前】は募集人員減(62人→56人)も影響すると見られる。
● 金沢大
学類別募集では、保健【前】は募集人員減(152人→144人。総合型を新規実施)に加えて前年の反動もあり、志願者減の見込み。この他、前年の反動から、先導【前】・観光デザイン【前】・スマート創成科学【前】・国際【前】・物質化学【前】・地球社会基盤【前】・生命理工【前】・医【前】・薬【前】で志願者増、法【前】・経済【前】・学校教育【前】・地域創造【前】・数物科学【前】は志願者減が見込まれる。
文系・理系一括入試(学類別募集と別枠で実施。前期のみ)も、前年の反動から、文系・理系ともに志願者減が見込まれる。
● 福井大
25年は全学で志願者23%減。その反動から、教育【前】【後】・医(医)【前】【後】・工【前】【後】・国際地域【後】は志願者増が見込まれる。一方、医(看護)【後】で2次を軽減(小論文を除外)するが、やはり前年の反動から志願者減が見込まれる。
● 岐阜大
前年の反動から、教育【前】・医(医)【前】・社会システム経営学環【前】は志願者増、医(看護)【前】【後】・工【前】【後】・応用生物科学【後】は志願者減が見込まれる。工【前】【後】は福井大‐工【前】【後】、三重大‐工【前】への志望変更が想定される。
● 静岡大
人文社会科学[昼]は言語文化・経済の2学科で後期を募集停止し、前期は「言語文化45人→50人、経済95人→105人」に募集人員増。静岡県立大‐経営情報【後】への併願増が想定される。後期は前年の反動もあり志願者大幅減は必至。また、前期も前年の反動から志願者減、易化が見込まれる。
この他、前年の反動から、教育【前】【後】・理【前】【後】・工【前】・グローバル共創科学【後】で志願者増、情報【後】・農【前】【後】・グローバル共創科学【前】で志願者減が見込まれる。
● 浜松医科大
前年の反動から、医(医・看護)【前】は志願者減、医(医)【後】は志願者増が見込まれる。
● 愛知教育大
前年の反動から、教育【前】【後】とも志願者減の見込み。岐阜大‐教育【前】、三重大‐教育【前】【後】への志望変更が想定される。
● 名古屋大
前年の反動から、教育【前】・経済【前】・情報【前】・医(医)【後】で志願者増、文【前】・法【前】・理【前】・農【前】で志願者減が見込まれる。
● 名古屋工業大
学費値上げ(53万5,800円→64万2,960円。夜間主課程は半額)を決定、志望動向に限定的ながら影響を与えそう。創造工学教育課程の前・後期で2次から小論文を除外するものの、前年の反動もあり、工【前】【後】ともにやや志願者減が見込まれる。
● 三重大
25年は全学で志願者18%減。その反動から、人文【前】【後】・教育【前】【後】・医(医・看護)【前】【後】・工【前】・生物資源【後】で志願者増が見込まれる。
● 富山県立大
工・情報工・看護で前・後期とも、共テで情報を追加し、5→6科目に負担増。前年の反動もあり、工【前】【後】・看護【前】【後】・情報工【後】で志願者減の見込み。やはり前年の反動から、情報工【前】は志願者増が見込まれる。
● 公立小松大
前年の反動から、保健医療【前】【中】で志願者増、生産システム科学【前】・国際文化交流【前】【中】で志願者減の見込み。生産システム科学【前】は募集人員減(40人→30人)も要因となりそうだ。
● 福井県立大
地域政策学部を新設、一般選抜の募集人員は前期30人・後期5人。文理融合の情報科学系だが、25年開設の恐竜学部ほどインパクトはなく、初年度は低倍率が見込まれる。この学部増設に伴い、経済は募集人員減(前期80人→70人、後期70人→40人)のため、前・後期とも志願者減は必至だ。
この他、前年の反動から、海洋生物資源【前】【後】で志願者増、生物資源【前】【後】・看護福祉【前】【後】で志願者減が見込まれる。恐竜【前】【後】も、前年の高倍率が敬遠され、やや志願者減となりそうだ。
● 静岡県立大
看護【前】【後】は2次の面接から口頭試問を除外するが、前期は募集人員減(85人→70人)のため志願者減、後期は前年の反動もあり志願者増の見込み。この他、前年の反動から食品栄養科学【前】【後】・経営情報【前】【後】で志願者増、薬【中】・国際関係【前】で志願者減が見込まれる。薬【中】から岐阜薬科大【中】への志望変更が想定される。また、経営情報【後】は静岡大‐人文社会科学[昼]からの併願増が見込まれる。
● 愛知県立大
前年の反動から、外国語【前】・看護【後】・情報科学【後】で志願者増、外国語【後】・日本文化【前】・看護【前】で志願者減が見込まれる。
● 名古屋市立大
前年の反動から、医(医・保健医療)【前】・薬【中】・経済【後】・人文社会【前】【後】・総合生命理【後】・データサイエンス【前】で志願者減、経済【前】・芸術工【前】【後】で志願者増が見込まれる。
愛知医科大・中京大・南山大は前年の合格者絞り込みが敬遠され、また前年に2学部を増設した愛知淑徳大はその反動から、やや志願者減か。愛知大は一般入試(独自入試)を「前期・共テプラス・数学重視型・M方式→スタンダード方式・共テ併用方式・最高得点重視方式・2科目方式に改変し後期を廃止、英語で記述式を廃止し全マークシートに変更、併願割引制度で2出願目以降の受験料を1万5千円に統一(25年はM方式以外が2万円)」、共テ利用前期で2科目・4科目方式を追加と、多彩な入試改革を行うため、志願者増の見込み。また、前年に合格者増の名城大は、地区の国公立大理系からの併願増が見込まれる。
この他、金沢工業大の一般試験Aで共テ併用の「共テプラス(科目高得点型、大学院進学)」を新規実施。愛知学院大‐歯で前期A、共テ利用Ⅰ期を対象に特待生制度を新設。金城学院大で経営・デザイン工の2学部を増設、国際情報学部を募集停止。豊田工業大の共テ利用A方式で情報を必須で追加。名城大は経営(経営)・薬で一般K方式(A方式利用の傾斜配点方式)を導入する一方、農の独自入試で数学の出題範囲に数学B Cを追加する。
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