
大阪府・清風南海中学校・高等学校 教育相談
岡橋 泉(おかはし いずみ) 先生
国語科教諭。同校に20年以上勤務。進路指導主任などを経て、現在は教育相談。茶道研究部顧問。生徒たちには、古典を通してその時代に生きた人々の思いを実感したり、日本文化の良さを意識したりしてほしいと思いつつ、授業に携わっている。
高校3年の皆さんは、これまで実践的に国語の問題を解く時間が十分になかった人が多いのではないでしょうか。そこで、現代文・古文・漢文とも解答・解説が詳しく、明確なルールに沿って、効率よく読解力や記述力を高めていける1冊を選びました。また、古文の文法や漢文の句法などの基本ルールも確認できるよう工夫されています。自分が書いた答案がポイントを押さえているか、抜けはないかなど解答・解説でチェックして、納得がいくまで何度も答案を書き直してみましょう。繰り返し書くことで要領がつかめます。

入試現代文の記述式問題(内容説明・理由説明)の解法に特化した問題集です。「公理」「内容説明定理1・2」「理由説明定理1・2」「細則1~3」といった8つのルールに沿って、図式に書き込むことで解答作成のプロセスを1つ1つ確認しながら記述練習できるのが特長です。また、各問題にある「本文図解」は本文の内容理解を助けてくれます。
まず、公理・定理・細則の8つのルールを熟読し理解してから、例題・練習問題・実践問題をノートに解いていきましょう。8つのルールはP30にまとめて載っていますので、このページをコピーしておくと便利です。できた問題に◯、できなかった問題には×とその原因を書いておくと、復習時に理解が深まります。
ノートに×をつけた問題を再度解いて、記述問題の解き方を徹底的にマスターしましょう。さらに難関大学を目指す人は、『得点奪取現代文四訂版』(河合出版)をオススメします。難解な問題文もあり、読解力を高め、解答作成のための表現力も増します。実例答案・採点基準付きで、自己採点がより効果的にできます。

問題文の現代語訳が詳しく、重要な文法と語句も並記されているので、私立大学上位から国公立大学を目指す人が自学自習をするのに最適な1冊です。すべての問題に通じる「読解ルール」をもとに文法・単語も含めた総合的な読解力を鍛えられます。
各問題には目標解答時間と合格点が設けられています。時間を計ってノートに解き、解答・解説を読んで復習し、なぜ間違えたのか、どうすれば合格点に届くのかを分析して学習戦略に活かすこと。特にチャレンジ問題は記述対策に効果的です。
古文の記述力を向上させたい人は、さらに実践的な難関大学対応の問題集に挑戦してみましょう。様々なパターンの古文に数多く触れることで読解力・記述力を高めていけます。その後、志望校の過去問演習に入っていくと効果的です。

難関・上位の国公私立大学の良問を収録しているので、句法を学習した後の読解力・記述力アップに最適です。また、すべての設問の解答・解説に着眼点が示されているので、「何が問われているのか」を意識して解答を導き出すことができます。
問題文をよく読んだうえで、ノートに解いていきましょう。その際、解答・解説に示された着眼点や句法、慣用表現などの基本ルールを押さえて解くことで、読解力を高められます。さらに音読や現代語訳も行うと、効果がアップします。
漢文の学習になかなか時間が割けない人は、この問題集を繰り返し解き、共通テスト後に志望校の過去問演習に切り替えましょう。難関大学(特に国公立大学)受験を視野に入れている人は、もう少し難しい記述重視の問題集に取り組むとよいです。
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「螢雪時代(2025年8月号)」
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