ここでお伝えしたいことは2つです。1つ目は、なるべく早く志望校を決定すべきだということです。早く志望校を決めることで、その大学に合わせた勉強を進めることが可能になります。そして、その大学の頻出分野に集中して勉強することができ、学習がより効率的になります。2つ目は、妥協せず入りたい大学を選ぶということです。直前期になった際、入りたい大学を選んだ方が最後の一踏ん張りが強いものとなり、また一歩合格に近づきます!
学習スケジュールを確立する際に気を付けてほしいことを簡単に3つお話しします。1つ目は、1週間を計画的にルーティーン化することです。こうすることで勉強を習慣化しやすくなります。2つ目は、勉強のサイクルが崩れた時のリカバリーが取れる、余裕のある計画を立てることです。3つ目は、しっかりと時間を決めたうえで適度にリフレッシュをすることです。音楽や動画などで気分転換することは長い受験生活において重要なことです!
私の考える受験期の乗り越え方は大きく2つあります。1つ目は、大きな目標に向かって努力している自分に誇りを持つことです。時として自分は一体何のために努力しているのか分からなくなる時もありますが、自分に自信を持って頑張ってください。2つ目は勉強嫌いにならず、大学での学習を待ち望むことです。この考えを持つことで受験期も継続して学習に取り組むことができますし、大学入学後も楽しい大学生活を送ることができます!
高3生・高卒生は受験本番まで残り1年を切りました!まだ受験までもう少しあるから大丈夫だと油断することなく勉強に取り組んでください。「あと少しで自分は入りたい大学に入ることができる!自分なら大丈夫!」と自信を持ち、当日までの残りの日々を1日も無駄にすることなく頑張り続けて欲しいと思います。受験勉強では「何一つ疎かにしないこと」が成功の秘訣です。努力は必ず報われます。受験生のみなさん、頑張ってください!
高1生・高2生のみなさんはまだ受験は先だと油断せず、受験勉強をはじめてください。都市部のライバルは早い段階で受験範囲の学習を終えています。私の通っている東北大学医学部医学科に在籍する都市部出身の同期には、高校2年時に受験範囲の学習は終わっていて、高3では演習をひたすら積んでいたという生徒が多いように見受けられます。こういった都市部出身の生徒に遅れをとらないように、今から少しずつ勉強を進めてください!
理学部に行こうと決めたのは、もともと私は宇宙に興味があって、それを学問として学んで研究できる環境があることを知ったからでした。宇宙を学ぶためには物理学を学ぶ必要があると思いましたが、その分野に強い大学はやはりレベルの高い大学ばかりです。志望校は大学、その先の将来のビジョンも考えて、研究力で日本トップクラスの東北大学を最終的には選ぶことになりました。
3年生の6月まで部活動をやっていたので、3年生の前半までは授業の予習復習と定期テストの準備が勉強のほとんどを占めていました。部活が忙しかったこともあり、あまり受験を意識した勉強はできておらず、受験勉強を本格的に始めた3年生の夏休みは、基礎を固めることに費やしました。
部活をやっていた時期は平日は2時間、休日は5時間ほどでした。受験勉強を本格的に始めた3年生の夏休みは、やる気にエンジンがかからず、1日の勉強時間は6時間ほどで、この時期にしては圧倒的に少なかったと思います。秋以降は受験が近づくにつれて焦りを感じ、平日に4時間、休日に10時間は勉強していたと思います。
英語に関してははじめから得意でも不得意でもないという感じで、学校で出される課題をこなすだけでした。しかし、だんだんと模試のレベルが上がるにつれて点数が下がるようになってしまい、本格的に受験を意識した英語の勉強を始めました。基本である単語や熟語などは、単語帳や熟語帳に取り組むことに加え、長文を読んだときに文中に出てきた知らない単語などに必ずマーカーを引き、その全ての意味を調べていました。英作文は添削を受けたことで伸びたと思っています。
私は3年生になってから模試の成績が悪くなってしまい、志望校別の模試でもほとんど良い判定を取れることはありませんでした。落ち込むことが多くて、憂鬱な気持ちで勉強に取り組んでいた時間が多かったと思います。そのスランプを自分が乗り越えられたのかどうかはわかりませんが、落ち込んだり悩んだりする時間を、誰かに相談したり勉強したりする時間に変えるほうがよっぽど良いと考え始めてからは、余計なことを考えずに勉強に取り組めたと思います。
受験勉強は自分の人生について本気で考えて、未来への道を切り拓くことができる、これ以上ないチャンスです。ポジティブな強い気持ちで頑張ってほしいです。
1年生・2年生のころはもちろん日ごろの勉強をコツコツ頑張ってほしいですが、勉強以外にも部活動や学校行事、趣味など、自分が頑張りたいことに全力で取り組んでください!
初めは英語を学びたく、文系にしようと思っていましたが、社会の科目が苦手だったため、理系での進学を考えた時に気象学を学びたいと考えました。地学が得意だったので地球科学で受験をするつもりだったのですが、オープンキャンパスに行った際、気象学は物理系でないと学べないということを先輩に教えてもらったので、物理系を選びました。実際に通ってる先輩の話を聞いたことが、割と決め手になったと思います。
私は一般の受験生のように参考書や問題集を揃えられていなく、基礎ができていない科目が多かったため、1学期のうちは過去問には手をつけず、1科目あたり1・2冊問題集を決めて、何周もすることで弱点を潰すようにしていました。2学期に入ってからは問題演習と並行して過去問をひたすら解きました。自分が受験する大学は20年分を2周、受験しない大学は問題傾向・難易度などを見ながらかいつまんで沢山解くようにしていました。
私はあまり休日に勉強できるタイプではなかったので、学校がある日に7時間程、自宅学習をするようにしていました。高2までは勉強計画をたてるのが苦手でやっていなかったのですが、高3になってからは勉強計画と目標をたてるようにしてました。
自分に合う受験で使えるような参考書・単語帳を見つけられなかったこともあり、私の勉強方法はひたすら赤本を解き続けるという、ほとんどの受験生はやらないような非効率的な学習方法でした。ですが、たくさん類題を解くことで問題への苦手意識が薄くなったり、問題の難易度を見分けられるようになりました。実際に入試問題を解いてみると上手く行かない、自分は辛抱強いのが強みというような人は試してみるのも良いと思います。
受験勉強は思った通りに成績がのびない時や、指導者と意見が合わない時が沢山あると思います。大事なのは、頼れる指導者を1人見つけておくこと、そしてその人についていくことです。もし意見が合わなくて、自分のやり方が正しいと感じる時は、自分の直感を信じてみることも全然良いと思います。信頼できる人との関係性を大切にしながら、最後に納得できるような受験生活を送り、目標に向かって頑張ってください。
1・2年生のうちは大人の意見やカリキュラムに縛られず、色んな科目にチャレンジし、有識者の話を聞きに行き、得意科目を見つけてみてください。深く学んでいくほど、新たな興味分野を発見できたり、挑戦したい分野が変わったりします。大学のオープンキャンパスなどにも行ってみることで、自分の将来やりたいことがその大学と本当に合うのか、考えることができます。早く行動すれば、行動するだけ興味が広がります。是非多くのことに挑戦してください。
おすすめしたいのは、過去問をやり始めるタイミングを早めにすることです。早めに始めたらもったいないとか考えなくてよいです。一つ網羅型の問題集を一通り終わらせたら、過去問をやってみましょう。まだできなくて当然です。過去問をやりながら実力を伸ばしていけばいいのです。過去問をやって理解が不十分だったところを重点的に復習し、過去問をまたやる。このサイクルを夏休み中に始められるとよいと思います。基礎力がついていれば、過去問をやり始めると一気に伸びます。
勉強は時間より内容が大事です。今、自分には何が足りなくて何をするのが一番効率的なのかを考えて学習計画を立てる必要があります。また、時間や場所を固定して自分を縛ることも必要です。私の場合は、朝7時から夜6時までは絶対に学校の自習室で勉強すると決めて安定した勉強時間を確保していました。また、分からないことを質問する力もとても大事です。
一生懸命勉強してきたのに、模試や本番で結果が出なかったときは落ち込みますよね。しかし、その時に考えてほしいのが、受験勉強は合格することが全てじゃないということです。人間性の向上は受験勉強で得られるものとして一番尊いものだと思います。それは日々の勉強によって身につくものです。だから、「どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない」のです。(渋沢栄一の言葉、私の座右の銘です。)
受験勉強は絶対にあなたの人間性を向上させるものです。一つの目標に向かって努力し続ける継続力と精神力、諦めない力、マネジメント力、一貫性、努力は受験勉強が終わっても生き続けるものです。ですから、受験勉強をする一日一日を大切にして、悔いの残らない受験生時代にしてください。
高校1年生までは、定期テストでよい得点を取ることを目標にしていれば間違いないと思います。勉強の仕方は人それぞれいろいろあると思いますが、効率よく勉強するコツを身に付けるようにしましょう。高校2年生になると、受験を意識すべきです。部活やさまざまな仕事があると思いますが、非常に差がつく時期ですので、マネジメントと切り替えが重要です。
1・2年生の頃は定期テストや単語テストなどの勉強を中心にしていました。テスト前には平日は3時間、休日は8時間くらいやっていたと思います。受験勉強らしい勉強は学校で行われる定期的な模試の一週間前くらいしかしていませんでした。2年生の後半になり、本格的に受験勉強を始めました。平日は放課後駅の勉強スペースに行って、4時間以上、休日も駅の勉強スペースに行って10時間以上勉強していました。
世界史は、最初に流れをしっかり掴んでから年号を覚えるのが一番身につきやすいと感じました。世界史は定期的に勉強していたので、得意だと思っていましたが、共通テスト模試で点数を取れなくなった時期がありました。そこで、色々な模試の問題集に取り組み、間違えたところや曖昧なところの年号を語呂合わせにして、専用のノートにまとめました。スキマ時間などに何回もチェックすることで、自然と身についていきました。
受験期の途中、なんのために勉強しているんだろうと思い悩むことがありました。そのような時期は、自分としっかり向き合い、入ったらやりたいことなど前向きなことを考えるようにしました。勉強する時の一番のモチベになったのは自分の好きなアイドルのラジオを聞くことでした。登下校中や勉強中に聞いていたのですが、受験生応援コーナーの中の言葉にいつも元気をもらっていました。好きなアイドルの情報だけは、時間を決めてSNSで見て支えにしていました。
受験勉強はとても大変ですが、それをやり切ったと思えることは大きな人生の財産になると思います。まわりの人と比べず、自分らしく頑張ってください。
定期テスト前だけでも長時間勉強して、長時間勉強できる集中力を身に付けておくことが大切だと思います。受験生になって1・2年生の頃の生活を後悔することがないように頑張ってください。
理学部地球科学系に行こうと決めたのは、地理の授業の影響もあり、様々な景色や地形について調べることが好きだったからです。また、多学系は屋内でパソコンに向かって研究することが多そうですが、地球科学系はフィールドワークが多く体を動かしながら研究できることも良い点だと感じました。地球科学を学びたいと思い大学を探し始めたところ、東北大学は自分の学びたい分野の研究が盛んだったため入学を決めした。
3年生の8月上旬まで部活動をやっていたので、2年までは定期テストでその範囲を完璧にできるように勉強し、3年の春から物理や化学、数学、英語の基礎固めを始めました。部活が終わった8月からは理系教科はある程度の難易度の演習を始め、英語は英文解釈や単語、長文読解をひたすらやっていました。2次試験で国語と地理を使わないため、共通テスト直前になって古典と地理の勉強を本格的に始めました。
3年の部活をしていた時期は平日平均3時間、休みの日は7時間を目標に勉強していました。部活が終わってからは、平日6時間、休日11時間を目標にしていました。長期休み前は毎日学校の自習室に行き勉強しようと考えていましたが、いざ長期休暇が始まると毎日朝から自習室に籠るのはメンタル的に難しく、サボった日も含めると平均で6時間くらいでした。
苦手だった英語はYouTubeで勉強法を調べ、音読することが効果的とわかったため、基礎英文解釈の技術100の例文を毎日30分ほど音読していました。理系科目に関しては、いろいろな問題集を解くというよりは、1つの問題集を完璧にするように勉強していました。共通テスト前は高難度な問題集の使用は控え、様々な問題の解法を知り、共通テスト後になってから赤本を使って過去問演習を本格的に始めました。
過去問演習などで思ったより問題が解けない時は、同じ目標を持つ友人や自分より少し賢い友人とその問題を分析し、どうやったら解けるか考えていました。勉強のやる気が起きないときは、お昼休みに友人とご飯を食べにいくのをモチベーションにしていました。模試や勉強に関するイベントが終わった時、気晴らしに遊びに行ったりご飯を食べたりしていました。
受験勉強は辛いこともあり、やめたくなる瞬間もありますが、合格できることを想像してあきらめずに頑張ってください。
1・2年生の頃の勉強が受験勉強で重要になってきます。部活がある人は定期試験の勉強だけでもいいので、その時習ったことを完璧にする勢いで勉強し将来への準備をしてください!
私はこの大学が独自に行っているAO入試3期の入試形式から興味を持ち始めました。そこからこの大学に関して様々なことを調べ始めたところ、この大学は女子大学生を日本で初めて受け入れた大学であり、女子教育にも焦点を当てていること、門戸開放や実験第一主義などの理念、経済と経営を分けず両方の基礎を学べるカリキュラムであることに魅力を感じ、この大学の受験を決めました。
3年生の6月まで運動部に所属していて夜遅くまで勉強ができそうになかったので、夜は記憶系の勉強と復習程度にとどめ、朝早く起きて勉強するようにしていました。1・2年生の頃は単語や公式などの基礎固めと定期テスト対策に特化し、徐々に応用問題に取り組んだりするようにしていました。あと3年間を通して、授業に集中してその時間中に完璧になるよう心がけていました。引退してからは問題演習に加え復習に多くの時間を費やしました。
英語はまず単語の基礎固めに注力し、それと並行して熟語の暗記も行っていました。これらがある程度形になってから長文速読を繰り返し行い、また文法事項を覚えて作文練習を行っていました。リスニングは毎日短時間ずつ英語を聞くようにして耳を慣らして対策しました。社会科の暗記科目は自分で内容をまとめなおし、暗記したい部分をオレンジで書くことで赤シートで消せるようにして、自分の問題集を作っていました。
スランプが続くと投げ出したくなることもあると思うし、受験期は自分との闘いもあってつらいと思うけれど、自分が大学にいってしたいことや夢を思い描いて頑張ってください。大学生は楽しいです。
1・2年生のうちにたくさんの経験をしてください。オープンキャンパスに行く、部活動に励む、友達と遊びに行く。どれも受験期に入ってからはなかなかできないことです。姿勢によって得られるものは変わるので、オンオフしっかり切り替えて経験を確実に自分のものにしていってください。
医学部に行こうと決めたのは自分がけがしたことをきっかけに医療に興味を持つようになり、将来医療系の分野で働きたいと思ったからです。その中でも東北大学を選んだのは、研究が盛んにおこなわれており自分の興味のあるものについて追究することができる環境が整ってると考えたからです。また、まわりの学生のレベルも高いためそのような環境で勉強することで、自身を高めることができると考えたからです。
受験を意識し始めたのは高校3年生でしたが、部活動が6月上旬くらいまであったため、部活動が終わり次第受験勉強に本格的に取り組みました。部活動との両立に関して言えば、どんなに部活で疲れていても最低2時間は勉強すると決めていました。私は共通テストでいい点を取ることを目標にしてたため、夏前までは基礎を完璧にすることを心がけていました。基礎を完璧にした後に過去問や予想問題集などを解き、演習を積み重ねました。
部活をやっていた時期は毎日勉強する習慣を途絶えさせないように心がけていました。部活が終わった後からは、それまで部活をやっていた時間を勉強時間にあてて時間を確保していました。平日は1日5~6時間程度、休日は約9~10時間ほど勉強していました。長期休みは学校で補習があったので自学の時間があまり確保できなかったのですが、スキマ時間を有効活用して勉強するようにしていました。
私は全科目において基礎を完璧にするように心がけていました。その後で様々な問題に取り組み応用力を付けていきました。得意教科は受験において自分の武器になるのでどんどん伸ばし続けるように心がけました。また、苦手教科は放置しておくとかなり痛い目に遭うので、先生に聞くなどして早めに対策を始めていました。私自身古文漢文が苦手でしたが、基礎である単語文法をかためた後に実際に問題を解いてみると、解きやすく感じたという経験があります。やはり一番大事なのは基礎だと感じました。
受験期は本当に精神的につらかったです。私自身推薦入試で不合格になりかなり落ち込んだことがあります。そんな時に励ましてくれるのは友人や家族でした。他の人に話すことで気持ちが少し楽になった気がしました。また、音楽を聴くようにもしていました。今振り返るとあの曲がなければ、一般試験に向けて切り替えれてなかったと思います。音楽の存在は偉大でした。
受験勉強はつらいことだらけで本当に大変ですが、一生懸命努力した後に明るい未来が待ってると信じて、絶対に諦めずに頑張ってください。努力の先にある第1志望合格は格別です。
1年生・2年生のころは定期テストに向けた勉強をしっかりするようにしましょう。そうすることで基礎をしっかり固めることができ、将来控えてる受験勉強に大いに役立てることができます。
私が志望校を決めたきっかけはオープンキャンパスに参加したことでした。私は高校3年生の夏前まで志望校だけでなく、志望学部すら決まっていませんでした。しかし、友人に誘ってもらいオープンキャンパスに参加したことで、大学の雰囲気や施設、学部学科ごとの魅力を知ることができました。そして大学に入りたいと強く思い、志望するきっかけとなりました。
私は3年生の7月まで部活をしていました。部活を引退するまでは、時間も十分に無かったため、習った部分の復習をしていました。私は元々1・2年生の頃から勉強はこつこつ取り組んでいたこともあり、夏休み中に効率的に基礎固めを完成させることができました。それがその後の伸びにも繋がったため、本格的ではなくても勉強の習慣や基礎固めが大切だと感じました。
部活をしていた平日は、主に行き帰りの電車でかかる1時間半を単語帳などの暗記にあて、帰ってから1時間半くらいを当日分の復習にあて、休日は4~5時間をその週の復習にあてていました。部活引退後は毎日地元の図書館で、休日は朝8時から夜7時まで10時間程度、平日は放課後から夜8時頃まで復習をメインに勉強していました。
暗記では、電車通学の時間に英単語帳をほぼ毎日勉強していました。飽きてきたら無機化学や地理などを勉強して、リフレッシュしながらやっていました。模試などは、受けた日のうちに採点をして次の日すぐに復習に取り組めるようにしていました。参考書は、問題を解いた日と間違えた問題とその理由を直接書き込むことで、最近いつ解いたかや、また同じところを間違えてないかを効率的に把握して無駄なく取り組んでいました。
私が受験を乗り越えるために意識していたことは、「自分を追い込むことは受験生として正しいことではない」ということです。精神的に疲れてしまうと集中力やモチベーションが低下してしまうと考えていたので、友達や家族と話す時間や娯楽をする時間を設けていました。
受験生は辛いことの方が多いと思いますが、最後までやりきることが大事だと思います。しかし、その経験は必ず自分を成長させてくれるので、自分を追い込みすぎない範囲で日々頑張ってください。
無理に受験を意識していなくてもいいので、焦らずに着実に基礎を固めながら、好きなことに全力で取り組んでください。
法学部に行こうと決めたのは、世の中で起きている諸問題は大抵が法律に絡んだことで、売買契約のような小さな問題から、企業間の大きな問題まで、自分で分析して自分で解決できるような人物になりたいと思ったからです。高校1年の頃から旧帝大に憧れていたのと、落ち着いた雰囲気のキャンパス、地元からの距離を考慮して、この大学に決めました。
高校1年生から2年生は、受験に向けての勉強はせず、課題と定期テスト対策しかしていませんでした。高校3年生になって、ある程度の志望校を定めたあと、受験勉強に取り組み始めましたが、夏休みに入ってモチベーションが一気になくなり、冬休み直前までダラダラ過ごしていました。ただ、家での勉強はほとんどしなかったものの、友達と学校に残っての勉強をおしゃべりが楽しかったのもあって続けられて、その結果少しずつは勉強できていました。
高校3年生の夏休みから冬まではモチベーションがなく、ダラダラ過ごしていました。12月に入って、まわりがソワソワしてきて初めて焦りが生まれました。9月に一度キャンパスに行っていたのもあり、あのような良いキャンパスで大学生活を送るには今頑張るしかないと気合を入れることができ、そこからは自分なりに本気を出して志望校対策に取り組めました。
第一志望校の受験本番は独特な雰囲気と緊張感があり面白いので、それも楽しんで合格を勝ち取ってください。
個人的に、やりたいことが決まっている人、どうしても行きたい大学がある人は受験本番の直前のモチベーションの喪失に上手く対処できると思うので、何かモチベーションとなるものを見つけましょう。
私が東北大学農学部を選んだ理由は、学べる分野と自分の興味が合致したからです。私は沿岸部の水産加工が盛んな町で生まれ育ち、社会科見学を通して海洋生物や水産食品に興味を持つようになりました。東北大学農学部の魅力は研究分野の幅広さです。私は農学部で水産を学べると初めて聞いた際はとても驚きました。また、東北大学は施設、教育、学生のサポートが非常に充実した大学であり、家から通える範囲にあったというのも理由の1つです。
部活をしていた時期は部活に専念していたため、平日は全くのゼロ、休日は1時間するかしないかという程度でした。3年生の6月に部活を引退してからは本格的な受験勉強へと切り替え、平日は5時間程度、休日9時間程度勉強していました。夏休みや冬休みはまわりと差をつける大きなチャンスだったので、開放されていた学校の教室に引き籠もり1日最低10時間は勉強しました。
演習をするときは必ず時間を図り、所要時間と正答率を記録するかたちで常に本番を想定した勉強をしていました。その記録を見ることで科目や単元ごとの得意不得意を可視化できるのが大きなメリットです。また、所要時間をオーバーした問題や間違えた問題は、そうなってしまった原因を究明することで苦手分野を確実に穴埋めしてきました。
よく「受験は団体戦」と言われがちですが、私はあながち間違いではないと思います。確かに最終的に合否を決めるのはあなたの点数ですが、あなたのまわりには支えてくれる存在がいるのもまた事実です。あなたが困ったり苦しくなったりしても必ず誰かが助けてくれます。ですから、諦めずに目標ヘ向かって頑張ってほしいというのが私の思いです。
1年生・2年生は学校の授業を聞いて、定期テストをしっかりこなせれば勉強は大丈夫だと思います。受験を意識する前は自分が大学で学びたい分野などを大まかに決めておくといいでしょう。そのためにも情報を広く取り入れる柔軟性が大切です。
私が東北大学の看護を目指したのは研究に力を入れているという点にとても魅力を感じたからです。日本全体で見ても、看護分野の研究に力を入れている大学はとても少なく初めは医学科を目指していました。しかし、オープンキャンパスに参加して教授に研究内容を伝えたところ背中を押してくださり、看護学専攻を目指そうと考えるようになりました。
英単語を覚える時に単語帳に頼りすぎないことも重要です。初めは単語を単語帳で覚えることが必須ですが、高3の夏休みあたりから徐々に文章に出てきたわからなかった単語の意味を書き込み、それを見返すことをしてみてください。読解によく出てくる単語を把握できますし、効率も上がります。
今まで、それなりにやってきた人こそ高3の春頃、まわりの人たちがやる気に満ち溢れている時間がとても辛いです。ですが、まわりと比べ焦っていては、自分のペースが乱れたり、自分の勉強に集中することができなくなります。自分が頑張っていないように感じても、自分はそれまでと同じようにやっているのだから大丈夫と言い聞かせてあげてください。そうすればきっと乗り越えられるはずです。
もしも受験校を決定する時に悩んでいるのなら、「行ける大学」ではなく、「行きたい大学」を選んでください。そして、先生や両親に否定されてもその決定に自信を持って、受験当日まで貫き通してください。きっとその自信や、その想いが皆さんを素敵な未来に導いてくれるはずです。皆さんの願いが叶いますように。。。
とにかく、学校の授業を真面目にこなすことです。例えば、英語の授業の英単語や文法、また数学の数式、科学や生物の暗記事項などを1・2年生の間に1度覚えておくだけで、3年生で復習した時に、とても楽になります。また、行きたい大学ではなくどんな大人になりたいかを具体的に考えておくと、より良い志望校決定ができると思います。
理学部の生物学科に行こうと決めたのは、高校で生物基礎を学んだ際に生命の構造の精緻さに感動して、深く勉強したいと思ったのがきっかけでした。この大学は研究第一を掲げていて、理学の研究に力を注いでいるイメージがあったため、受験を決めました。
3年生の夏までは、理科や数学は授業を受けた後の復習など、基礎固めに重点を置いていました。また、第一志望の大学の対策として、塾に通って記述式の問題の練習もしていました。秋以降は第一志望の過去問を解き、解説を読んで、基礎に戻るということを繰り返していました。
平日は4時間位、休日は10時間位勉強していました。長期休みでも、休日と同じように10時間位勉強していました。しかし、〇〇時間勉強するという目標は立てていなく、その日のノルマとして、これをやりたい、これを理解する、という目標で日々の勉強はしていました。
物理は学校での学習だけでは本質を理解しきるのは難しいと考えています。私は塾で微積分を用いた講義を聴き、法則がどうして成立するのか、どうしてここではこのような解法を用いるのかを学びました。やみくもに法則を暗記するのではなく、理解して法則を用いるのが大切だと思います。
受験期になると、気持ちの面で焦りがでることがよくあると思います。私も勉強していることが結果になかなか結びつかなかったので、今の勉強も無駄になるのではないかという気持ちになったこともあります。しかし、私は最後まで諦めなかったことで後期試験に合格できたと思うし、気持ちの面でも納得することができました。
最後まで諦めなければ、結果もついてくると思いますし、自分の結果に納得することができるはずです。だから、最後まで歩みを止めないことが大切です。
基礎固めはどんな大学を受けるとしても不可欠なものです。難しい問題に手を付ける必要はないので、基礎を徹底することを意識してください。
小さい頃から生物系の学問に興味がありその中でも海洋生命系の研究ができたら楽しいだろうと考えていました。東北大学農学部は海洋コースが選択でき私にぴったりだと思いました。また、入学後に自分の専攻を決定するので、1年次では幅広く農学について学ぶことができるのもみりょくのひとつでした。
高校2年生までは定期テストの点数だけは取れるような勉強をしていました。一般的な受験生と比べ勉強時間が少ないぐらいですが、すべての科目で定期テストの点数を平均より取れるようにしていれば3年生で困るようなことはないと思います。3年生に上がる直前から本格的に受験勉強をはじめ、7月には運動部を引退しました。夏休みは朝起きてから夜寝るまで机と向き合っていました。
部活を引退するまでは疲れが出るため、1日の勉強時間は3時間ほどでした。部活の引退後、学校のある平日は5時間程度、休日では10時間ほどは勉強していました。夏休みからは早寝早起きを心がけ、朝起きてから夜寝るその時まで机と向き合い勉強をしていました。とくになんの科目をどれだけやるとかは決めてはおらず、自分のやりたい科目を好きなだけ好きなときにやるというふうにしていました。しかし、これでは科目のバランスが取れないので参考書ごとにどれだけやるなどをきめていました。
数学が苦手だったのですが、ただ公式を暗記するだけでなく、公式や定義、定理の根本的理解を進め、単元と単元の内容を結びつけ、数学で学んでいることがただその範囲内で終わるものでないと理解できるようになってからは苦手意識がうすれていきました。
元々第一志望は別の大学で、模試の結果はその大学に関してはあまりよろしくないことばかりでした。しかし、大学で学びたいことを優先すれば、自分の実力でも受かりやすい大学であっても楽しく大学生活を送れるだろうと思い思い切って志望校を下げました。ただ偏差値や大学のネームバリューに固執するのではなく、自分が本当に何がしたいのかを明確にして大学選びをすることで心に余裕を持って受験勉強を進められると思います。
受験は情報戦です。自分の行きたい大学が本当に自分の興味関心に当てはまっているのかも今一度考えてみるべきです。また自分にあっている予備校選びも大事です。予備校、塾と一括りにしても対面集団授業、映像授業、個別授業様々です。参考書なんかもどれが勉強に役立つのかも調べなければいけません。受験は考えることがいっぱいです。まずはいろんなことを調べてから、勉強量を増やし大学へと合格していってください。頑張ってください!
とにかく自分の興味関心を広げるようなことをしてください。学校の定期テストで平均点すべての科目で超えるように勉強をしていれば、さほど勉強には困らないと思います。友達と旅行に行くとか、読書や映画、ゲームをするとか、新しい趣味を作るとかとにかくいろんなことをしてください。自分が何を大学でしたいのか明確になり、大学に進むのが楽しみになり、受験勉強が楽しくなるはずです。頑張ってください!
共通テストまでは第一志望は大阪大学法学部でしたが、共通テストを受けて思い通りの結果とはならなかったので、塾のチューターと旺文社はじめ各社のネットサイトから情報を収集し自分の学びたい学問と2次試験で逆転合格を果たせるかどうかを考慮して決めました。
3年の夏まで部活動に取り組んでいたので、受験勉強開始は他の人に比べ遅かったような気がしますが、一生懸命部活動に取り組んだおかげで集中力が鍛えられて勉強にも活かされた気がします。人より時間がなかなか取れなかったので、質にこだわって学習しました。
部活を引退するまではなかなかまとまった勉強時間が取れなかったので、通学時間に英単語、古文単語を勉強しました。引退後は平日、休日ともに、塾の自習室が開室している時間は勉強する時間と決めて、入り浸っていました。
毎日課題を克服して各模試で成績が徐々に上がっていく様子は、まさにゲームのようで楽しいです。受験勉強は強制されているわけではなく、自分が行きたい大学のためにしているのだから、気持ちを楽にして頑張ってください。
3年生が本気になって勉強している姿を早めに見ておきましょう。自分が3年生になってどのような受験生でありたいかイメージして、受験というざっくりしたものをより身近なものにしましょう。
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