自分に合う奨学金を見つけたら、次は応募の準備です。複数の奨学金に採用された宮崎ひな子さんから、応募書類や面接の準備をするときに意識したいポイントを3つ紹介します。
募集要項は、応募資格や締切を確認するだけのものではありません。制度の目的や実施団体の理念には、「どのような学生を応援したいのか」というメッセージが表れています。
例えば、協調性を重視する制度では、個人の実績だけでなく、周囲とどのように関わり、協力してきたかが重要になる可能性があります。海外交流を目的とする制度であれば、異なる文化や考え方を持つ人と関わる姿勢や、日本と海外の橋渡しをしたいという意欲が重視されるかもしれません。
応募前には、次の点を確認してみましょう。
募集要項から「応援したい学生像」を読み取り、自分との接点を整理することが、志望理由を考える第一歩です。
申請書では、自分の経験を並べるだけでなく、その経験から何を学び、応援したい学生像とどう重なるのかを整理します。宮崎さんが意識してきたのは、自分の経験を出発点に、将来実現したいことと大学での学びをつなげて考えることです。
次の順番で整理してみましょう。
「お金が必要だから」で終わらせず、奨学金が自分の目標や大学での学びにどのようにつながるのかを伝えることがポイントです。
誰もが驚くような実績が必要なわけではありません。家族との出来事、学校生活で感じた疑問、部活動での失敗、地域の人との交流、誰かを支えた経験など、一見小さく見える出来事の中にも、その人にしか語れない志望理由の種があります。
奨学金の応募は個人戦ではなく、周囲の協力を得ることが鍵となります。宮崎さんは、採用者の申請書を参考にしたり、合格者から面接の様子をヒアリングしたりしながら、周囲の助言を交えて自分なりの表現へと磨き上げていきました。
特に面接がある制度では、経験者から次のようなことを聞いてみると、準備の参考になります。
学校の先生や進路指導担当者、大学の学生課、制度の合格者など、相談できる人を探してみましょう。
ただし、合格者の文章や回答をそのまままねても、自分らしさは伝わりません。参考にするのは、文章の構成や考え方、準備の方法です。最後は必ず、自分自身の経験と自分の言葉で伝えることが大切です。
奨学金は、制度を知り、早めに探し始めることで、進学や挑戦の可能性を広げられるものです。この記事が、自分に合う奨学金を探すきっかけになれば幸いです。
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*奨学金検索サイト「ガクシー」のページ(外部サイト)にリンクします。
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