代々木ゼミナール
田村 誠 先生
地理入試での高得点獲得をサポートして30余年。また、著書も多数。「地理は科学だ!」をモットーに、知識偏重型“前近代的地理”を排し、地理現象を論理的に理解していく指導を心がけている。

過去問演習や模試の結果をチェックして得点率の低い分野・出題形式を抽出し、重点的に対策する。
世界地誌領域のうち対策が不十分だった国・地域について、出題頻度の高いものから順に確認する。
「XYグラフ」「階級区分図」「分布図」など、種類別に統計資料の判読法を押さえる。
「推察力を駆使して正誤判断する」手法(下記「実戦解答術」テクニック②)に、実戦演習を通して習熟する。
複数の地理資料や会話文を用いるなどの新傾向問題について、共通テスト予想問題で集中演習する。
「本番まであと30日もある!」と考えて、最後の最後まで攻略不十分な領域・分野を残さない取り組みを続けることが、この段階で得点力を大幅に伸ばす唯一の方法と言えよう。まずは、過去問や模試の問題を「自然環境と自然災害」「産業」「人口・都市」「地球的課題」「生活文化」「地域調査」「世界地誌」の7大出題分野に大別したうえで、それらを「統計資料問題」「正誤判定問題」「その他」の3大出題形式に分け、それぞれの正答率をチェックする。そして、正答率が低かった分野・形式に的を絞って攻略していこう。
現状得点別アドバイス

攻略不十分な領域・分野が複数あると思われるので、すぐに該当箇所を「要点整理→問題演習→誤答した問題の研究」の3ステップ学習で手当てし、得点力の向上を図ろう。

「統計資料問題」や「正誤判定問題」を根拠や裏づけのないまま感覚的に解答するのではなく、理論的に思考・考察して解答する手法を習得し、満点を目指して演習を続けよう。

過去の出題では、必ずしも地理の知識がなくても、国語力で解ける設問が散見された。これは、共通テストでは単なる地名や用語の知識よりも、地理的な思考力・考察力が求められているためだと言えよう。したがって、問題文も解答も「しっかり読み、しっかり考える」ことが肝要である。とはいえ、時間がタイトなのも確かなので、判断に迷う設問があればいったん保留にし、とりあえず最後の設問まで目を通すことも念頭に置いてほしい。

大問ごとに難易度が異なるし、受験生にも得手・苦手がある。したがって、機械的に第1問の問1から解答するのではなく、最初に全体に目を通して解答順序を検討するとよい。時間配分のミスによる自爆は絶対に避けたい。

正誤判定問題には、簡単に判定できない“グレーな選択肢”が混在している。これを除いて思考・考察するのが誤答回避のポイントだ。他の選択肢がすべて適当(不適当)になれば、“グレーな選択肢”の正誤が定まる。

統計資料問題は、示された地理資料を眺めているだけでは解くことができない。「白地図に重要な緯線や地形を書き込む」「統計資料から新しいデータを算出・付加する」など、しっかり“活用”して、思考・考察を進めよう。

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