収支のイメージがつかめたら、具体的なお金の管理に挑戦してみよう。お金の管理初心者でも取り組みやすい方法について、齋藤先生に教えてもらった。

お金の管理の第一歩目として、齋藤先生は「個人的には、まずはアナログなやり方で始めてみることをおすすめします」と語る。「最初はあえてアナログなやり方でお金の流れを記録することで、何にどれだけお金を使っているのかを実感できます」と説明する。ただし、ずっとアナログなやり方にこだわる必要はないという。お金の管理に慣れたら、家計簿アプリなど自分に合う方法で続けよう。
齋藤先生が紹介してくれるのは、手書きの家計簿(下のイメージを参照)でお金を管理する方法だ。本格的な市販の家計簿などは必要なく、ノートなどの紙とペンがあれば、今日からすぐに始められる。

「まず、線を引いて収入と支出、残高が把握できるようにします。ポイントは、住居費やスマホ代など毎月の固定費を先に全部書いてしまい、収入から引くことです。その残高が、使えるお金です」と齋藤先生。
その後は、支出欄に日々の買い物の金額を記録していく。レシートを捨てずにとっておき、1日分を合計した金額を前日の残高から引いて記録することを繰り返す。毎日の記録が難しい人は、数日から1週間おきでもいい。ただし、クレジットカードなど後払いの決済方法は、文字の色を変えるなどしてわかりやすくすると、使い過ぎを防止できるという。
ポイント1
最初に収入から固定費を除外する。
ポイント2
記録はできれば毎日、難しければ数日~1週間おきに。
ポイント3
後払いの決済方法は、使い過ぎ防止の工夫を。
手書き家計簿を続けるためのポイントとして、齋藤先生は「きっちりやろうとし過ぎないことです」と話す。「支出を記録することは大事ですが、1円単位まできっちり管理する必要はありません。レシートをもらえなかったり、紛失したりすることもあります。そういう場合、263円払ったなら、260円として記録してもかまいません」と呼びかける。また、手書きの家計簿のハードルが高く感じる人向けに、「超簡易版家計簿」も紹介してもらった。下に示したのがそのイメージ。日付や細かい費目は記録せず、1週間ごとの支出の合計額のみを記録しておく。その週にどれだけお金を使ったのかのみを把握するための非常にシンプルな家計簿だ。金額が通常より多い場合などは、簡単なメモを残しておくと、後から振り返りができる。

この続きを読むには
に登録(無料)が必要です
さらに旺文社のサービスで
この他にも便利な機能が!
詳しくはこちら




