
学期中と異なり、24時間を自由に使える夏休みは、学習ペースを自分でコントロールできます。集中力を保ってメリハリある時間の使い方を心がけ、「教科書をマスターして基礎を固める」ことを最優先課題にしましょう。夏期講習を受講する人は、「受け身の勉強」にならないよう注意!渾身の計画表に組み込んだ優先度の高い学習メニューがあるはずです。周りのペースに惑わされず、自分のペースで何としてもやり遂げましょう。

夏の課題をやり切れたか、消化不良の分野があるのか、科目ごとにチェック!夏の集中学習で実力がつき、学習スピードが上がってきた科目もあるはずです。秋以降に取り組むメニュー(問題演習や参考書を用いた記述対策)と、かかる時間を見積もり計画を再立案しましょう。焦りから本来踏むべきステップ(基礎→応用→実戦)を無視することなく、教科書の内容が覚束ない…という人は基礎固めを優先しましょう。
あれもこれもと欲張りすぎて、
学習成果が得られない
教科書・参考書で弱点分野を徹底的に補強したり、苦手科目の問題集にじっくり向き合ったり、基礎固めには時間がかかるものです。基礎がしっかり固まれば、秋以降は加速がついたようにぐんぐん学習が進みます。夏休みは欲張らずに基礎固めを優先しましょう。
後半に息切れしてしまい、
2学期を目前に焦りまくる
夏休み後半、計画通りに学習が進まない状況が慢性化してモチベーション維持が難しくなり、世間がお盆休みを迎える頃、何となく自分もお休みモードに…というのが典型的な失敗パターン。柔軟に計画を修正して仕切り直しを図れるか、天王山は後半戦が勝負!

基礎固め(教科書をマスターし、その例題・類題をクリア)の次段階として、本格的な記述トレーニングに取りかかります。志望校の過去問の出題傾向やレベルに合わせた、解説のしっかりした参考書や問題集に計画的に取り組みましょう。中間テスト後は授業でも演習が増え、模試銀座※に突入。あれもこれも…となりがちですが、中間テストや模試の振り返りが優先!分野ごとの学習到達度を確かめ、計画を調整しましょう。
※模試が毎週のように頻繁に行われることを、通称「模試銀座」と言う。

模試の結果が順次返ってきます。偏差値や判定に目が行きがちですが、肝心なのは、答案を見直して解説を読み込み、必要な解答要素を盛り込んで着実に加点していく感覚を磨くことです。自分の能力特性に合わせた得点の積み上げができるよう、各科目の学習時間のバランスを調整します。共通テスト対策に入る12月までに、2次(個別)試験対策(記述トレーニング)の参考書や問題集を半分~3分の2くらいまで進めておきましょう。
9月になっても
基礎固めが不十分
「9月いっぱいかけて夏休みのツケを払う」と開き直って、基礎固めに注力しましょう。焦って砂上の楼閣を築く(インプットが未完成なのに、演習でアウトプットしようとする)よりも、土台を固めてから次のステップに移るほうが結果的には高みにたどり着けます。
模試の志望校判定が
D・E判定から伸びない
各模試ではおよそ60~65%の受験生はE判定なので、D判定なら上位35%に入ったことになります。入試の倍率が3倍の場合、上位33.3%に入れば合格するわけなので、D判定は合格圏に限りなく近いと言えます。諦めずに、弱点克服に一段と注力しましょう。
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