AI&デジタル 受験勉強術 3
使用ツール
Claude Code(有料版のみ)など、
記憶機能・プロジェクトエージェント機能を持つAI
最後は、AIに学習履歴を持たせる使い方です。毎回ゼロから相談すると、その場の会話だけで終わります。しかし、志望校や使用している参考書、模試結果の推移、よくある失点、今週勉強に回せる時間に至るまで、「私の履歴」を共有しておけば、AIは回を重ねるほど自分に合った提案を返しやすくなります。例えば、「前回は整数より確率で失点が大きかった」「夜は集中が落ちやすい」「英語長文は時間不足」といった履歴が蓄積されれば、次に何を削り、何を足すべきかという提案がより具体的になります。これは派手な未来の話ではなく、ビジネスの現場で活躍しているAIエージェントの受験版です。受験勉強の本質である「最適化→修正」のサイクルを、会話を重ねるほど速くしていく発想で、勉強の負担はかなり軽くなります。毎回説明し直す手間が減るだけでも、メリットがあります。

AIの使用全般に言える個人情報漏洩のリスクについて、特に成績や生活情報などを入力するときは、公開範囲や保存設定を確認してください。また、ここまでくると、手段が目的化しやすく、使うこと自体で満足してしまう状態に陥る危険性があります。
英単語系アプリは、「毎日開けるか?」を基準に選ぶべきです。暗記は1回の集中より、接触回数と周回数の積み重ねが効くからです。
「ターゲットの友」は、すでに『英単語ターゲット』シリーズ(旺文社)を使っている人向きです。紙の単語帳と往復しやすく、学校の学習ともつなげやすいからです。「mikan」は、短時間で反復したい人向きです。通学中や休み時間でもテンポよく回せます。「WordHolic!」は、自分でカードを作るタイプなので、弱点語彙だけを集めたい人に向いています。生成AIで例文や派生語を整理して(csv形式で)入れれば、自分に最適な単語帳にできます。


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「螢雪時代(2026年6月号)」
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