

滋賀大学は学部以外に大学院やデータサイエンス・AI研究推進センターを備えた、東京大・京都大など全国11の数理・データサイエンス・AI教育強化拠点校の1つ。企業との共同研究も活発で、その一例がNTTデータと共同で開発した生成AIを活用したアプリだ。この研究では、文科省のガイドラインで「人の能力を補い広げるツールとして使うのが望ましい」とされる生成AIと、これを用いたアプリと人とで実務を分業。分量が多くかつ精査が必要な書類の確認作業で全体の約6割をアプリが担うことで作業効率の大幅な向上を実現した。学部での学びも2025年度だけで83件という産業界との連携に基づく実戦的なもの。教材用ではなく、企業から提供された実際のデータを使い、「エンジニア型」「価値創造型」「研究開発型」の知識を養うことができる。

データ分析や機械学習などの事実上の標準言語であるプログラミング言語のPython(パイソン)も学べる。
データサイエンス学部
教授 河本 薫 先生

データサイエンス学部には、数学やプログラミングが好きな学生以外に、「こんなことをやってみたい」というパッションを持った文系学生も増えています。AIで何でもできる時代だからこそ、自分の価値観を持ち、社会に出る前に何を学ぶべきか、しっかり考えてほしいと思います。
日本航空株式会社 マーケティング戦略部
顧客データ戦略室 森口 翼 さん
滋賀大学 データサイエンス学部データサイエンス学科(2021年卒)
あらゆる業界と共通項を持てる点がデータサイエンスの最大の魅力。顧客データを分析し、航空業の枠を越えたビジネス拡大に挑戦する今も、滋賀大学で学んだ「ビジネス価値につなげるデータ分析力」は仕事の土台になっています。
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