受験勉強の学習計画を確実に実行するには、日々適切な時間割に基づいて学習を進めることが大事。以下を参考に、自分に最適な「マイ時間割」を作ろう。

学校の授業が週ごとの「時間割」に従って行われるように、受験勉強もあらかじめ「時間割」を決めておくことで、何をすべきか迷うことなく行動できるようになる。まずは、下に示したような1週間の時間割表(その白紙)を作成して、1日のうち勉強に充てられる時間枠を書き入れ、1日の総学習時間を設計しよう。難関大志望の受験生であれば、夏休みなどの休日は1日12時間、学校がある平日は5時間を目安とするとよい。生活するうえで欠かせない睡眠・食事・入浴や休憩などの時間枠も確保するほか、「模試がある日」「塾・予備校(夏期講習)がある日」などのイレギュラーパターンも設計しておこう。

入試本番の総合得点を最大化することが受験勉強の目的であり、どの科目の学習にどれだけの時間を割いてそれを実現するか、戦略的な時間配分が必要になる。まずは、志望校の入試における科目ごとの配点を書き出し、全体(配点合計)における割合を算出。これを、全学習時間におけるその科目の勉強時間の目安にしよう。例えば、夏休みの全学習時間を400時間とすると、配点比率が20%の科目の学習時間は80時間が目安となる。次に、算出した学習時間に合わせてSTEP1で設計した枠を埋め、科目ごとに色を塗っていこう。夏休みの場合、学習時間が60時間を超える科目は毎日、30~60時間未満の科目は2日に1回、30時間未満の科目は曜日を決めて、設計するのがおすすめだ。


最後に、科目ごとに色分けした時間割表に、具体的なto doを書き込んでいく。長期学習計画で書き出した教材について、何をどれだけやるか、1日あたりのページ数や分量を記入しよう。これで日々の時間割は完成。学習をルーティン化するためには、科目ごとに時間帯を固定するなど、規則的な時間割にするのが理想だ。一方、時間が不足しがち(予定より長引きがち)など科目ごとの傾向がある場合は、時間に偏りが出ないよう定期的に順序を入れ替えるといった工夫も必要だ。夏休みは、夏期講習などの予定も考慮しながら、週ごとに組み合わせを微調整しつつ計画を実行していこう。

計画通りに学習が進んでいるかの進捗管理を「見える化」するためにおすすめなのが「ゴールマップ」。①一定期間(2週間、1か月など)に終わらせたい課題・分量をノートに書き出す。②課題・分量を横軸、達成率を縦軸にとる。③目標達成(ゴール)を100%とし、達成率75%、50%、25%に 相当する教材のページ数や問題数などを書き込む。④課題に取り組んだ分だけ色を塗っていく。これを壁などに貼っておけば、何にどのくらい取り組んだか(何が遅れているか)が一目瞭然。バランスよく学習を進めるためにも、ぜひ活用してほしい


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