ここからは、「奨学金を正解にするライフプランニング」とはどういうことか、具体的に探っていく。まずは今後の人生で奨学金がどのような存在になるか、イメージしてみよう。

奨学金を正解にするライフプランとは、後から振り返ったときに「奨学金を借りてよかった」「奨学金があったから、いまの自分がある」と納得できる人生を送ることだ。そのためには、奨学金のいい面だけでなく、返済にもしっかり向き合い、ライフプランを考えておかなければならない。
内村先生は「奨学金を正解にするライフプランということを考えると、人生には大きく3回、奨学金に向き合って行動・選択・決断などをしなければならないタイミングがあります」と語る。具体的には、奨学金の申請をする高校3年生(受験生)、奨学金を実際に受給する大学4年間、そして借りたお金を返済していく大学卒業後(社会人)だ。
「奨学金を申請する前の高校3年生の時点で、漠然とでもいいので自分の将来像を考えます。そうすると、必要な学費がある程度わかり、奨学金の額も決まります。大学在学中は、将来の返済を念頭に、就職活動を見据えて行動する必要があります。そして大学卒業後は、社会人として返済をしていきます」と内村先生。「奨学金を正解と思えるかどうかは自分次第です。年齢を重ねて30代、40代になったときに振り返って『奨学金を借りたことは、自分の人生にとってプラスだった』と思えたら正解だと思います」と説明する。
人生の時期ごとに奨学金についてどんなことを考え、行動する必要があるのか。次ページから具体的に見ていこう。
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