
秋以降は基礎固めを終えたうえで応用問題に取り組む、受験の後半戦にあたる。小川先生によると、後半戦において特に精神の強さが必要な山場が2回あるという。
「まずは9月下旬から11月下旬ごろです。志望校の過去問演習が本格化するだけでなく、模試の受験機会が増える時期です。特定の難関大を想定した冠模試もあります。2次試験レベルの難しい問題に向き合うには、やり抜く力などが重要です」と解説する。
次の山場は、共通テスト終了後から国公立大の2次試験までにあたる、1月下旬から2月末までの期間だ。「この時期は受験の最終盤というだけでなく、私立大志望者は合格が決まり始めます。友達やSNSでつながる人の合格報告を聞くこともあるでしょう。本番が近づく中、周囲に影響されずに勉強するには、精神の強さが求められます」と解説する。
判定に一喜一憂せず、弱点や解けなかった問題に向き合うのはストレスがかかる。
事前に間違い尽くすことが本番のミス防止につながるが、ミスしても折れない心が必要。
第1志望校と傾向が近い大学の添削指導も先生に求めるなど、貪欲に学べる姿勢は強い。
この記事で見てきた通り、一般選抜での志望校合格を目指すなら、基本的にはどんな大学を目指す人でも精神の強さが大切になる。難関大を目指す人はなおさらだ。効率的な努力に基づく学習ができるようになれば、精神の強さが秋以降の飛躍を後押しする。小川先生は「過去問や応用問題に取り組む秋以降、伸び悩みは誰にでもあります。時に周囲の人にアドバイスを求めながら、粘り強く学習を継続しましょう」とエールを送る。

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