
達成感という即時報酬を得られる仕組みを作ると、つらさを軽減できます。1日の勉強を終えたら、「今日できるようになったこと・わかったこと」を手帳や日記、記録アプリに書き残していきましょう。目に見える・形に残すことで、成果を実感しやすくなります。特に「以前はできなかったが、できるようになったこと」を書き残せると、より達成感が得られます。

目標を立てる際は、まず難易度設定にコツがあります。高すぎる目標は、自己効力感の低下や挫折感を生み、「どうせ私なんて……」と勉強への意欲を削いでしまいます。なので、「ちょっと難しいけれど、挑戦したらできた」くらいの難易度を目安に、目標を立てましょう。使う問題集も、難しすぎるものや簡単すぎるものは避け、「頑張ったらできた」と思える、絶妙な難しさのものを選ぶと良いですね。こうした成功体験を積み重ねることが、自信につながります。
具体的な目標を立てると行動を起こしやすくなるのは、多くの研究結果でも示されているとおりです。しかし、「志望校に合格する」「模試でA判定を取る」といった、自分でコントロールできない目標を掲げても、日々の行動にはつながりにくいことがあります。志望校に合格するかどうかは未来のことですし、「これをやったから必ず受かる」と確約されるものではありません。模試の判定も相対評価ですから、他の受験生次第で変動します。なので、自分の力だけで結果をコントロールできる目標が適切です。「英単語を30個覚える」「間違えた問題を3問解き直す」といった、自分の行動のみで達成できる具体的な目標を設定して、実現を目指しましょう。

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