本命校対策で併願校をカバー
中学生時から裁判官に憧れて法学部を志望。オープンキャンパスで感じた校風や、瀟洒な校舎に一目惚れしたこともあり、一橋大を本命校に決定。国語は古文・漢文の代わりに近代文語文、英語はリスニング廃止など、出題が自分の得意・苦手に合致する点も決め手となりました。
文系最難関とされる数学に時間をかけ、解説を熟読して思考過程を理解する一方、得意な英語は通学中に単語帳を読む程度に軽減。世界史は中世ヨーロッパ史など頻出範囲について、教科書を繰り返し読んで時系列や因果関係を把握し、学校の先生に何度も添削を依頼しました。
自信のない早慶の法学部の合否発表は見ずに、試験に臨みました。1日目は数学で1題も完答できず落ち込みましたが、逆転の可能性を信じて、夜には翌日の世界史に向けて猛勉強。共通テストの失敗が脳裏をよぎり試験中も焦燥に駆られましたが、どうにか合格を勝ち取りました。


一橋大より自宅から通いやすかったこと、一橋大とは異なり希望者全員が法曹コースに入れることなどを考慮して、1番の併願校に決定しました。
一橋大とは出題傾向が全く違うため過去問演習を多く行うつもりでしたが、共通テストの失敗によって2次試験で挽回するために一橋大の対策を優先せざるを得なくなり、結局過去問は英語を1年分解いただけでした。
国語が現代文・古文ともに非常に難しくて狼狽えました。試験後も合格の自信を持てず落ち込みましたが、逆に「これを糧に本命の一橋大に合格してやろう!」と自らを奮い立たせました。
知名度があることや、友人の多くが慶應を第1志望校にしていたことから、進学も十分視野に入れて選びました。
世界史は細かな知識まで問われると聞いて『世界史 一問一答』(東進ブックス)を反復しましたが、やはり一橋大対策に注力するため、小論文の対策は過去問の解答例を読むのみに。時間がなく、過去問演習はできませんでした。
3日連続の試験に疲労が蓄積して、英語の試験中につい居眠り…。世界史の記述も思うように書けず、結果的に小論文が採点対象外になるという惨敗に終わりました。ただ、なぜか早稲田の法学部よりも自信はありました。
商学そのものにはあまり興味がありませんでしたが、A方式なら小論文の代わりに数学で受験できるため、相性が良いと感じて併願受験しました。
通っていた塾で「一橋大の数学対策をしていれば確実に解ける」と言われたことを信じ、一切過去問を解かずに翌日の早稲田の法学部に備えました。
過去の入試結果でも数学型のA方式のほうが倍率や合格最低点が低かったこともあり、かなり気楽に受験できました。本番も手応えがあって合格した自信も持てたため、一橋大の試験前日に満を持して合格発表を見て、自分を鼓舞しました。

模試や共テリサーチでA判定の大学を1校は一般・1校は共テ利用で受験すると、本命校や上位併願校に向けた場慣れや、共テのマークミス確認に役立ちます。私はどうしても一橋大か早慶に行きたくて早慶を4つも受験しましたが、その分各対策が疎かになったのは反省点です。
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