入試前日から合格、そして大学入学へ (4/4ページ)

入試前日～合格までをレポート

前日
体調管理に気を配り、暗記科目を復習

試験前日は、本番と同じ時間に起き、体調管理に気を配りました。復習は暗記科目を集中的に行い、特に日本史が苦手分野だったため、ペンやマーカーでメモ書きをしていた教科書と図説を読み返しました。夕食は、体を冷やさないようにと母が温かい豚汁を作ってくれて、このように家族の支えがあったからこそ、ここまで来れたのだと実感しました。そして、睡眠不足にならないように23時には寝ました。

当日
合間の軽運動と軽食で集中力を維持

電車の遅延を懸念して、試験開始の１時間前には会場に着くようにしました。試験の間の休憩時間には、次の科目の暗記系の参考書（国語は古文単語帳、英語は英単語帳など）を読むようにしていました。また、長時間座りっぱなしだと体に負担がかかってしまうので、教室の外の廊下を歩いて体を動かしました。そして、ブドウ糖やお菓子を適度に食べて、最後まで集中力を保つようにしました。

受験後
合格祈願＆受験中の封印リストを解禁！

受験が終わったその日は、そのまま解放感を感じながら、氏神様の神社へ合格祈願をしに行きました。そして合格お守りを買い、背負っていたリュックにその場で付けたことは今でも忘れません。後日、これまで見ずに溜めていた動画を見ながら、家でゆったり休みました。このような「受験後にしたいこと」をリスト化していたので、モチベーションを保ちながら受験を乗り越えることができたのだと思います。

合格
自分の努力が報われ、親孝行できたと実感

受かっているか不安で、なかなか合格発表を見られずにいました。しかし、勇気を出してサイトを開き、「合格」の文字が見えた瞬間、喜びと涙で満ちあふれました。私は塾に通わず勉強していましたが、自分の勉強方法は間違っていなかったのだと実感できました。そばにいた家族も喜んでくれ、ケーキを食べながらお祝いしてくれました。その後、友だちにも合格を報告し、春休みに遊ぶ計画を立てました。

入学前の準備

参考書を購入し、通学路を下見
不要になった本や服をフリマアプリで販売して、得られた利益で英語の参考書を買いました。また、通学する電車の路線を決めて、入学前に通学路の下見をしました。すると、春休み中でも大学で勉強している学生とすれ違い、ますます新生活が楽しみになりました。

新歓イベントで友だち作り
SNSでどのような部活やサークルがあるのかを調べ、新歓期間に見に行く団体を決めました。SNSを入念にチェックしていたおかげで、入学式以前に開催される新歓イベントまで知ることができ、入学式にもそのイベントで出会った友だちと行って一緒に写真を撮りました。

入学して実感！大学の好きなところ

栄養満点の100円食堂

定食が100円で食べられる「100円食堂」は、年に２回１週間ほど開催されています。大人気につき抽選制で、好きな献立に応募して当選すると食べられます。写真は、当選したビビンバ丼と中華スープ、パンナコッタです。友だちは、別の日にカオマンガイに当選しました。

苺ジャムとスコーン作り

明治大は、神奈川県の小田急線沿線に「黒川農場」という大規模な農場を所有しています。そこで行われた「農場実習」では、野菜や果物を育てる楽しさを体験することができ、育てた野菜ももらえました。写真は、その実習内での苺ジャムとスコーン作りの様子です。

2025年春に完成する新校舎

生田キャンパスでは、2025年春から「センターフォレスト」という新校舎が使用開始となり、図書館もこちらに移動する予定です。写真は、授業の空きコマに撮影した工事の様子です。完成がとても楽しみで、2025年の受験生は新しい校舎で勉強できるので、運がいいと思います！

この記事は
「螢雪時代（2025年3月号）」
より転載いたしました。
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