スキマ時間を有効活用できるように勉強アプリを入れたが、勉強アプリの後にSNSを見てしまっていた。スキマ時間を100%勉強に使うことができなかった。
スキマ時間は、アプリではなく紙の単語帳や参考書で勉強した。調べものも、スマホではなく辞書や教科書を使ったり、先生に聞いた。時間の確認も、スマホではなく腕時計で。次第に通知すら気にならなくなり、勉強に集中できた。
(東洋大学/福祉社会デザイン学部)
高2までは、スマホのゲームやSNSに多くの時間を奪われていた。受験生になって減ったが、それでもSNS上での人間関係に悩むことがあった。
SNSはアプリではなくブラウザ版を利用すると、通知も来ないしログインが面倒で触らなくなる。最新ニュース等を得たい場合は、大手新聞社のアプリなど、娯楽性が低く堅実なものがオススメ。友達とのつながりのためにSNSを手放せない人も多いかもしれないが、受験期間中にSNSをやめていても同級生との交流は続いた。SNSがなくても、友情は成り立つと思う。
(東北大学/理学部)
SNSや漫画アプリを見続けて、あっという間に時間が経ってしまうことが多かった。また、周囲と勉強時間を共有できるアプリを見て自分のダメさに落ち込んでしまい、さらに勉強に手がつかなくなる悪循環に……。
スクリーンタイムをつけたり、電源を切ったり親に預けたりして、スマホに触れない状況を強制的に作って制限した。
(早稲田大学/文化構想学部)
宅浪中で他人の目がなく、緊張感もなかったので自制ができなかった。スマホを勉強部屋とは別の場所に置いても、取りに行って見てしまう日があった。
「このままじゃ落ちる!」と思い、スマホの使用時間を制限するアプリを入れた。さらに、マンションの郵便ポストにスマホを入れて、物理的な距離も取った。取りに行くのが面倒な距離だと、スマホを断ちやすい。
(上智大学/文学部)
推しているアイドルの出演情報等を見るためにSNSを入れたままにしていたが、そのまま関連ポストを見続けてしまった。
同じ悩みを持つ他校の友達と、お互いにスクリーンタイムのパスワードをかけ合い、1日の利用時間を制限した。身近な人にかけてもらったパスワードは簡単に解除できるが、なかなか会えない人にかけてもらうことで、解除できない状況を作った。
(立教大学/社会学部)
学習記録を共有できるアプリで、成績の良い人を見て落ち込み、勉強に対する意欲をそがれることがあった。
学習記録は紙の手帳に記録した。ノートにまとめる作業が好きだったので、勉強の息抜きにもなった。
(琉球大学/医学部医学科)
休憩と勉強の時間を決めていたのに、友達からLINEが来るとそのまま会話を続けてしまって、勉強を始める時間が後にずれていってしまった。
LINEが来ても既読をつけず、夜と朝に一斉に返信するようにした。「昼は勉強!」と、自分でルールを決めた。
(北海道大学/経済学部)
勉強系アプリは、課金して広告を消すと集中できる。
(東北大学/理学部)
アプリや動画など様々なコンテンツがあるので、スマホを使った勉強は有益だった。しかし誘惑も多いので、強い意志は絶対に必要。自分の性格を考えて、使うか使わないか決めるべき。
(東京大学/文科三類)
SNS断ちをしたら精神が安定した。
(横浜国立大学/経営学部)
自力で制限できると思わずに、周りに協力を仰ぐ。言い出しにくくても、志望校に受かるためなら安いもの。
(広島大学/法学部)
学部情報や入試方式を調べて受験戦略を立てると良い。スマホやSNSは上手に活用して、情報収集するべき。
(早稲田大学/教育学部)
適度な息抜きには最適。私の場合は、1時間勉強したらショート動画を一本見ると決めて、勉強を頑張れた。
(早稲田大学/文化構想学部)
スマホでさっと調べるよりも、時間や手間をかけて調べたほうが記憶に残りやすい。先生に直接質問したり、辞書や教科書で調べると、スマホを断てるし、勉強効率的にお得。
(上智大学/文学部)
動画で見たほうがわかりやすい内容の科目もあるし、地方の受験生が都心の先生に質問できたりするので、活用してほしい。
(関西学院大学/総合政策学部)
Instagram等のSNS系は消し、学習アプリやYouTubeは活用するなど、線引きすると良い。
(滋賀県立大学/環境科学部)
「1回だけ」という意志の弱さから、だんだんスマホの使用時間が増えていく。早いうちから、スマホのない生活に慣れておくことをオススメする。
(琉球大学/医学部医学科)
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