
例年、国公立大合格者数で全国有数の実績を誇る熊本県立済々黌高等学校。では、合格者・不合格者を比べると、夏休み前と後、そして2学期中盤にかけて、学力の伸びにどのような傾向の違いがあるのか。同校で長年、進路指導に尽力されてこられた篠塚 年洋先生に、模試の成績データから検証していただいた。

しのつか・としひろ◎教職歴31年目。同校に赴任して11年目。数学担当、男子女子ハンドボール部顧問を務める。「教え過ぎない」「与え過ぎない」「話し過ぎない」をモットーに生徒の自主性を育てる指導を心がける。学習と部活動の両立を目標とする「文武不岐」を理想に掲げた指導を行っている。
集計の概要

本校の3年生は、6月まで高校総体・総文祭※に一生懸命取り組むため、落ち着いて学習する時間がありません。しかし、高校総体・総文祭が一段落したら、受験生へと変貌し、勉強に励むようになります。まずは、自分に何が足りないか、いつまでに、どこまで学力を高めなければならないか分析を始めます。国公立大志望者も私立大志望者も、明確な目標を設定して計画を立て、勉強するルーティンを習慣化し、夏休みに学力を向上させます。
すると、夏休み明けには、徐々に学習効果が目に見えてきます。そして、自分の秘めたる力に驚くとともに、学習意欲・進学意欲に火がつき、志望校のランクを上げてチャレンジしたいと思うようになります。このような生徒は、さらに学力が向上していきます。
私たちは生徒の背中を押し、支えて応援し、生徒はますます意欲を増して、志望校合格への道程を着実に進んでいきます。最終的には生徒の多くが合格を勝ち取ります。
※熊本県高等学校総合体育大会・総合文化祭の略称。
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